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Sforzando  作者: 珠樹
1/1

出来たところまで公開

第一回書き出し祭り参加作品です。

諸事情により、段落・空行をいじった以外手直しはしていません。

連載予定も未定です…。ここから先続かないかもしれません。それでもよろしければどうぞ。

「SF」の二文字を見たとき、無意識に「スフォルツァンド」と読むようになってしまった俺は、もう末期だと思う。

 楽譜上でsfと表記される『その音を特に強く』という意味の音楽記号。

 頭の上に、今練習している曲の楽譜が浮かぶ。同時に、鬼顧問のしかめ面も。重い息が、口から洩れた。


「桐野君、ため息つくと幸せ逃げるわよ。ほら、手を動かす」

「すいません」


 司書の立川さんが、動きを鈍らせた俺を目ざとく見つけて、カウンターの向こうから声をかけてきた。

 それに首をすくめて、手に持っていたSF関連の本を棚に押し込む。

 図書室の空気は好きだ。せわしなく生徒が行きかう昼休みの教室とはかけ離れた、緩慢で穏やかな空気が流れている。

 この独特の空気は、人の心を穏やかな気分にさせる。荒々しい感情も、叫びだしたくなるような衝動も、こことは無縁だ。なんとなく特別な場所のような、侵してはならない聖域のような、そんな場所。

 ならば立川さんは、さながら聖域を守る女神ということになるのだろうか。


「書架整理、終わりましたよ」

「あら、ご苦労様」


 カウンターの席に座る立川さんに声をかければ、彼女は優雅に紅茶を飲みながら本を読んでいた。


「ここって、飲食厳禁じゃあ…」

「いいのよ、私の城だもの」


 なんとも横暴な女神様だ。


「なんだか桐野君、疲れた顔してるわね」

「…え。ああ、まあそろそろコンクールですからね」


 心配そうに見つめる彼女から目をそらして、視線を窓の外に向けた。見下ろした花壇では、すっかり色の褪せた紫陽花が葉を茂らせていた。


——梅雨はあと2,3日で明けるでしょう。


 出がけに見た天気予報の、ろくに天気図も読めなそうなお天気お姉さんのセリフを思い出す。

 その言葉が本当なら、カーテンを翻すこのうっとうしいじめじめした風との付き合いもあと少し。この風がどこか遠くへ去れば、じきに本格的な夏がやってくる。

 夏、なんていい思い出はあまりないけれど。少なくとも梅雨よりはましだ。楽器の状態にいちいち目くじらを立てる必要がなくなる。


「そっか、桐野君吹奏楽部だったね。今年はどう?順調?」

「どうでしょう。毎日怒鳴られっぱなしです」


 力なく微笑めば、立川さんは同情してくれたのかクッキーを一枚俺の手に握らせた。


「お疲れ様」

「…ありがとうございます」


 図書室の女神様は、気まぐれに優しい。


「で、今やってる曲はなんて曲?」

「オペラ『サロメ』の“七つのヴェールの踊り”って曲です」


 女神の眉間にわずかに皺がよる。


「サロメ…?そんな題名のオペラあったかしら」

「知らなくても無理はないですよ。上演にかなり物議を醸す作品ですから」


 立川さんの隣、カウンターの空いた席に腰かけた。静寂を旨とすべき図書室で、図書委員と司書が話し込むなんていかがなものかと思うだが。まあいいだろう、今は誰もいないようだし。


「もとはオスカー・ワイルドの戯曲です。サロメとは王女の名のことで、その美しさから義父のヘロデ王に好意の視線を向けられています。いたたまれなくなったサロメはあるパーティの日に会場を抜け出し、井戸に閉じ込められている預言者の声を聞くんです」


 俺は4月初めに見た「サロメ」のビデオを思い浮かべる。

 預言者はサロメに目もくれない。どころか、檻から解き放ち、口づけを求めるサロメを振り払って自分から檻に戻ってしまう。


「そんな折、王はサロメに踊りを踊ることを命じます。サロメは嫌がりますが『望みの物をやる』という王の言葉に踊りを踊ることを決意します」

「それで踊るのが『七つのヴェールの踊り』なのね」


 いつの間にか、立川さんの紅茶は空になっていた。窓からは相変わらず湿っぽい風が舞い込み続けている。


「ええ。裸体に薄い七枚のヴェールを纏って踊るから『七つのヴェールの踊り』。一枚一枚ヴェールを脱ぎ捨てて、最後には一糸まとわぬ姿になるそうです。そのせいで今でも物議を醸す問題作になってるんですよ」


