第四十九話 まずは飯
この作品はとある配信者さん達をモデルにした二次創作です。
実際の人物には関係の無い話なのでもしモデルの配信者を見つけてもその方の配信などで話題に出すのはお控えください。
自分で読む用ですので読みずらかったらすいません。
「飯だな」
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即答だった。
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マッキーが呆れた顔をする。
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「宿じゃなくて?」
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「飯」
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「情報収集は?」
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「飯」
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「頑固か」
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マリーが小さく笑う。
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「とりあえず食べてから考えましょうか」
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「助かる」
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雪猫が珍しく即答した。
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三人は屋台通りへ向かう。
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朝市が始まったばかりらしく。
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様々な店が並んでいた。
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焼き肉。
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串焼き。
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パン。
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果物。
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湯気の立つスープ。
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香ばしい匂いが漂う。
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雪猫の足が止まった。
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「……肉」
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マッキーが吹き出した。
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「猫じゃねぇか」
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「化け猫だからな」
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否定しなかった。
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三人は串焼きの屋台へ近付く。
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店主は恰幅のいい男だった。
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「おう!」
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「朝からいい肉あるぞ!」
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雪猫が即座に反応する。
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「三本」
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「早ぇな!?」
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「四本でもいい」
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「増えてる!」
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店主が豪快に笑った。
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「兄ちゃん気に入った!」
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「一本おまけしてやる!」
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「いい人だな」
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雪猫が真顔で言う。
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「現金だなぁ……」
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マッキーが呆れる。
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しばらくして。
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三人は近くの広場で朝食を取ることになった。
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焼きたての串。
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温かいスープ。
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焼きたてのパン。
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マリーが嬉しそうに頬を緩める。
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「美味しい……」
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「街の飯はいいな」
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マッキーも満足そうだ。
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雪猫は既に三本目へ入っていた。
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「食うの早くね?」
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「冷める」
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「理由になってねぇ」
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その時だった。
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広場の反対側から。
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どよめきが聞こえた。
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「おい」
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「またかよ……」
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「最近多いな」
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人々が何かを見ている。
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三人も自然とそちらへ目を向けた。
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広場の中央。
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掲示板があった。
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大勢の人が集まっている。
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マッキーが首を傾げる。
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「何だ?」
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近くを通った冒険者らしき男が答えた。
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「討伐依頼だよ」
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「しかも銀級指定」
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その言葉に。
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周囲がざわつく。
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マリーが小さく呟いた。
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「銀級……?」
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雪猫の耳がぴくりと動く。
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冒険者の男は掲示板を指差した。
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「街の北にある古城」
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「最近、人が消えてるらしい」
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風が吹く。
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掲示板に貼られた依頼書が揺れた。
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そして。
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その依頼書の端には。
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見覚えのない紋章が刻まれていた。




