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キャラクターストーリー「ヤエの家族」その1
サナエちゃんに貰ったパンを渡して夕食まで自由行動になる。
本人はとても不服そうだったけど何とか宥めて美味しい食事を作ると言って私のパンを奪われた。
こうなったらサナエちゃんは言う事が聞かないから諦める。
皆に会いに行こうとロスト村を彷徨いているとヤエ君を見つけた。
「あ、姉ちゃん何処行ってたの?」
「え、置き手紙は書いた筈だよ?」
「そんなの無かったよ?」
「え、えぇ・・・?」
二人の男の子とヤエ君が話してる、もしかして友達?
「ヤエ君〜♪」
後ろから抱き締めると顔を真っ赤にして驚く。
「あれ、届け人だ」
「姉ちゃん何処で知り合ったの?」
成る程ね、姉ちゃんね??
「やっぱりヤエ君は女の子なんだ」
その言葉にはっと我に返り弟達を家に帰らせた。
「あれは癖です!ボクよりも優秀な魔法使いと勘違いしたんでしょう!」
「流石に無理ない?」
「ボクは男ですから!良いですね!?」
ヤエ君はぷりぷり怒りながら家の中に入って行った。
「ヤエ君・・・可愛い」
もしかしたら何かコンプレックスを抱えてるのかもしれない。家に帰りたくない理由もいつか聞けたらいいな。
彼の抱くぬいぐるみはいつも以上に強く抱かれていた。まるで何かを塞いでいるかのように彼もまた悩みが深そう。




