妹と買い物
僕は昨日、早速3人で部活をした。麗奈、僕、龍介の3人。麗奈の家までの5キロの道のり。これが習慣化してきていることに怖さを感じている。
今日は休日。妹と買い物をすることになっている。
「お兄ちゃん。準備できた?」
「あぁ、もちろんだ。」
妹の名前は遠藤結、中学3年生。今日は、日用品を買うためにショッピングモールに向かった。
「買っておきたいのは服や雑貨だな。結は欲しいものあるか。」
「うぅんー、服が欲しいかな。もう春になってるし、新しい服が欲しい。」
「そうだな、まず服を買いに行こう。」
まずショッピングモールの2階にある服屋に行った。そこに置かれている服は女物で、オシャレな雰囲気だ。僕はこの店に用はないので、妹が服を買うまで店の前で待つことにした。
この時間は長い。妹は服を選ぶのが長いのだ。これはあくまで私感になってしまうが、女性は服を買うのに多くの時間がいるのだと思う。
そうしょうもないことを考えていると、どこからか視線を感じた。その視線は近づき、話しかけてきた。
「こんなとこで会うなんて、奇遇ね!」
視線の正体は麗奈だった。
「いやー、こんなこともあるんだな…休日会えるなんて…。」
「うん、そうなんだけど。何で圭くんが女性向けの服屋にいるの?男物は向かいのお店にあるよ。」
麗奈は僕に軽蔑の視線をぶつける。
「いやー、これには理由があって…。」
「どうな理由かしら?」
「……あっ、」
理由を話そうとした時、後ろから声をかけられた。
「服買いおわったよー。」
ちょうど妹が服を買い終わり僕の後ろに立っていた。
「あなたは…誰?……もしかして彼女!?」
そうすると妹は僕に抱きつくようにして、
「そうだよー!私たち付き合ってるんだよ!」
それを聞いて麗奈は顔を赤らめて、あたふたしていた。
「いや、違う!僕たちは兄妹だよ!彼女は妹の結!」
僕はすぐさま妹の言ったことを訂正した。
「おい、結!麗奈を揶揄うなよ。」
「はーい!」
結は反省してない様子で、返事をした。
最近の女子中学生はこんな感じなのか?妹の謎のノリに不思議に思った。
「それなら、よかった!あなたが妹の結さんね。よろしく!」
麗奈は元気になり妹に自己紹介をした。
「よろしくお願いします!麗奈さん。私のことは結、とお呼びください。」
僕は一段落落ち着いたところで麗奈に買い物を誘った。
「誤解が解けたことだし、一緒に買い物するか。」
「いいねー!」
了承を得たところで買い物が始まった。




