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《カクヨムにも投稿中!》【牧場ゲーム】でチートスローライフする元OL  作者: 荒ぶるうどん


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5/10

第五話料理スキルも複合されているスキルの名は【牧場ゲーム】

早速ファーム国へ向かったのはいいんだけど…何だか視線が凄い。突き刺さるような視線じゃなくてどちらかと言うと好奇心の方。普通に取れるって言わないでほしい。他の人もこういう人なのかと警戒してしまいそうになる。


「にしても運がいい。」

「運がいい?」

「最近ここら辺の魔物は活発化してるんだ。」


へー、と答えておく。活発化するってことは何かあるのかという訳でもなくただ単に気が立ってるということ。魔物も感情があるからね仕方ないね。


「…あのー、家畜って。」

「ファーム国なら家畜が多いよ。」


エレナさんと呼ばれる見た限り狩人っぽい女の人が教えてくれた。家畜、ふと思った。なんで魔物を食べないんだろうと。


「あの魔物って食べないんですか?」

「うん?ああ、よく食べるな。ただまあ難点があるとすれば…」

「魔物の肉って高級品だからね。家畜の方が安価なんだよー。」


なるほど、家畜の方がリーズナブルで買う人が多いのか。魔物の味次第では確保することも視野に入れておこう。


「確かに魔物は美味い。特に蛇は美味い。」

「シロさん、蛇肉ってどんな味なんですか?」

「鳥に近い。ただ毎日食べてたら飽きが来る。」

「……蛇?」


狼の牙のメンバーたちが固まっていた。何故にと思っていたらコホンっと咳き込むテンペストさん。え、ひょっとしてシロさんやばいこと言った?


「…黒蛇のことか?」

「ああ、あの黒蛇はうめぇ。」

「よし詳しくは聞かないでおこう。オレの胃が持たん。」

「リーダー?!」


それが1番いいと思う。私の胃もキリキリし始めたから分かる。絶対聞いたらろくな事ないって。昼食を取ることになった私たち。私は早速調理することに。【牧場ゲーム】の中で料理するのかと思えば外でも料理が出来ると表記が出ていた。あと気になるのは…外が時間停止するのは初回のみと書いてあった。書き忘れてたのかってくらい荒々しい文字で。


「えっと…小麦粉があるからパンを作って、後は…」

「何するんだ?」

「ハンバーガーにしようと思って。」

「ああ、確かにあれらはうめぇよな。」

「聞くだけで美味そう!もしかして故郷の郷土料理っすか?」

「コラッ。お嬢さん、すまないな。」

「お気になさらず。」


まあ普通に考えたら馴染みのない料理の名前出てきたら郷土料理か何かと勘違いするよね。小麦粉、肉屋にて安価で手に入った豚肉と牛肉の合挽き肉、【牧場ゲーム】の中で購入していたレタス、ケチャップ、じゃがいも、油を【牧場ゲーム】に入れていく。煮込む音と焼く音と揚げる音が聞こえてくる。料理スキルってこんな感じだっけと思いながら待っていると電子レンジが鳴るような音が響き渡る。出来上がったのはハンバーガーセットだ。おまけとして何故か野菜ジュースも出てきたけど。


「出来上がりました。」

「おお!」

「料理スキルって便利だなぁ。」


料理スキルとは異なると思うんでと心の中に留めておく。ハンバーガーセットを狼の牙、シロさん、そして最後に私へと配り終えると手を合わせて食べる。


「いただきます。」


ハンバーガーを頬張る。んー、某ハンバーガーチェーン店も美味しいけど手作りハンバーガーも美味しいなぁと頷きながら食べる。レタス、トマト、ケチャップがいい味を…あれ?


「あの、どうしました?」


食べて固まったままだ、ひょっとして美味しくなかった?と不安になっているとがっついていた。初めてハンバーガーを食べる子供のようだ。


「これウマ?!」

「野菜ってこんなシャキシャキしてるんだ?!」

「この飲み物甘くて美味しわ〜。」

「結構美味い。」


狼の牙さんたちは美味しい美味しい言いながら食べて言ってる。ちょっと嬉しいと思っていたらシロさんが黙々と食べていた。美味しいの?と思っていたらおかわりしてきた。あ、美味しいのね。


「お、おかわりいいですか?」

「あ、はい。」


主に作ってるのはスキルなんですけどねと思ってスキルを使っていた。にしてもあれだなぁ…他にも機能がありそう。色んなスキルを複合してるタイプだし…採掘とか伐採とか使用出来そう。


「美味かった美味かった、お嬢さんありがとう。」

「いえいえ。」


昼間からちょっと油っぽくしてしまったけど良かったかなぁと思いながら今夜の献立を考えるのだった。いくら【牧場ゲーム】のおかげでも献立を考えてくれる訳ではないのだ。


「…なぁ雇い主、これジュースだよな。」

「そうです…あ。」

「なんだこれ甘い?!」


おまけで着いてきたやつそのまま出してしまったー?!やらかしたと思って恐る恐るみるとニコッとした顔の美人さんが立っていた。


「甘いもの他にもありますか?」


聞いた話によると美人さんは魔法使いらしくパーティのNo.2なのだそう。美人さんもといシェルさんが持っており…まあつまるところ甘いものに目がない人に目付けられた。


「あの…ジャムパン食べますか?」

「ありがとうございます。」


女性は基本甘いものには目がない。私も甘いものは好きな方なので渋々小麦粉で作ったパンとジャムを組み合わせて作ったのだった。

ジュースでは特に野菜ジュースとりんごジュースとオレンジジュースが好きです。

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