長い話と、クレープ
これは全くをもってグロ作品ではありませんが、行き過ぎたギャグ、えぐい表現がありますので、少し注意してください。
安心してください終わりません。
(カチャ)
ダンスが終わり、各自解散しようとした瞬間にいきなり体育館が暗くなった。
「あれ、何も見えない。」
たちまちステージにライトアップ、そこには高身の顔に布を巻き付けた男が立っていた。
「ま……まさか……」
「校長こと、ルーラーだッ!!」
「校長?あいつが?」
「アレじゃなかったらいいんだが……」
サニーはルーラーの手元を見た。
「マ…マイクだーーッッ!!」
ラタンが叫んだ瞬間、カラクリ人形達もろもろがそろって体育館から出ようとした。
しかし、出口のダクトは鍵がかけられていた。
「嘘だろ……」
「まだ死にたくないッ!!」
「みんな、なんでそんなに叫んで…」
すると、千咲達の体は見えないなにかに縛り付けられ、体の向きがルーラーの方に固定された。
「千咲さん、覚悟してください…「校長先生のお話」ですッ!!」
「そぉぉいうことぉぉ???」
「何時間も縛り付けられ、心のこもってない話を頭の中に全生徒同じ内容をぶっ続けで流されるんだ…」「寝ても夢となって頭の中に流れ続ける…この学校恒例のほぼ拷問だな」
「え…えぇ……」
〜数時間後ォッ!!〜
「やっと…終わった……」
「千咲さん…生きてます……?」
「ギリだわぁぁぁ…」
「ひとまずこれで解散だ、部屋にもどろゥ…」
しかし、サニーの後ろに何者かが迫っていたッ!!
「!?」
危機一髪!!サニーはハンマーで何者かの攻撃を受け止めた。
「お前は…ロッド!!」
「売り上げが互角だったんだッ!!だったら決着方法はこれしかねェだろッ!!」
「ガキかテメェはァ!?」
ロッドは棒でサニーに打撃を与えていく。
しかし、長くは続かなかった。
「目…目が回って……」
ロッドはドサッと倒れ込んだ。
「アラ?どうした?」
すると、サニーの後ろにはルーラーが立っていた。
「嫌ぁぁぁッッ!!」
すると、サニーの頭の中にこんな文が流れてきた。
(おちつけ、体育館はバトルとこじゃない。あのカス止めただけ、じゃ)
ルーラーは空中浮遊をし、壁をすり抜け職員室方面に向かっていった。
「は…はッ!!なんだァ?ロッド、俺の気迫に恐れおののいたかァ?」
(ビビったぁぁぁッッッッ!!!!!!!!!!)
「サニー、足震えてますよ」
ソウルはサニーの足を軽く突ついた。
「サニー、オイラ疲れたよォ…早く部屋帰ろぉ」
「ジャン?あぁ鍵ならある、渡すから先に帰っててくれ」
「は〜い」
ジャンは頭を揺らしながら部屋に帰っていった。
「地下にいるし次いでだ、地下市場に寄ろうぜ〜」
「いいですね」
「私も行こ〜」
千咲達は体育館隣にある地下市場にいった。
売ってる物と言えば、ラインナップは田舎のイ〇ンだ。なんでもある。
売っている人はほとんど日替わりで先生達か、バイトをしている生徒(ほぼカラクリ人形)だ。
「私達はほぼ売る側だったので、なにか歩き食いできそうな物でも買いましょう。地下市場に行くと、月1で3000ベル(ほぼ円と変わらない)を支給されるのですが、買いたいものが買えない場合は貯めたりバイトで稼いだりするんですよ。」
「食べるもんなら、美味しいクレープで有名な「クレープジョエル(謎のネーミング)」にでも行こうぜ。」
「あそこ高くないですか?」
すると、サニーは自慢げに引換券を3枚見せた。
「ジャンが分けてくれたんだ。」
「マジィ!!」
「じゃあ行きましょうか」
3人はクレープを片手に、自分の部屋に戻って行った。
(余談 千咲がイチゴクリーム サニーがチョコクリーム(トッピングを自腹) ソウルが抹茶クリームです。)
クレープを持ったサニーを、ジャンは羨ましく見ていた。




