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《カクヨムにも投稿中!》【牧場ゲーム】でチートスローライフする元OL  作者: 荒ぶるうどん


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第一話退職したあと異世界転移ってありですか

牧場ゲーム大好きな人が書いてます。

疲れた、そうとしか言いようがない。私の名前は田中日和。疲れきった現代社会において単なるOLとしてブラック企業に就職してしまった女である。


「田中ぁ!これやっとけって言ったろうが!」

「すみません!」


理不尽なまでの仕事の押しつけとパワハラ。美人には優しくするという理不尽極まっている上司は一方的に仕事を押し付けてきた。本来であれば美人OLがやるべきだったものまでも押し付けてくる始末。腹が立った。黙っている周りにも何もしようとしない周りにも、だから辞めた。とは言ってもやられるだけの私ではないのだ。集めに集めた証拠の数々。大企業ということもあってスキャンダルには敏感な社長に提示、その上で退職した。あのクソ上司は落ちぶれるところまで落ちぶれて貰うためである。謝礼という名の口止め料と退職金を手に入れた私はバスの中で記者に告発文と共に証拠品を提示した。次の日には警察すらも入るスキャンダルとして取り上げられるだろう。まともな人はもう既に辞めるほどのブラック企業なのだから。私は私で手に入れたお金で牧場を買おうとしていた。スローライフ、いつか見た異世界転移ものの小説のように私もスローライフがしてみたい。女だってスローライフがしたいのだ。隣にいるイケメン学生と美少女学生たちを見て勇者になりそうなイケメンだなぁと呑気に思っていたら光り輝いた。眩しくて目を閉じていると先程の学生くんたちがなんだここ?!と声を荒らげるまでは…そして私もまた目を開けると。よくある異世界転移ものあるあるな展開が待ち受けていた。


「勇者様!どうか我々をお救い下さいませ!」


聖女と思われる人が膝を着いて懇願していた。おーおー、怪しさ満点。なんだその豪華な装いは。聖女が着てそうな装いじゃないなそれ。国王と思われる太っちょ男は見下ろしていた。豪華な見た目な時点で怪しい。私は私で決意した関わらないでおこうと。


「では鑑定はこちらで。」


鑑定スキルは定番だなと思って見てもらうことに。もし仮に鑑定スキルが使えなかったことも考えてだ。んで見てもらったら周りがどう考えてもチートスキルなのに私のスキルは…


「…【牧場ゲーム】?」


美少女ちゃんは聞いたことがあるからか目をぱちくりさせてソワソワしていた。どうやらやったことのあるゲームらしい…牧場ゲームか。私一度でいいから牧場やりたいって言ったけどもゲームか…ゲームしながらどうやってスローライフしろって?!嘆いても仕方ない。国王が説明する前に私は手を挙げた。


「…あのー…私弱いんで辞退してもいいですか?」


魔王を倒してくれうんぬんかんぬん言われる前に抜け出す作戦だ。役たたずが出て行ってくれるのかと言わんばかりの目線を向けられても何も言わない。学生たちは既に案内されていたようで居なくなっていた。だかしかし取るものは取っておくのが私。


「身一つで抜け出してしまえば私は盗賊に襲われるでしょう…」


かわいそうアピールをしているとなんと可哀想なと言った聖女様が国王に懇願していたのだ。この方に何不自由のない大金をと。聖女様そういうタイプなのねと思いながら観察しているとなんとも言えない顔で渡してやれと指示を出していた。聖女様に何も言わないということは何かあるのかと思っていても気にしない方向で私はスローライフ志望なのだ。


「どうぞ。どうか創造神様のご加護がありますように。」

「あ、えっと…」

「お気にならず。抜け出しますので。」


あ、そのつもりなのねと小さな声で言うということは実行する気満々なのだと勘づいて何も言わなかった。強いなこの聖女様と思いながら城から出た。何事もないということはいい事だ。馬車があるところまで歩いていると視線が凄い。ふと服装を見た。ああ、スーツか。納得した私はスーツを売った。着替える部屋まで借りられたので一石二鳥だ。


「馬車はどちらにありますか?」

「この道を真っ直ぐに行くとありますよ。」

「ありがとうございます。これチップです。」


ああ、やはりチップ文化はあるんだ。私は服を買い着替えてからチップを店員さんに渡し、店から出る。何処にでも居る村人そのものだ。


「お嬢ちゃん何処に行くんだい。」


隣にいたおじさんが話しかけてきた。見た感じいい人そうだ。正直に言おう。


「ちょっと国を移動しようとして…」

「ああならちょうど良かったな。」

「この国物騒になる前に引越しして正解だよ。」

「そうなんですか?!」


わざとらしく答えるとそうなんだよと同じ馬車に乗ろうとしている乗客(家族連れ)が快く教えてくれた。どうやら最近国が兵を動かしてるのを感じ取った国民が逃げ始めてるとのこと。そして何より…


「国境封鎖なんて怖いよねぇ…」


国境封鎖する前に抜け出して良かった。とは言わずに愛想笑いをしていた私は異世界転移したものとは言わずに話を続けていた。商人の家庭らしく家族連れで引越しするのだとか。


「鑑定スキルは国宝だから誰も持ってないんだよ。持ってるとしたら…」

「勉強になります。」

「何処も食材不足だから…」

「なるほどなるほど。」


そういえば【牧場ゲーム】ってどんな風に使えるのだろうか…街に辿り着いたらスキル確認をしてみよう。

牧場ゲーム楽しくて楽しくて夢中になってしまうことってあるあるですよね。

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