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勇者に転生したけど理不尽だ  作者: 甘味好き
邪神へ続く道
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最強武器と次への道




「大丈夫だった!?」


亀裂から救助され、助かったと一息。


もう、ジェダの姿はそこにはなかった。


「………大丈夫だよ」


「なんや、スッキリした顔して」


「え?そうかな?」


「あの、皆さま!お師匠様が伝説の武器を今なら作れると言っています」


「伝説の武器?」

 


****勇者シゲ****


 

あれ?久しぶりか?

まだ知らない事があるとかびっくりなんだが……



****伝説の武器作成が解放されました****

 


いや、今ワルツから聞いたし、たぶんワルツが教えてくれ……



****鍛冶師ガルリーから、伝説の武器のレシピがもらえます。素材を渡すと、作って貰えます****



うん、いや、たぶんそんな事だとは思ったけど!?



****伝説の武器はこの後のオルランドクリアまでの短い期間のみ作成可能となります****



え?なんで?

いつでも作ってくれても良くない??



****忘れずに作って下さいね****



「理不尽!!」


「勇者様もモノローグ持ちだったとは……」


ワルツがきょとんとシゲを見つめる。


「違う!!」


「あ、お師匠様はこの奥の鍛冶場にいますので、HEY!伝説武器作って♪と、いつでも話しかけて下さいね」


待って待って、そんな軽いノリで話しかけれないからな!?


ワルツじゃないんだから!


「伝説の武器………、あ、あれや。最強武器の事や」


「え?最強武器?」


「善は急げや!さっさ作ってまうで!」


奥の鍛冶場へと行けば、もうガルリーはカンカンと音を立てて作業している。



「あの、伝説の武器の、、レシピを…」


「…………………ほれ」


少し間はあったけれど……。

渡されたレシピを見ると……。



永久《とこしえ》の煌《きらめき》(炎属性)


アレクスピオスの杖(光属性)


フェンリルの弓(氷属性)


アルテミスの弓(氷属性)


海竜王《レヴィアタン》の轟槍(水属性)


森林龍《フォレストドラゴン》の地鳴り(木属性)


風神バルディッシュ(風属性)



と、ズラリと並ぶ。



「あれ?俺のとアリアのは?」


「シゲは聖剣があるやろ。あと、アリアのは多分マナの女神からもらう」


「ってことは…」


ガルーダはトライデントがあるし、リアはマサムネ貰ってた。


つまり、凍慈とセピアの武器を作れば良いんだな?


「………えーと、フェンリルの弓は~と。フェンリルの心核と……。なるほど」


ない天井に突き刺さりそうなほど伸びる鼻と、ドヤッとした顔の凍慈。


「な、頑張って強奪しといたかいがあったやろ?」


「そういうのは、もっと早くに教えてくれよ」


永久の煌には、ファフニールの心核が。


「これ、取れてなかったら作れないって事?」


「せやで。1の時は知らんかったから、酷い目におうたわ」


他の鉱石も謎に沢山持っていて……あ、あの鉱石ミニゲームで取ったのか……。


「普通は作るの、素材不足で結構苦戦するんやけどな……」


「はい、フェンリルの弓と永久の煌」



伝説の武器。

その下の文字は、一旦見なかった事にした……が……



「お、伝説の防具も解放されとるやん」


目敏い凍慈にすぐに見つかった


「………無理」


「……あー、おー……」


金額を見て、一旦メニューを閉じる。



「待って待って待って?何あの値段」


「…………うわ、今回素材渡して終わりちゃうんや」


「6人分だとして、、ギリ2人分しか無理なんだが??」


「どっかで金稼ぎせなあかんで……。ライトリアス抜ける前までに」


「何でライトリアス終わったら無理なんだよ」


「…………ラストダンジョン行くからや」


ラストダンジョン


その言葉は、何故かずしっとのし掛かった。


「そっか…」


「ま、まだライトリアスがあるし大丈夫やろ」




ワンダで一泊した翌日


ライトリアスへ向けワンダを出て地上へ



「この道を真っ直ぐ行くと、ライトリアスです!皆さま、お元気で!」


ワルツや他の騎士に見送られながら、その先へ。


来たときには気が付かなかったけれど、白い巨大な建物と……


天を突き抜ける巨大な木がもう見えていた



「道中一回くらいキャンプするくらいの距離のはず」


 

この時はまだ、知らなかった

 


この道を……


 

引き返したいと思う日が訪れる事を……

 




第3章

邪神へ続く道 完




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