4.3層目
ラドボルグのダンジョン3層目。
1、2層目とは明らかに違いダンジョンらしさ溢れる様相を呈している。
まず、天井が異様に高い。
でもって床が熱を持っている。
某ブロック積みサンドボックスゲームで言うところの地獄で下の岩盤付近から見上げる感じイメージをしてもらえれば良いと思う。
もちろんソレと違って水(というかお湯)が流れてるし、ベッド置いても爆発はしない。
とはいえ、全体的に温度が高いので発火物を持ってると危険ではある。
ちなみに10層までこんな感じらしい。
床には相変わらず乱戦の跡が残っている。
こんな広い場所を大隊程度の人数で制圧して7層目まで押し戻した親衛隊ってイカレてんじゃないだろうか。
「親衛隊は軍の中でも選りすぐりだからな。一人一人が特急列車を単独で動かせるほどの魔道士で、格闘戦も出来るバケモノしかなれないんだぜ。」
じゃあその選考から落ちたら何処に行くんだろう
「中央軍だ。そういえばスタンピードでは動かなかったな。」
「南方と西方の穴埋めしてたんだってよ。」
「なんだよ。直接来てくれりゃ親衛隊のご登場となることもなかっただろうに。」
「ソレな、貴族の暗闘。」
「西方軍もそうだったが中央軍も貴族が足引っ張ってたのか。さすがは斥候職、事情通だな。」
…狩人の斥候職に事情通スキルは必要なのだろうか。
リーダーの言っていた通りこの階層から時々魔物が襲って来るようになった。
基本的に前衛職のおっさんがクッソデカい大槌で真正面からぶちのめしていってるが、
飛行する魔物については装備の鈍重さが仇になって対処できないため後衛職が魔法や弓で対処をしている。
俺はと言うと、後衛職の魔道士として戦闘に参加しているのだがどうも違和感がある。
雀蜂の魔道士の火力が低すぎるのだ。
例えば同じ大きさの火の矢を出しているのに貫通力がない。
「どうしてハサマさんのアローと威力が違うんでしょうか。私は狩人としては結構魔力大きい方なのに…」
「あー。迷い人は魔法に込める認識が違うからって話を聞いたことあるぞ。」
それはあるかも知れない。俺はアニメでよくある荷電粒子砲のイメージで撃っているので弾速が早いし、貫通力も高いのだ。
もし俺のを真似しようとするならアニメを理解する事から始めないといけないので大変だろう。
まあ、仮に真似できたとしても俺の隠し球、リフレクターまでは行かないと思うけど。
某ブロック積みサンドボックスゲーム、3D酔いするからできないんだよなぁ