 俺たちが見た「サロメ」では演出がうまく、演者が裸体をさらさないように工夫されていたが。それだってあの姿はあでやかで、艶めかしくて。正直見とれた。


「踊り終わったサロメが要求したのは、なんだったのかしら」

「首、ですよ」

「首?」


 図書室の女神は、そっと自らの首をさする。まるで目に見えない何かから自分を守るように。


「預言者の首です。王はおぞましいと断りますが、サロメは頑として譲らず、ついに王が折れてしまいます。銀皿に切られたばかりの預言者の首を載せて運ばれると、サロメは嬉しそうにその唇に口づけます」


 切られた首から滴る血をそのままに、愛しそうに唇を寄せるサロメ。おぞましいと同時に背徳的で、目が離せなくなる。


「狂女になったサロメを恐れたヘロデ王が、兵士にサロメを殺すように命じるところでこの舞台の幕は降ります」

「…一人の男を手に入れるためにそこまでするなんて。ああ、でも気持ちだけはわかるかもしれないわね」


 立川さんは遠くをみるように目を細めてつぶやいた。普段は穏やかな図書室の女神も、激しい恋をしたことがあったのかもしれない。今度それとなく聞いてみよう。


「でも、高校生がやるには少々荷が重いテーマじゃないかしら」

「そう、ですよね。曲自体は割と好きで、やりがいもあるんですがソロがちょっと…」


 いいかけたところを予鈴にさえぎられた。途端に立川さんははっとして立ち上がる。


「大変。桐野君授業に行かないと。遅れたら怒られるわよ、次はあの怖ーい半田先生の授業でしょう?」

「そうでした。クッキーごちそうさまです」


 図書室の女神は何でもお見通しだ。

 慌てて立ち上がり、廊下に出ると喧騒が一瞬にして戻ってくる。静かな図書館に若干の未練を残しつつ、俺は午後の授業へと急いだのだった。



「桃矢、おそい。早くしないとミーティング始まるよ」

「今日合奏らしいよ。災難だね、桐野のソロからだってさ」


 放課後。楽器を準備するために楽器庫へ向かうと、女子たちの厳しい言葉が待っていた。相変わらず、女子というものは容赦がない。束になられるとなおさらたちが悪い。


「わかったよ。急いで準備する」

「それから、今日幹部会だから」


 忘れてないと思うけど。

 背後からかけられた声にぎくりとする。後ろに立っていたのは、吹奏楽部のカリスマ部長、藍原百合花。


「や、やだなぁユリカサマ。幹部会なんて大事なものワスレルワケナイジャナイデスカ」

「ふーん。この前の幹部会すっぽかした副部長は誰だったかしら」

「まだ根に持ってます?そのこと」

「さぁね。私そんなに執念深いつもりじゃないんだけど」


 軽い口調とは裏腹に、藍原は吸い込まれそうな黒い瞳に険を含ませて俺をにらむ。

 どうやら美しくもおっかないこの部長サマは、この前俺が幹部会を忘れて帰ってしまったことを根に持っているらしい。


「き、今日は必ず行きますから」

「当たり前」


 藍原は言い捨てるとさっさと楽器庫を出て行ってしまった。


「きぃりぃのー!今日はあんたのソロからなんだから早く準備しなさいよ!」

「わぁかった、わかった。今行くから!」


 ほっとしたのもつかの間。今度は別な女子から怒鳴られた。


 もう何年も音楽の世界に身を置いているが、どこへ行っても女子の男子への扱いは変わらない。高いところにあるもの、重い楽器などを運ぶのはいつだって男子の役目。面倒くさい雑用も、係の仕事も、自分の分担じゃなかったとしても問答無用で手伝わされる。

