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最強の喧嘩師

 Z町には最強の喧嘩師と呼ばれるSという男がいた、 身長は2m近くはあろうかと言う巨体は筋肉で覆われている、自ら喧嘩を売ることはないが、売られた喧嘩は必ず買っていた。

 喧嘩に武器は使わず、不意打ちを好まず、喧嘩をする時は必ずそのための場を設けて一人で戦うことを美学としていた。

 そんなSの噂を聞きつけ、全国各地から喧嘩自慢がSと喧嘩をするためにZ町に集まった、Sは全国の喧嘩自慢達と毎日喧嘩を続けたが、一度も負けることはなかった。

 

 今日もまた喧嘩自慢達が彼の元へとやってきた、一人目は身長の高さならSをも超える男だった、腕にはメリケンサックを付け、長身を活かしたリーチで殴ってきたが、Sは男のパンチを受け流し、空いたボディにパンチをお見舞いした。

 男はSのパンチを耐えることが出来ずに呆気なく降参した。

 

 次の相手は二人の兄弟だった、Sは二人同時に相手をすることにした、二人はSを挟み撃ちすることを狙ったがSは狙いを片方に定めた、一人の強さはそこまで強くなく、片方を倒すとすぐに降参した。


 次の相手は身長も体格も人並みであり、手には武器は持ってない様子だった、Sも止めるように催促したが、男は止めようとはしなかった、Sはすぐに終わらせようと始まるや否や男に突っ込んだ、男は距離をとりながら隠し持っていた銃でSを狙い引き金を引いた。


 一発の銃声が鳴り響いた後、Sはその場に倒れ即死した。

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