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21・激痛と生への執着心

 この話から少々、残虐な描写があるので、注意して下さいな。


『ガァアア!!!』

 抵抗された事に腹を立てたのか、フォレスト・ブラウンベアは雄叫びを上げながら向かってきた。

「接近戦なんかした事ないけど…やらないとね!」

 振り下ろしてきた爪を、間一髪で回避するマイン。先程まで押し付けられていた木に、鋭い爪跡が刻まれた。

「危な…あんなの当たったら、大ダメージは避けられない!」

 フォレスト・ブラウンベアの爪の攻撃に、戦慄を感じるマイン。しかし逃げてばかりではいられない。マインは爪攻撃をして空振りになり、隙が生じたフォレスト・ブラウンベアの腹に、拳を打ち込んだ。


 ドカ!


『ガァア!!!』

 しかしあまり効いている様子は感じられず、フォレスト・ブラウンベアは雄叫びを上げる。そして再び攻撃をしてこようとする。

「やば! また避けないと…」

 マインは慌てて回避しようとするが…


 ヒュン!


「がぁ!?」

 突然横から衝撃が来て、マインは吹き飛ばされて木へと激突した。

「ぐぅうう…???」

 頭を打ち付けた事により、マインは頭がクラクラする。

「な、何が…! 横から殴られた…?」

 よく見ると、フォレスト・ブラウンベアは横払いした様な手の形をしていた。

「コイツ…僕が回避するのを読んで…」

 意外にも頭の良い化物熊に、マインは動揺と悔しさを感じた。するとフォレスト・ブラウンベアはマインへと突進してきた。

 マインは立ち上がって回避しようとするが、先程頭を打った事で、軽い脳震盪にでもなったのか、足が上手く動かず、飛んで逃げようにも上の木が邪魔で飛べない。

 それでもマインは避けようとするが…。


 ザシュウウウウウウ!!!!!


 フォレスト・ブラウンベアの爪が、マインの胸部から腹部に掛けて振り下ろされて、模様の上に鋭い爪痕が残された。

「ギッ!? ガァアアアアア!!!!!」

 数秒遅れてやって来た凄まじい痛みに、マインは絶叫を上げた。それでも何とか回避する事が出来たマインは飛び退く様に草の上に転がる。

「ギッぐっ…あぁぁ…」

 強い痛みにのたうち回るマイン。爪痕からは大量の血が流れて、辺りに血の匂いが漂う。

『グルルルル…』

 血の匂いに興奮したのか、フォレスト・ブラウンベアは更に興奮する。

「あぐっ…ハアハア…」

 傷を抑えながらも、マインは何とか立ち上がる。流れ出た血が腹部から足に伝わり、足下の草を血に染める。

「ハアハア…もう完全に…僕の事を殺す気か…ぐぅ…死んでたまるか…二度も死んでたまるか…僕は絶対に生きてやる…」

 僅かに血が止まったのを感触で確認したマインは、そう呟きながら自分を殺そうとするフォレスト・ブラウンベアと対峙する。


 『格闘術Lv1』のスキルを会得しました。


 前話でも言いましたが、マインはヨハン程強くないので、今作ではマインは、某地球の守護神の怪獣の如く、結構ボロボロになるので…。

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