 頼るだけ頼っておいて、あとは空気か何かのように扱われてはたまったものではない。

 一度、彼女たちが男子部員もいる部屋の中で着替え始めた時は心底驚いた。

 全裸にはならないし、タンクトップやキャミソールを着ているから気にはならない。というのが女子部員の言い分であったが、男子の側としてはそういう問題ではない。

 いろいろもめた挙句、俺が滅多に使わない副部長権限を行使して禁止した。

 その時のことを思い出すと今でもどっと疲れが襲ってくる。束になって歯向かってくる女子たちを説得するのが、どんなに大変だったことか。

 部長の藍原が話の通じる人で本当に良かった。…ただそのせいで、彼女には今でも頭が上がらないが。

 今日の幹部会もどうなることやら。

 愛用の楽器と楽譜を手に音楽室の扉を押し開ける。自分の口から無意識にため息が漏れていることなど、俺は知る由もなかった。



「…では、連絡は以上。10分後から合奏を始めます」

「「お願いします!」」

 部活前のミーティングを終えると、音楽室はにわかに活気づく。

 合奏前の過ごし方には個性が出る。

 ウォーミングアップを兼ねてひたすら音階練習をする者。音を念入りに合わせなおす者。自分の自信のない個所を練習する者。

 俺も何かせねばと楽器を持ち直す。今日は俺のソロかららしいから、音程を合わせなおしたほうがよいだろう。


 俺の担当楽器がフルートだと聞くと、大抵の男友達は笑う。曰く、似合わない。

 確かに、銀色で細身の華奢な横笛は、男が吹くような外見をした楽器ではない。銀色に光る、横笛。無骨な男子高校生よりも、深窓の令嬢あたりが窓辺で吹いていた方が様になる外見ではある。

 しかしそんな外見とは裏腹に、この楽器は尋常じゃないほどの肺活量を必要とする。それゆえ、肺活量の多い男性奏者は重宝がられる。

 現に俺もその理由でソロという大役を押し付けられた。


『私が吹くよりもホールで響くから』


 その言葉を口にした張本人である3年の先輩は、俺の隣で真剣に楽器の調子をみている。

 彼女にとっては、最後の晴れ舞台だ。


「槌田先生いらっしゃいました。部員一同、起立!礼!」

「「よろしくお願いします」」


 部長の号令で頭を下げる。

 その向こうで顧問の槌田は不敵に片頬を釣り上げる。

 ジーンズにTシャツ。およそ高校教師とは思えないいでたちのこの男こそ、われらが顧問にして指揮者、槌田雄。

 元々は優秀なラッパ吹きだという彼の功績は数知れず。槌田雄の名を出すだけで入部してくれる新入部員が毎年大勢いるくらいだ。

 そんな彼を、いくら高校の知名度を上げるためとは言え、ヘッドハンティングしようと考えた学校の首脳陣にはいくら礼を言っても足りないくらいだ。それにしても、彼を呼ぶために一体いくら金を積んだんだろう。

 背の高い指揮者椅子にどっかりと座り、槌田は大儀そうに足を組んだ。指揮棒をくるくるともてあそびながら、部員を眺めまわして次々に声をかけていく。


「高倉、今日の出席状況は?」

「欠席・遅刻ともに0です」


 まずはサックスパートの高倉芳里。彼女はマネージャーとして雑務全般を取り仕切っている。遅刻や欠席などの管理も彼女の仕事だ。


「三橋、昨日言ってた弦バスの調子はどうだ」

「はい。今日の昼休みに楽器屋さんに診てもらいました。ばっちりです」


 凛とした声で答えたのは、打楽器の三橋花菜。彼女は打楽器セクションのリーダーだ。「弦バス」の愛称で呼ばれるコントラバスもまとめて管轄下に置いてある。


「おい、俊。この前グダグダだった金管のフレーズは大丈夫なんだろうな?」

「もちろんです」


 金管セクションのリーダーである大道寺俊は、チューバの担当だ。普段はぼんやりとした優しいまなざしをした彼も、部活の時だけは人が変わったように目つきが鋭くなる。


「蓼科も、ちゃんと音程合わせてきたんだろうな?」

「神に誓って」


 木管セクションのリーダーであるクラリネットの蓼科紀子は、コンサートミストレスも兼ねている。

 プライドが高く、自信家の彼女にはぴったりだ。


「梨壱、終わったらちょっと来い。楽譜の指示を変えるからあとで伝達しとけ。…あと、音楽室前の女ども何とかしろ」

「楽譜の件は了解しました。女の子たちに関しては俺の管轄外なので何とも」

「五月蠅い。言っとけ、色男」


 学生指揮者の吉沢梨壱は、トロンボーンを操る部内きってのモテ男。毎日のように音楽室前の廊下は、彼の姿を一目見ようという女の子たちで大騒ぎだ。


「そうだ、七嘉。書類完成させといたから、終わってからとりに来い」

「はい、わかりました」


 書記の七嘉汐里は、とても達筆なことで有名だ。同じくらい、無口で無表情なことも。担当楽器はオーボエで、その腕前は部内一。ひとたび楽器を握れば、表情豊かに感情を顕わにする。顧問の槌田も、時々驚くくらいだ。


