タイムマシン
T星の研究室ではタイムマシンの研究、そして開発が行われていた。
「博士、いよいよタイムマシンの完成まであと一歩ですね!」
「あぁ、あとはパーツを組み立て、電源を入れればタイムマシンの完成じゃ」
博士は助手と共にパーツを組み立て、タイムマシンの電源を入れた、博士達は実験の成功を祈り、固唾を飲んで見守った。
少し時間が経った後タイムマシンが起動した、博士達は実験の成功を喜んだ。
「やりましたね博士!ついにタイムマシンが完成しました!」
「これで世界中の人々が幸せになるはずじゃ!」
博士は試しに、箱の中に物を入れて鍵をかけ、誰もいない部屋に箱を置いた、タイムマシンで過去に戻り、箱の中身を取り出すと現代の箱の中身は空っぽになった。
タイムマシンを使って過去で行った事は現代にも影響を与えることを知った博士は、タイムマシンを使い過去に戻れるサービスを開始した。
値段は超高額だが、お金持ち達は過去の家族や友人に会ったり、過去の過ちを取り消すために使用した、博士は現代への影響が大きい事への使用は固く禁止した。
やがてサービスには国からの依頼が届いた、最初は絶滅した動物の研究や未解決事件を解決するための依頼だったが、やがて国は過去を大きく変える計画を立てた。
現代の武器を過去の時代に持ち込み、他の国々と戦争をして、世界を支配しようとしていた、博士は国の恐ろしい計画を知り、直ぐにサービスを停止した。
博士は国に計画を止めるように頼んだが国は聞く耳を持たず、タイムマシンを強奪するため、軍を率いて研究室に乗り込もうとした。
博士はこんなことになるのなら、あの時タイムマシンなんか作らなければよかったと酷く後悔した。
国の計画を阻止することを諦めた博士はタイムマシンに乗って過去に戻った、タイムマシンについての情報を全て消去し、タイムマシンのパーツを破壊した。




