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ハム公  作者: おかざ
第四部 ひまわりの種
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第十七話 ハム公と洞窟

いくつかの洞窟を巡る。

ひんやりとした洞窟の中を進むと、

「あ、ひまわりの種!ハム公かな?」

よく見るとあちこちに散らばっている。

奥の行き止まりまで進んだが、そこには無数の穴が存在するだけだった。

「近くにいるかもしれない」

少し緊張気味の勇者を他所に、

「ハム公、元気だといいな」

さっき拾ったひまわりの種を眺めながら、賢者は微笑む。

洞窟の入口で数日様子を見るものの、ハム公は現れなかった。

「ここはもう離れたか」

「そうね、でもハム公、ひんやりしたところ好きだったから、別の洞窟にいる可能性はあると思う」


二人は再び洞窟を巡る。

「入口に、花?」

「花、、、ね。」

勇者は特に気にも止めず洞窟内に進んでいく。

そこに、少し遅れて賢者が続いた。

洞窟を進んでいくと、少し広い空間にでたところで、丸くなってすやすやと眠るハム公を見つけた。

「ハム公っ!」

賢者が駆け寄る。

「待っ、、、!!」

勇者が声をかけ切る前に、賢者はハム公に抱きついていた。

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