「藍原、他に何か連絡はあるか?」

「特にありません。部活後に定例の幹部会があるので、議題にして欲しい懸案があればおっしゃってください」


 藍原百合花、言わずと知れた部長様。担当楽器はファゴットで、その楽器の腕前も部を掌握する手腕も、まるで有能を絵にかいたような人物だ。


「そうか、今日だったか。…とくには無いな。遅くならないように帰れよ」

「わかりました」


 満足げな表情をした槌田が、俺の方を向き直る。わざとらしいくらいの笑顔。それに笑顔で応えながら、裏腹に冷汗が流れ落ちる。


「で、桐野クン。今日こそは出来栄えを期待していいんだろうな?」

「え、エエマア」


 これが、合奏前の恒例行事。幹部全員に声を掛けてから、槌田はタクトを持ち直す。


「チューニングは済んでるよな?」

「はい、済ませてあります」


 すかさず梨壱の声が返ってくる。それに目線だけで頷いて、槌田はタクトを構えた。


「とりあえず、冒頭から行くぞ」


 じめじめした空気を切り裂くように、静かにタクトが振り下ろされた。



「だぁーっ!一体何がダメなんだよ!!」


 部活終わりの午後7時過ぎ。部室棟Aにある吹奏楽部の部室には、ちらほらと幹部が集まり始めていた。

 俺たちの高校には、文化部の部室が集まる部室棟Aと、運動部の部室が集まる部室棟Bとがある。

 部室棟Aは校舎から少し離れた中庭に建っている、2階建てのプレハブ小屋。中はいくつもの小部屋にわかれていて、その一つ一つがそれぞれの部活に割り当てられている。

 我が吹奏楽部の部室は、部室棟A2階の一番奥。他より少しだけ広い部屋を割り当てられている。

 割り当てた側としては、楽器や楽譜の保管や大人数の部員の荷物の保管のことを考慮してくれたんだろうと思う。しかし、この部屋はそんな用途では使われていない。楽器は楽器庫が別にあるし、荷物は個々に持ち帰る決まりとなっている。楽譜の保管場所は楽器庫の奥にある楽譜倉庫だ。


 この部室はいわば『会議室』兼『資料室』。


 どこから拾ってきたのか、部屋の中央には大きな古ぼけたダイニングテーブルが置いてある。それをコの字型に取り囲むように配置されているのは、病院の待合室を彷彿とさせる長ソファ。ソファが置かれていない一辺には、随時パイプ椅子を置いて座るようになっている。

 壁一面には歴代の部員の名前を短冊に書いて残してあり、空いたスペースには演奏会のポスターが貼られている。壁際のスチールラックにぎっしりと詰まっているのは部員の写真と、演奏会のパンフレットと、コンクールのトロフィー。

 色あせたもの、真新しいものが混在するここには歴史が詰まっている。


 その机にべたりと寝そべり、俺は頭を抱えていた。

 悩みの種は、さっき終わったばかりの合奏のこと。というか、自分のソロについてのこと。

 今日の合奏でも、槌田からいい評価をもらえなかった。


「お前のソロは、なんつーか『清廉潔白』って感じなんだよな。潔癖で、真面目で」

「どちらかといえば、男性的に聴こえる。面白みに欠ける」


 相談相手は、一足先に片づけを終えた梨壱と汐里。音楽センスの確かな2人だけに、反論することもできない。


「そうそう、それだよ。サロメは妖艶な美女だろ?もっと、こう…妖しく男を誘わないと」

「や、だって俺男だし。ホモじゃねぇし」

「知ってるっつーの」


 俺の頭に、梨壱の手刀が炸裂する。地味に痛い。


「フルートは女性的な音色のする楽器だろ?お前の音はどっか男っぽいんだよ」


 梨壱にそう言われ、言葉が詰まる。もう何度もいろんな人に言われた台詞だ。耳が痛い。


「大体、この曲はフルートとオーボエがサロメ―つまり美女を表現した曲なんだ。あんまり糞真面目にお堅く吹く曲じゃねぇよ」

「そうそう。せっかく木管が主役の曲なんだから、もっと自信もって吹いたらどう?」


 ガラリと開いた扉の向こうから、場違いに澄んだ声が飛んできた。どうやらカリスマ部長がご到着されたらしい。

 残りの幹部メンバーも一緒のようだ。


「遅いぞ、百合花。待ちくたびれたぜ」

「あら、誰かさんのソロについて嫌味言われてたから遅くなったんだけど?」


 文句を言えば、さらりと皮肉で返された。悔しいかな、返す言葉もない。


「さて、おしゃべりはこの辺にして始めましょうか」


 自分以外のメンバーが椅子に座ったのを確認すると、自分はパイプ椅子を立ててどっかりと腰を下ろした。


「それでは定例の幹部会を行います」


 月一回の恒例行事、幹部会が始まった。

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