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第十七話 ハム公と洞窟
いくつかの洞窟を巡る。
ひんやりとした洞窟の中を進むと、
「あ、ひまわりの種!ハム公かな?」
よく見るとあちこちに散らばっている。
奥の行き止まりまで進んだが、そこには無数の穴が存在するだけだった。
「近くにいるかもしれない」
少し緊張気味の勇者を他所に、
「ハム公、元気だといいな」
さっき拾ったひまわりの種を眺めながら、賢者は微笑む。
洞窟の入口で数日様子を見るものの、ハム公は現れなかった。
「ここはもう離れたか」
「そうね、でもハム公、ひんやりしたところ好きだったから、別の洞窟にいる可能性はあると思う」
二人は再び洞窟を巡る。
「入口に、花?」
「花、、、ね。」
勇者は特に気にも止めず洞窟内に進んでいく。
そこに、少し遅れて賢者が続いた。
洞窟を進んでいくと、少し広い空間にでたところで、丸くなってすやすやと眠るハム公を見つけた。
「ハム公っ!」
賢者が駆け寄る。
「待っ、、、!!」
勇者が声をかけ切る前に、賢者はハム公に抱きついていた。




