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12話 似たもの同士、勘違い、すれちがい。

ユニークpv1600突破しました! 感謝、感激であります!

今後も、瑞々しいファンタジーを目指して頑張りますので、宜しくお願いしますー!


そして、今回は短めです。

後書きに茶番追加しました。以上。


 ――――はっ!?

 


《じとーーー》



 ジト目を感じるっ!


(いやぁほら、力はすぐに回復したの。だからいつもと同じ感じに、やろうとして……、でも地上との消費エネルギーの違いは、忘れてたというかー)


 や、やばば――



「むーー……」



 眉が逆ハの字につりあがり、口をとがらせているサーちゃん。

 どう見ても不満げです。やばかわいい。


(エネルギー不足による副作用とかも、考えなかった訳じゃ無いけど……――ん?)


 今も、私の頭の中で話しているのは、“この世界を司る“女神。『念話』みたいなもので――ほんにんは『神託』だと言っていたけど――目の前に居る、真っ白な髪の少女、サーちゃんにはこの女神の声は聴こえない。はず。

 

 実際、誰かの頭の中なんて、分かりゃしないものだ。


 というか、サーちゃんのこと忘れてたよ……。

 どうやら女神様を諌めることに夢中になってしまったようで……。はぁ、やってしまった。完全にったらかしにしてたわ。――……でも、しょうがないじゃないか。種族を変えるとか教会ごと巻き込むとか不穏な声が聞こえたんだからさぁ



(種族を変えるなんて言ってないわよ――)



 ええい、うるさーいっっっ!

 今は私が話してるのっ! むう。


(あら、理不尽……)


 まずい。マズい。拙い。拙い。

 そもそも私から話を持ち出したのに何をやっていたのだろうか。きっと待たされたから、疲れて機嫌が悪くなってしまったはず……。

 それとも、もしかしたら……。


 ――いやいやいやいやいや、ちょっと待て。


 あのサーちゃんの顔を見てみるんだ。

 私には見える。そう、あの《どよ〜ン》とした青い半目の中に、時折好奇心の光がまたたくのを! きっとこれは、私の話の内容を想像して、純粋に楽しみに待っているのよ! ええ! 必ずや! 間違いないわ――!



(……へぇ、そう)



 ……――いや無い、これは無いわ。


 第一、ジト目なのよ。

 これだけ待たせてるんだし、何をトチ狂ったら“機嫌が良い“なんて解釈できるのやら。

 むしろ逆よ、逆!

 どぉー考えてもご機嫌損ねてるから!



(まぁ、そうよねぇー。ふふふ)



 くっ、あの女神のドヤ顔が頭に浮かんできて、今この上なくうざったいわ。

 それにイメージも送れるなんて聞いてないわよ。――……てっきり声しか送れないのかと思っていたのに


(あら、私は神の中では、割となんでもできる方なのよ? 今までは“必要がなかったからやらなかった“、ただそれだけのことよ)


 ふーん。……まぁ、神様の行動理念とか倫理観とか私はどうでもいいから、そこまで気にしないけどさ。


(ふふふ、そう! 気にしなくて良いのよ。それに……私がやろうと思えば何でも知ることができるのよ。例えばそうね、サキちゃんの考えてる事とか……)


 う、それは気になるかも。


(ま、必要がなければ教えないけどね。)


 ちっ。けち。

 変に煽られると余計に気になるんだよなぁ。


 ぐぬぬ、これ程までなのか、誰かの考えている事を知りたいと思うなんて、今まで無かったことだわ。

 あの幼い少女の、深く、青き瞳の奥を覗いてみても、おそらく、その思考を読むことは、かなわないだろう。

 多くの人を見てきたが、サーちゃんは特に分からない。感情はだだ漏れだけどね。なんとも、不思議な女の子だ。


 ――いつの間にか蝋燭も短くなっているし……、はぁ、かなり時間が経ってしまったみたいだね。

 あとで蝋燭変えなきゃ。寝るまで明かり持たないよこれ。



「むむ……」



 サーちゃんが眉を顰める。口も、更につーんと尖ってきた。そして視線は私に固定されて、じーっと顔に釘付け。


 はいぃ! ジト目が痛いですっ! ごめんなさい!

 もはや意識を反らすことも許されないらしい。

 それに、何だろう。

 こう、良心にズキズキと来るものがあるわ……。具体的に言うとこんな可愛い娘を遅くまで夜起こしてはいけない、とか出来れば一緒に寝たい、とか。……あれっ、良心って何だったっけ?



