1-33.公都の台所(1)
うわぁ♪デカい♪
笹木武良です。
市場です♪
色んな異世界の食材に、溢れてます♪
未知の食材等、食してみたいですね♪
「教会から、御迎えが参りましたよ♪」タキタル隊長の直臣が、入室して来る。
彼の名は、ケイオ・リーグ曹長。数年来のタキタル隊長の右腕。長剣と近接体術と手裏剣が得意。中都市ネール出身で、タキタル隊長とは、王都で一兵卒の部下と成る。目はしが効くので、タキタル隊長が曹長に命じ、重用して居る。茶より、コヌと言う煎じ茶が好きで……
って、この脳内に溢れる『既に知ってる情報』も、竜眼効果かい!?
武良は、焦る。初見者に会う度に、大量の個人情報を受け取っても、かなり迷惑だ。
隼。『竜眼』を一時停止!
停止しましタ!
リーグ曹長の情報の奔流は、止まる。
やれやれ、『ケイオ・リーグ曹長の個人史家』に成る所だった(汗)。
隼。『竜眼』の、情報流入の調整は効くのかな?以前のAR表示レベルで良いよ。危険感知は、そのままで。
やって見まス。
「あ♪ 今日は、市場で『炊き出し』でたはね♪ 少し様子を見て来たいは」セルガさんは、言い出す。
『まぁ♪ 600年経っても、キチンと炊き出しを行われていますのね♪良かった♪』ケルシーは、嬉しそうな声を出す。
「あ。そう言えば、まだ街に出た事が無かったですねぇ。御邪魔して見たいなぁ♪」武良は、希望を言う。
「おや。そうでしたか。屋台街に御勧めの屋台が、沢山ありますよ♪」タキタル隊長は、勧める。
「では♪ 繰り出しましょう♪」セルガは、朗らかに誘う。
◯ ◯ ◯
「うわぁ♪流石の人出ですねぇ」
広い。
でかい。
築地魚河岸の、三倍はありそうだなぁ。
市場内の路地が、方眼の目の様に交錯して居る。各店舗の規格が、ピッタリ揃って居るので、油断すると迷いそうだ。
武良は、市場の賑わいに、感嘆の声を挙げる。その頭には、すっぽり頭巾を被って居る。そこにサングラスを装着して居るので、武良の顔は全く見えない。
何でも、貴人が『御忍び』で市井に出掛ける際に『頭巾』被る習わしだそうで、これを被って居れば庶民は、『見て見ぬ振り』をしてくれるそうだ。
「はい♪ 此方は『公都の台所』とも言われる『プリナ・ハム公商市場』ですは。場内は、公爵領の大半の食材が集まり、場外は、生活雑貨全般が買えるので、この市場だけで賄えますの♪」やはり、可愛らしい碧眼だけ見える頭巾をしたセルガさんが、碧眼だけで笑いながら、教えてくれる。
一行の両脇を追い抜く一般庶民達は、碁盤の迷路の様な場内路地を、迷い無く進む。
御読み頂き、ありがとうございます。
今回も?投稿ぎりぎりまで、中々まとまりませんでした。
次回投稿は、1月31日(日)の投稿と成ります。




