事件と、デマ
これは全くをもってグロ作品ではありませんが、行き過ぎたギャグ、えぐい表現がありますので、少し注意してください。
「テメェら、なんかやってきたな…」
リーダーは非常に不機嫌だった。
「みんな集まる時は俺も呼んでって、言ったよな?」
「はい…」
「何していた」
「トランプッス…」
「めっちゃおもろそーじゃあん」
「こっち全然面白くなかったッスけどね」
「だからそんな「ダサい」格好を?」
「したくてしてる訳じゃあないんスよ…」
「ったく……」
すると、小屋の扉から(コンコン)と、ノック音が聞こえた。
「ロッド、ロキいるか〜って、誰だお前」
「右手が疼くッッ!!サニーか、いったいなんだよ。」
「お誘いだよ、着替え持って明日地下市場に7時集合らしい」
「なぁるほどぉ……」
ロッドはチャンスだと思った。
(夏、休み、着替え……きっとプールかなにかに違いないッ!!あんなもんを頭につけてプールに入るんだ…サニーは水場で不利ッ!!泳ぎで勝負してやるッ!!)
「で?来るの?」
「俺も行っていいか?」
話を聞いていたリーダーは、やはり気になり、話に食いついた。
「お前が噂のリーダーさんか…」
サニーは得意げにいった。
「蜘蛛男事件の犯人さんじゃん」
「……は?」
「それはちょうど半年前に起こった。2限目の勉強をしている最中に廊下でボコボコにされたシェフさんと頭だけのカラクリ人形が発見された事件だ。シェフさんによれば「勉強時間なのに廊下に出ているやつがいたから手を掴んだら、そいつは手足を急に刃物にし、私と騒ぎを聞きつけたカラクリ人形共を切りつけた」と言っていたが……そのころからa組にあんたの姿は見られなくなったんだ」
サニーはリーダーの肩を掴み、耳もとで囁いた。
「ねぇ?「蜘蛛男さん」」
「……だから?」
「だよなァー、この学校じゃこんなこと日常だし、俺もカラクリ人形数体ぶっ壊したからなぁー
…ただ、あんただけ数が段違いだっただけだ。」
「もういいか?返事を待ってるんだが。」
「もちろん来ていいぜ?ただ……千咲達になんかしてみろ、殺すぜ?」
「はッ、俺は足洗ったんだ、んなことしねぇよ」
「だといいが…ロキも誘っとけよ」
(ガチャン)
ドアがしまった瞬間、蜘蛛男はため息をついた。
「リーダー、抑えられます?禁断症状」
「抑えられたら…いいな…」
蜘蛛男は不適な笑みを浮かべた。
「さっ!!ロキ誘うかッ!!」
そして明日になった。
「回収にまいりましたー」
「じゃ、先行ってるぜー」
サニーは水着を片手に地下に降りていった。
〜2時間前〜
「お、俺らが1着だな」
「ロッド、お前プールでもそれつける気か?」
「罰ゲームだし……」
このときロッド達は知らなかった。
集合時間を2時間早く伝えられたことに。
〜1時間後〜
「っん遅いッ!!」
「なんだぁ?サニーの奴デマ流しやがったんじゃねぇかぁ?」
「だとしても、1時間まったんだ、とりあえず待ち続けよう。」
「わかりました、リーダー」
そのころはまだ千咲はぐっすりすりすりと寝ていた。
「早く千咲を回収に来てくれ……」




