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MoB メタルオブビースト  作者: クロウサ


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2.白紙

「すみません自分が誰なのかどうしてここにいたのか何も覚えていないんです」


 クロノが一等級のd-ノイド倒し会社に戻ってきた社長は会社の前に倒れている男を見つけ会社の部屋に連れて行き、布団に寝かせて休ませていると、男は目を覚ましたが、何も覚えていないようだった


「何も覚えていないか、そりゃ困ったなー」


「どうするの叔父さん?」


 モモリと社長、記憶喪失の男が話していると会社の扉が開いた


「社長ただいま戻ったぜ〜って?誰すかそいつ?」


「おお、お疲れ、それがな会社の前に倒れてたんだがどうも記憶がないみたいで、俺たちもわからないんだ」


「申し訳ございません…」


 記憶喪失の男は申し訳ないと頭を下げる


「まー、記憶が戻るまではしばらくうちで預かろうと思う」


「いいんですか、自分が何者かもわからないんですよ?」


「構わねー構わねー、新入社員が2人になったようなもんだ」


「新入社員?」


 記憶喪失の男が首を傾げると今が自己紹介のタイミングだと思ったクロノは一歩前に出た


「今日からお世話になります新入社員のクロノです!皆さんよろしくお願いします!」


「よろしくな!とは言っても、こっちはすでにかなり助けてもらったがな!」


「そうですね、あなたがいなかったらどうなっていたか」


 クロノに助けられた2人がそういうとクロノは恥ずかしそうに頭を掻く


「あれはたまたま見つけたbメモリーがすごかっただけですよ」


「だが、それを完璧に操ってたお前がすごいのも確かだ、俺はリョクだよろしくな!」


 緑のMoBに乗っていた男はリョクと名乗った、その見た目はツンツンとした金髪の髪に少し吊り目気味の鋭い目つき、ぱっと見は怖いが話すと陽気な良い人と言った感じだ


「僕は、ブルーノ、お二人ともよろしくお願いします」


 次に礼儀正しく挨拶をしたのは青いMoBに乗っていた男で名前はブルーノ、メガネをかけた、黒髪の男性、その喋り方立ち振る舞いからとてもクールな男に感じる


「私はモモリよ、この会社の事務仕事とオペレーターをやってるは、ちなみに社長の姪よ」


 そう自己紹介をしたのは会社の紅一点のピンクの長髪が目立つ可愛らしい女性、しかし喋り方から活発な女性と思わせる


「それじゃあ最後は俺だな、社長のゴルドだこれからよろしくな!!」


 最後に挨拶した社長は大柄の男性で誰にでも分け隔てなく接する面倒見の良い性格の男だ


「えっと…僕は…」


 皆が自己紹介を終え記憶喪失の男が挨拶をしようとするが、自分のことについても何も覚えていないので戸惑っている


「そうだよな名前も思い出せないんだもんな」


「それじゃあマシロなんてどうすっか、何も覚えてない真っ白な状態、だからマシロ」


「安直ね〜」


「マシロ…はい!僕の名前はマシロで!」


「気に入ってくれたみたいだぜ」


「ならいっか、でもさー叔父さんさらに1人増えたけどちゃんと私たちに給料払えるの〜?」


 モモリがそう聞くと社長はニヤリと笑う


「フッフフ、心配ないだろう、元々の討伐依頼に追加できたニ、三等級のd-ノイドそれに2000オーバーの一等級、今まで払えてない分も払ってもお釣りが出るくらいだぜ、それに一等級を倒したとなれば仕事もバンバン来るはずだろうな!」


            ◯


「ひーまーだー!!」


 クロノとマシロが入社してから1ヶ月、給料自体はあの時の報酬金で払われているものの、仕事はあれ依頼全く来ていない


「何で仕事が一つも来ないんだよ!一等級倒してんだぜ、それも2000オーバーの一等級を!」


「おそらく広まってないんでしょうね、クロノが倒したのはラグナレク社が逃したd-ノイドだったんでしょう、それを隠すために広まらせない、それで一等級を倒しても仕事が来てないんでしょう」


「だー!クソナレクが!」


「そう言えば、d-ノイドの一等級などの位はどうやって決めてるんですか?」


 マシロは疑問に思っていたことをリョクとブルーノに質問をする


「等級はd-ノイドが放つエネルギー値によって決めているんです」


「エネルギー値のことをdエネルギーって言って250までを五等級、251から500が四等級、501から750が三等級、751から1000が二等級、んで1001以上が一等級てわけだ」


