表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/10

第四鋼

俺はウサギだかネコだかよくわからない見た目をしている。

人間に見つかれば珍獣として扱われることになるだろう。

女の子たちからチヤホヤされるかもしれないが、

それはあくまでも珍しい動物としてだ。

そんなの悔しいし、虚しいし、きっと面倒臭い。


だから俺は人間界で活動する時は魔法で姿を消している。

この姿を知っている人間は鋼音ちゃんだけだ。

案の定、初対面の時は突然抱きつかれて締め殺されそうになった。

おそらくこの体はウサギよりも弱い。野生環境では生きられないだろう。


種族を尋ねられたが、妖精としか答えられなかった。

その質問があるまで俺は気にしていなかった。

妖精界の住民は皆、違う姿で生活しているのだ。

基本的にモフモフしてる奴が多いが、元となる動物がほぼ被らない。


動物といえば最近やたらとネコに絡まれる。

人間からは身を隠せても、動物には効果が無いようだ。

仲間だと思われているのか、昆虫の死骸を持ってきてくれて扱いに困る。

無下にするのも失礼なので一度受け取り、後で捨てるしかない。






そして今回の怪人は前回に引き続きクリーチャータイプだ。

手と足が2本ずつ増え、それはまるで蜘蛛のような印象を受けた。

驚くべきはその見た目だけではない、なんと初の特殊能力持ちだ。


尻から白い糸を吐き出し、地面に積み上がっている。

言ってしまえばただ垂れ流しているだけだが、人間には不可能な行動だ。

今はまだ脅威ではないだけで、敵は確実に進化している。



「──オジー・オズボーン!!」



8000度の熱光線が怪人を襲い、跡形も無く消え去った。


今回も楽勝だったが、次も上手く行くとは限らない。

炎上する商店を背に、俺たちはその場を立ち去った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