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34・サムライの如く、妖刀を使って戦え!

 やく一ヶ月ぶりの投稿ですわぁ。他の作品に構っていたり、集中力が出なくて時間かかってもうた。

 あと最近になって、ブックマークが増えたんですわぁ♪

 鞘から抜かれた闇月の刃は、まるで闇夜に浮かぶ月の様に美しかった。

「綺麗だな…」

 刃を見てそう呟くマイン。

『キシャアア!!!』」

「!?」

 ギガント・ホーン・インセクトの雄叫びで、正気に戻るマイン。

「って見蕩れている場合じゃ無いよ! やっぱり妖刀だからかな?」

 そんな事を呟きながらマインは、向かってくるギガント・ホーン・インセクトの攻撃から避けようとしたが…

「ギグッ!?」

 両脇腹の傷の痛みと其処から流れる血により、足を止めてしまう。更にはそのせいで飛ぶ事も出来ないのであった。そうしている内に、ギガント・ホーン・インセクトは目の前まで迫ってきた。その時…。

『…えて』

「えっ?」

 何処からとも無く聞こえた声に、マインは戸惑う。

『ボクを…構えて…』

「!?」

 その声はマインが持っている、闇月から聞こえてきた。

「今のって…刀から…?」

『早く…構えて…』

 中性的な何処となく幼さを感じる様な声だが、その声はマインにそう訴えた。

『キシャアア!!!』

 そうこうしている内に、ギガント・ホーン・インセクトが中央の角を振りかぶってきた。

 マインは反射的に闇月を構えた。


 ギィィィィンンン!!!


 激しい金属音と共に、闇月の刃はギガント・ホーン・インセクトの角を受け止めた。

『ギッ!?』

 ギガント・ホーン・インセクトは受け止められるとは思っていなかったのか、動揺した様子を見せた。そしてそれはマインも同じであった。

「嘘でしょ…刀一本で怪獣みたいな虫の突進を受け止めたよ…」

と、動揺していると…。

『今のうち…角を切り落として…』

 再び声がした。

「っ!? ぉりゃ!!!」

 マインは手に力を込めて、闇月を角に押し付ける様にした。


 ザンッ!!!


 ギガント・ホーン・インセクトの角は、大音と共に切断された。

『ギィィィィィ!!!!!!』

 角を折られた事が痛かったのか、それとも動揺したのか、ギガント・ホーン・インセクトは奇声を上げて退がった。

「凄っ…あの固そうな角が大根の様に切れた…」

 闇月の切れ味の良さに、関心する様な言葉を述べるマイン。

「……」

 それを見てマインは確信した。この刀ならあの虫を倒せると…。

 マインは両手で闇月の柄を強く握った。そしてギガント・ホーン・インセクトへと向かって走り出した。

『ギッ!』

 それに気付いたギガント・ホーン・インセクトは、マインを迎撃しようと、残った二本の両鋏をマインへと向けた。

 そしてマインが鋏の射的距離に入り、そのまま挟んで切断しようとした瞬間…マインの姿が消えた。

『ギッ!?』

 動揺するギガント・ホーン・インセクト。だがそれが命取りであった。何故ならマインは…ジャンプしてギガント・ホーン・インセクトの真上に居たからだ。

「っりゃああああ!!!!」

『!?』

 マインの掛け声に気付いたギガント・ホーン・インセクトだが遅かった。マインはそのまま闇月を横向きにして、落下とともに刃を振り下ろした。


 ザンッッッッッッ!!!!!!


 斬音と共に、ギガント・ホーン・インセクトの首は胴体から切断された。そしてマインは闇月を構えたまま、地面へと着地した。

「ハア…ハア…」

 首が切断されて絶命したギガント・ホーン・インセクトを見たマインは、安堵感からその場に座り込んだのであった。


 『剣術Lv1』のスキルを会得しました。


 妖刀を使って怪獣の様な虫に勝利したマイン、でもボロボロや…。

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