「ですので一等級はピンキリです同じ一等級でも強さが大きく変わることがあるので数値の値で呼ぶことがあるのです」


「けどほとんどは1000前半、たまに1000後半が出るくらい2000越えは、ごく稀、その分かなり強いがな」


「そう言う振り分け方だったんですね」


 それからしばらく雑談をしていると社長室の扉が開いた


「お前ら!朗報だ!仕事だ、仕事!!」


「まじすか!社長!」


「おうよ!アムダの所から手伝いの依頼だ!」


「と言うことは、エンデ社のフォーローですか」


「あの、エンデ社と言うのは?」


 聞いたことのない名前にマシロが質問をする


「エンデ社は駆除会社の最大手でエンデの社長、ゴルド社長は昔馴染みでしてたまに、仕事を回してくれるのです」


「駆除会社?うちは総合会社ですよね、そもそも総合会社って何が総合何ですか?」


「記憶喪失のマシロなら知らなくて当然だよな、d-ノイドに関する依頼は2種類あってな、討伐と駆除があるんだ」


 マシロの問いに社長が答え始める


「とは言っても両方d-ノイドを倒すって言うのは同じだ、それが先か後かの違いだ」


「先か後?」


「討伐はd-ノイドが現れる時に発生するゲートによる歪みを検知して先に被害が起こる前に先に対処する」


「お前が見つかった時に俺らがやってたのは討伐依頼な」


「そんで駆除は優先度の低い場所に現れるのは一時的に放置することがあってそこに居着いているd-ノイドの殲滅だったり、討伐に失敗したのを後日処理するのを言う」


「放置はして大丈夫なんですか」


「あーそれはな、まずd-ノイドは、機脈に集まる性質があってな」


「機脈ってなんですか?」


「なるほど…機脈のことも忘れてるのか」


 記憶喪失ならしょうがないかと納得しながら社長は説明を続ける


「機脈ってのは世界中のあちこちに流れてるものを動かす電気に変わるエネルギーでな、てか電気はわかるよな…」


「電気はわかります」


 ふー、と一安心する社長


「んで、その機脈が多く溢れてるところを機脈泉って言ってな、基本的に村や町には大きな機脈泉がある、町が大きければ大きいほど機脈泉は大きいと思っていい、ただ機脈泉って言うのは結構そこらじゅうにあるんだ、それこそ人里離れた森とかにもな、そう言ったところにd-ノイドが現れても人への被害がないだから放置をするってわけだ」


「でもそこから人の所に来るかことわないんですか?」


「機脈泉ってのは基本的に枯れることはないんだ、d-ノイドが機脈泉に現れるのはエネルギーの吸収、要は飯を求めてるんだ、それが無くならないのなら、わざわざ危険を犯して新しい餌場にはいかないだろ」


「確かに無くならないのならそうですね」


「けどその餌場を求めて新しくd-ノイドはその機脈泉に増えていく、するといつかは飽和状態になってエネルギーを吸収できなくなるものが現れる、そうなると新しい所に動き出す、そうなる前に駆除をしなければいけないってわけだ」


「それを専門にするのが駆除会社と言うことですか」


「そう言うことだ、まっ、討伐を駆除を専門にする会社は少ないが、それを専門にしてるってことはその分野においてはそれだけ自信があるってことだ、その中でも今回仕事をくれたアムダのところの会社はトップに存在するやりて会社だ」


「良い知り合いを持ってるんですね社長は」


「そうともさ!」


 マシロの言葉に笑顔で返事をする社長


「てわけで今からリョク、ブルーノ、クロノの3人で行ってきてもらいたいんだけどクロノはどこだ?」


「クロノならバハムートの操縦訓練でもしてるんじゃないの、頼んでた空中型三等級のd-ノイドを使った素体が今日届いたみたいだから」


 モモリがそう言うと納得したように頷く社長


「そういや今日素体が届くって言ってたな、bメモリーを使う素体が移動用のヘリと戦闘用のd-ノイドじゃあ大違いだからな、今日の仕事はクロノが新しい素体でバハムートになれるのにちょうどいいな」


「それを買ったからクロノが倒した一等級の報酬金半分くらいなくなったんだけどねー」


「まー良いじゃねーか、せっかくめちゃくちゃ良いbメモリーをゲットしたんだなのに素体がヘリじゃあ格好がつかないだろう」


「それもそうね」


「んじゃモモリ、クロノに連絡を入れて依頼先に向かうように言ってくれ」


「はいはーい」


「自分たちで倒した分のd-ノイドは全部こっち回収して良いそうだから大量に頼むぜ、リョク、ブルーノ」


 そしてモモリがクロノに連絡をして3人は依頼の場所へと向かっていった

東野圭吾さんの私が彼を殺したを読んだんですけど今まで読んだミステリーの中で一番面白かったです!!皆さんの好きなミステリー小説は何ですか?

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