(貴女は相変わらずだけど、取り敢えずそのそこはかとなくロクでもない良心を棄てましょうか。)



 この女神は何を言ってるのでしょうか――良心を棄てろってさ――えぇ……。





「……アリーさん・・・・・、誰と話してたの?」


「……ッ!」



 や っ て し ま っ た


 女神様と話せる能力がサーちゃんにバレるのは割りとどうでも良いんだけど……――ちょっとオイとか言われても何処に振り返れば良いのか分かりませんねぇ――何よりもいけないのは、サーちゃんがまた他人行儀になってしまったこと! これはまずい。このまま「アリューカさんなんて嫌いっ!」とか言われたら間違いなく卒倒する自信があるわ。相当怒らせてしまったようだし。さてさて、どうやって許して貰おうか……。







 「……アリーさん、誰と話してたの?」


 あっ。また”さん”付けして呼んじゃったよ。

 やっぱり心の中でも呼び捨てしないと、ついつい口から出ちゃいますね。アリーって呼べるように治せるのでしょうか……。でも、呼び捨てしないとアリーさんともっと仲良く出来ない気がします。


 私の経験ですが…、“〜さん“の丁寧語はより親しくする為に障壁なるモノだと思うのですよ。だからあの小学校の人々・・しかり、司書さんしかり。司書さんあのひとは優しいのですが、なんだかわたしを気遣うようにはれものをさわるように接してくれていたのです。もっと思いっきり親しくしてなでて欲しかったのですが、いかんせん、わたしが勇気を出して、あの丁寧語の障壁を乗り越えられなかったせいですね……。


 そして、さっきから何やらぶつぶつ独り言を言っていたアリーさん。


 その表情は、焦ったり、安堵したり、キッと顔を引き締めたり、ガクガクと慄いたり、ペカーッと歓喜を浮かべたり、にへら、へにゃりと柔らかい笑顔を浮かべたり、とまさに一人百面相ですよコレ。


 はえー。こんな人も居るんですねー。百面相とか、わたし初めて見ましたよ。特に最後の表情とか、アリーさん可愛すぎます。雰囲気ミステリアスな人が実は表情豊かとか萌えですよね、ギャップ萌えです。


 でも一体、何が彼女を百面相に駆り立てているのか、暫しアリーさんを観察しながら考えに耽る私は、ますます慌ただしく、その表情を変化させていくアリーさんを見ていて思い出したのです。


 そういえば、晩ご飯を食べた後、

 ――ちなみに、アリーさんが作ってくれたのはシチューでした。ええ。お芋とお肉の簡単なものでしたが、美味しかったです――

突然、「それはダメでしょ!」とか言い始めた辺りから様子がおかしかった気がします。

 まるで誰か、見えない第三者に向かって話しているようではありませんか! なにそれ、テレパシー? すごーい!

 

 という訳で、口からついて出たのが、あの一言なのです。

 ああ。油断してしまいました。

 次からは気をつけるで、ここは方を付けようではないですか。

 うん。明日から頑張る。


((それ、頑張らないやつよね……))


 アリューカにも聴こえないよう呟いた、その女神の独り言を聞いた者はいなかった。



心内表現が多いです。


以下、茶番。

各自(オノマトペ)ランチャー用意。

目標、心内表現の語尾! 自由射撃、撃てぇぇ!

「(ガックリ)を喰らえぇぇ!!」 

「(くわッ!)するがいい!」

「ふははは、行けぇ!最強の(#)!!」


『かっこオノマトペかっこ閉じランチャー』です……かっこ悪い。


「隙きあり!!喰らえぇ、(ボソッ)!」


ふ、痛くも痒くも無い。


「ふははは、我がとっておきの(何やってるんだコイツら)!!」


もはや痛いな。


「そう!……何がって言えば我々がイタイのだ!!」


普通に喋れるんかい。


「すまんな、もう弾が無いのだ。」

「た、隊長!!」

「はあ、はぁ、私も、この(うるうる)で終わりですっ!」

「お前ら……」


「ふははは、何だ、もう終わりか?」


お、ダークホースかな。


「しょうが無い、我の最後の一発だ、喰らってけい!」


お前も弾切れかよ……。


(完)


※もはやオノマトペじゃない件

あと、この小説は【ほのぼの】ですからぁ!(強調 


次回。本当の本当にスキル回。

……?

え、フラグ?ハハ、何のことやら。


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