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第十八話 ハム公と再会
賢者とハム公がいちゃついている。
ひまわりのような笑顔。
「ハム公と別れた後もずっと持ち歩いてたんだよ」
そう言ってひまわりの種をハム公にあげる賢者。
ハムハムとひまわりの種を齧るハム公。
その姿に勇者はすっかりと毒気を抜かれてしまった。
少し緊張のとけた勇者がふと、あたりを見回すと、洞窟内の一角に赤黒い染みがあることに気がつく。
「血、、、?」
だが、ハム公が怪我をしている様子はない。
勇者の背筋に冷たいものが流れる。
動揺を悟られないように賢者に声をかける。
「ハム公もいきなりでびっくりしてるだろ?今日のところは一旦出直そう」
賢者はビクッと身体を震わせ、寂しそうな、名残惜しそうな表情を浮かべながら、
「またね、ハム公」
と言い残し、その場を後にするのだった。




