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【牧場ゲーム】でチートスローライフする元OL  作者: 荒ぶるうどん


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第二話【牧場ゲーム】はチートユニークスキル?!

牧場ゲームあるあるも好きな人です。

馬車でたどり着いたのはファーム国の近くにあると言われる街だ。国境まではあと少し。国境を乗り越える前に知らなければならないことがある。そう私のスキルの【牧場ゲーム】だ。人通りがない場所へと移動する。


「聞いた限りだとゲームだから念じればいいのかな。」


使うべくスキル発動をさせる。するとどうだろう門が現れたではないか。門に触れると扉が開いた。石造りなのにそんなに重くないとはこれ如何にと思い入る。家と畑と牧場があった。牧場ゲームあるある畑と牧場がくっついてる。


「先ずは何をするんだろ。カブ?それとも…」


ピロリンと音が鳴る。画面を開くことが出来るっぽいので開いてみると青い画面が現れた。家畜購入、種の購入、餌の購入、魚の養殖、ペットお迎え、スタッフ雇用の項目があった。他はロックがかかっており反応しない。


「牛、豚、鶏、羊…魚まであるの?へー…お米食べられるのならお米持って思ったけどその前にスタッフ雇用って何?」


牧場ゲームにそんな機能があるの?と疑問に思う。普通牧場ゲームは主人公のみが働くものではないのか?普通の牧場なら話は違ってくるが。


スタッフ雇用は初回は金貨一枚で出来るのか…移動する際用心棒が出来る人がいい。用心棒枠と私がいない間畑や家畜を管理してくれる人がいい…と思っていたが一人しか雇えない。レベルアップしないと雇う人数が増えてくれないシステムのようだ。


「…管理してくれる人は後々の方がいいかな。今は用心棒。」


身の安全の為にも用心棒は必須だ。三枚の中から選ぶようだ。ステータスも書いてあるとか最高か。但し数字ではなくランクで表記されている。数字の方が安心するのになぁと思っていても仕方ない。


「シロって言うんだ。」


よしこの白髪赤目美丈夫に決定。雇用が発生した為月一給料を振り込まなければならない。あの国で手に入れたお金を投入すると課金した時と同じ音がした。悲しいかな。何故かビクッと反応してしまう。


「契約金は…金貨十枚。給料とは違うのか。」


契約金まで現実的でちょっと悲しくなっていた私であるが衝撃の事実が発覚した。スタッフが来る前に私は家畜を購入したのだ。比較的安価な鶏だ。卵も産んでくれる牝がやってきた。どうやって届いたのと気にしてはいけない。餌を購入して餌をやっているが…何か違和感を覚えた。体力が減った気がしない。


「鶏10羽に餌をあげるのってしんどいと思うのだけども何故に?」


体力が減らないということは?ふと気になり牧場と同じくらい疲れる畑仕事も始めた。クワを持ち耕す。種を購入し撒く。水やりもしたのだが…


「疲れが全くしない?!」


チートスキルじゃんこれ?!と気がついた私は広がる限りの畑にカブ、イチゴ、キュウリ、じゃがいも、お米、豆、お茶の葉、小麦などを種で植えた。後は日にちを待つだけ…あれ虫とか気にしなくていいの?本当にチートスキルじゃん!


「見た限りだと春に植えられる…って書いてある。ここの中だと春っぽい?」


待ってそうなるとふと思って種を見る。牧場ゲームあるある日にちをそんなに待たなくていいという要素があったのを思い出した。見てみるとスキル画面からは春限定にしか植えられないというものと冬以外は植えられるという説明が着いていた。イチゴときゅうりは連作出来るのかー。連作って何?あ、何度も収穫出来るのね。いやチート ?!


「あー…でも加工とか。料理…出来る?」


塩、胡椒、水が無料で手に入り、その上料理がレシピさえあればポンッと作り出せるという…あ、これ牧場ゲームのシステムを採用したとんでもスキルだと勘づいた私はスローライフをする為には目立たないことを目標にしていた。ならばこれは…


「チートスキルだってバレたら…」


こき使われるの確定では?!と理解してしまった。バレないようにしなければ…スキルの存在を隠すことにした私はとりあえずアイテムボックスがないか調べた。本当にあったよ。


「鑑定スキルはないのかな…あ、代わりのあった目利き…いや食材限定!」


どうやら鑑定スキルはユニークスキルの分類に入るのでそう簡単には手に入らないようだ。あー…確かに鑑定スキルはチートだなぁと分かった私は何も文句は言わずに他にもスキルがないか確認をしていたが他のスキルはないようだ。


「確認出来た限りだと目利き、アイテムボックス、そして【牧場ゲーム】。覚えやすいまでに少ない!」


だが嘆いても仕方ない!とりあえず…育つのを待つか。あ、そういえば外の時間って…え、動いてない?いやチート!!


「これチートスキル過ぎて誰にも見せられないやつだ…」


まあとりあえず作物が育つことを祈って待っていたら次の日には全ての作物が青々と育っていたのだ。待って?え、昨日植えたばかりだよね?


「…なんだこりゃ。」

「スタッフさん来ちゃった。」

「雇い主はあんたか?シロってもんだ。よろしく頼む。」

「よろしくお願いします。」

「早速だが何をすれば…」

「収穫を手伝ってください。」

「用心棒として雇われたのにこれ如何に。」


いや想像以上に早く育ったのもので。ちなみに発覚したがお茶の葉は連作する作物らしい。結構長く持ちそうな作物ですね?

牧場ゲームで料理作れるとか神か?と思いながらゲームをしていたものです。

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