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久しぶりに会った幼馴染のスペックが高すぎた!  作者: もち⭐︎オムライス
麗奈の秘密

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11/12

新たな最強現る

 今日は一限目からバスケだ。

 バスケは井上の合図で始まった。

 「初め!」

 バスケの最中二人だけずば抜けてうまい人がいた。一人はもちろん麗奈(れな)だ。あともう一人は誰だ?

 「有馬(ありま)さん!パス!」

 麗奈(れな)は、バスケ部である有馬夏帆(ありまかほ)にパスを求めた。

 「麗奈(れな)さん。はい!」

 麗奈(れな)はパスを受け取りそのままスリーポイントシュートを決めた。

 シュートしたボールは、ゆっくり落ちてくる。そして落ちてきたボールをそのまま取り、一気にゴールに向かって走る影があった。

 (みなみ)だ!

 (みなみ)はそのまま駆け抜けてスリーポイントシュートを決めた。シュートをするまでは一瞬だった。

 結果的に麗奈(れな)のチームは負けて、(みなみ)のチームが勝った。

 「くっ、くやしいーー!」

 麗奈(れな)は体育館の地面に座りこみ、くやしさで地面を何回も叩いた。

 「麗奈(れな)さんが負けるとは…(みなみ)ってのは何者だ?」

 龍介(りゅうすけ)は僕に聞いてきた。

 「さあな…知らないよ。」

 僕は端的に答えた。

 全てが終わり放課後で帰ろうとしていた時だ。

 「(けい)ちゃん。久しぶり。何年ぶりくらいかな?」

 後ろを振り向くと(みなみ)がいた。

 「さあー。どちら様ですかー?」

 「誤魔化さないでよー!忘れたとは言わせないよ。従姉妹の(みなみ)だよ!」

 「ああー。そんな人もいたかな。」

 「もう、(けい)ちゃんひどいよー。冗談が過ぎるよー。」

 そう、(みなみ)は僕の従姉妹なのだ。昔はよく会っていたものの、最近は会っていなかった。まさか、転校してくるとは。

 「まあ、久しぶり。また会えて嬉しいよ。」

 「ありがとう。そう言ってくれるのを待っていた。」

 「たったったったったっ」廊下の先から走ってくる音が聞こえた。

 「(けい)くん一緒に帰ろー!」

 麗奈だった。一限目のバスケを忘れたように元気だった。

 「(けい)くん行こっ、…げっ。」

 麗奈(れな)(みなみ)を見た瞬間黙り込んだ。

 「何で、あんたがいるのよ。(みなみ)。」

 麗奈(れな)は低いトーンで話した。

 「何ですか。バスケの時の逆恨みならやめてください。」

 (みなみ)はきっぱりと言った。

 「それよりも、何で(けい)くんと話しているの?」

 「まあ、知らないでしょうね。私たち従姉妹なんです。」

 「えっ、ええーー!」

 まあ、びっくりして当然だ。(みなみ)と僕が従姉妹だと想像できないだろう。

 「えっ、そうなんだー。怒ったりしてごめん。」

 「いいですよ。私と(けい)ちゃんの関係は知らなかったですし。」

 「そうね…」

 「そろそろ僕のことを思い出してくれるかな。二人の世界に入らないで。僕のこと忘れてるよー。」

 「そうだね。私は(けい)くんと帰らないといけないの。」

 麗奈(れな)はそう答えた。

 「いや、(けい)ちゃんは私と帰る!決定事項だから!」

 「私たちには部活があるの。」

 「いや、関係ないは。私たちは従姉妹ですもん。」

 「従姉妹は関係ないー!」

 また、二人の世界に入り、言い合っていた。麗奈(れな)(みなみ)はこの時からライバルになった。

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