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「ポルクス地方、協力関係」

 お姉さんに騙された私達は追いかけていると双王子に捕まり身動きが取れなくなっていた。


「届け人、剣を降ろして」


 ユイちゃんは冷戦に伝えると私は無視する。


「届け人!!聞こえないの!?」


「聞こえてるよ!でも私のヤエ君が殴られて黙って見過ごすなんて出来ない!」


 私は武器を構えるもユイちゃんは必死に説得してくる。


「聞いて届け人、今貴女が戦闘を行ったら私達全員が死刑になってもおかしくない、ヤエちゃんは大丈夫、後で沢山癒してあげるから武器を降ろして!」


 ユイちゃんの言葉は痛くなるほど正論、ここで戦えば皆を更に巻き込む、折角の友達を死なせるのは私も嫌だ。


 それでも許せないんだ。


「届け人!落ち着いて、大丈夫だから」


 ユイちゃんは私に語り掛ける、私は・・・歯を食いしばりながら武器を降ろした。


「王室に連れて行け」


 兵士は私達の武器を取り上げ王室の個室に連れ出された。


☆★☆★ 王室


 国王様の部屋は別にあるのは知ってる、所謂関所にちかい場所だ。


 弟のポルックスさんはヤエ君とユイちゃんを高級そうなソファーに座らせた。


「ヤエさん、お腹は痛くない?」


 兄より弟の方がフランクに話が出来てヤエ君は少し痛むと微笑みお礼を言った。


 兄は少し遅れて関所に入る。


「本来なら死刑にしてやろうと思ったが届け人が来たってことは枯れた大地を戻しに来たんだろ?」


「骸の聖堂ですよね?私は使命の為にビッグシスターから依頼を達成する為に来ました」


 敵意は変わらない、安全だという保証は無い。


「理解した、だが本当にパスポートを盗まれたのか?」


 煽るような口調に弟が間に入ってきた。


「届け人、私に任せて」


 ユイちゃんは今の私を見て冷静に話せないと悟ったのか前に出る。


「ゆ、ユイちゃん」


「今の届け人は攻撃的になっちゃう、怒ってるのは分かるけど冷静を忘れちゃ駄目」


 しっかり注意されてユイちゃんは兄上に経緯について冷静に答えた。


 ユイちゃんは高圧的な態度をされても淡々と答え続けた。 


 彼女は昔からこんな人だったのかな、見た目に反して冷静なユイちゃんに感心してしまった。

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