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1-48.せとぎわ収支

良かった♪


節約テクニックを駆使した御陰様で、武良様から、御ほめの言葉を賜りましたは。

武良様より寄付を頂きましても、大事に使わせて頂かないと!


……しかし武良様、相変わらず良い御声♪


……はぁ。


……こっ、恋人とか、いらっしゃるのかしら?

「じゃぁ隼。全部の資料を捜査しよう」

『了解でス。捜査』


積み上げられた資料が、わずかに青く輝く。


『捜査終了』

「よし。収支をグラフに表してくれ」

『了解。ケルシーとファルにモ、データコピー』


『ケルシー、受領』

『ファル、受領』


「ニーグ様も、データ入ります?」


「要らん。討議を聞いておれば良い」


「わかりました。では、検討を始めましょう」武良は、宣言する。


積まれた資料の上に、教会の、ここ数年の会計帳簿のグラフが示される。


教会運営には、削れ無い予算が多数存在する。


毎日・毎週・毎月・毎年の、教会礼拝祭の取り仕切り。

魔獣・魔族への警備や探索や対策費。

攻撃役や、防御盾役の衛兵隊の運営。

魔を折伏・浄化する新官の養成。

は、支出の紅いグラフ


寄付・寄進や、農作物販売等の収入源には、緑のグラフ


教会の貯蓄残高には、青いグラフ。


勇者への報酬「五千レン」は、別枠にしてある。


グラフは、紅と緑がせめぎ合いながら、ジワジワと右肩下がりで、収支全体が減額して行く。


青い貯蓄残高も、ジワジワと、減って行く。


「この細かなヤリクリは、大変でしたね。節約技術大活躍でしたね。メルダさん、御疲れ様です。確かにこれでは、無料診療も減らさざるを得ない」

武良は口をへの字にし、渋い表情と成る。


「はい。特に現公爵が公爵位に就いたと同時に、待ち受けていたかの様に、様々な寄付をゴッソリ打ち切られたのは、痛かったです」

メルダはヤリクリを褒められ、一瞬笑顔になるが、すぐ渋い表情にもどる。


「ふむう。早急に資金投入しないと。では、メルダさん。勇者への報酬五千レンの、内容?と言うか……商品目録を、見せて頂けますか」

武良は、メルダに要請する。


「あの。この五千レンの所有権は、こちらにおいで頂いた時点で、勇者様の物です。どうぞ宝物の間に御自由に御入り下さいませ……本来なら、巨大魔人の討伐報酬も、上乗せさせて頂か無くては成らないのですが……」メルダは、申し訳ない表情に成る。


「あ、いや。所有権云々でありません。『私の世界の貴金属が、こちらの世界でも価値を持てるのか?それで寄付を行う事は、可能だろうか?』の確認をしたいのです。そうだ、こちらの世界の『両替商』の方の出張鑑定は、要請出来ますか?貴金属の鑑定眼持ちの方で」武良は、問う。


「あぁ、成る程。はい。それなら直ぐに要請出来ます。勇者様への報酬用の宝物を鑑定していただいた、目利きの鑑定士が居られます。素晴らしい鑑定眼を御持ちです。呼びましょう」メルダさんは、うなずき、隣室に待機して居るメイドを呼ぶ。



御読みいただき、誠にありがとうございます。


寒暖の差が10度以上あるなんて。


花粉症の他に、体調崩さぬ様に、御自愛下さいませ。


次回は、3月15日(火)を予定しております。


宜しく御願いいたします。


……御感想、ギブミー。

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