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~港町リムド~

~港町リムド~


 馬車での移動は順調だった。これだけの人数だから盗賊に襲われることもなかったし、平穏だった。

「ええ、臨時収入入りましたしね」


 アイルは笑顔だ。盗賊に襲われることはなかったが、盗賊を襲いに行った人がここに居ます。ちょっとした腕試しとか言ってロイとルースとアイルの3人で消えたかと思ったら荷馬車ともに現れたのだ。縄でくくられた盗賊を連れて。


「犯罪奴隷として売りさばきましたから安心してください。少ないですけれどドカーケ領の運営費に使ってください」


 ロイがそう言って袋に入ったお金を渡してきた。ちなみに、盗賊と出会った場所はルークセニヤ領に入るか入らないかの境目の場所だという。なんか山間部に気配を感じたとかでアイルがロイとルースを連れていったんだ。


 ってか、アイルのキャラがたまにつかめない。


「そのお金を使っておいしいもの食べましょうよ。港町なので魚介類が楽しみです」


 やっぱりアイルは基本食べ物優先なのね。納得。でも、魚介類の食事は私も惹かれるものがある。それに、リムドという街は活気がある街で、見たことが無い食べ物も多く並んでいる。


 その中で気になったものを見た。アーモンドを大きくしたような大きな果実だ。色は赤と黄色がある。


「ちょっとあの果物気になるの。後で調べてきてくれないかしら」


 私がそう言うとアイルが速攻で買ってきてくれた。だが、浮かない顔をしている。アイルが言う。


「この果物は大きいですが。苦く酸味もあり不人気だと言っていました。ただ、食物繊維が多く健康にはよいものらしいですが、食べるのに勇気がいるものだと」


 そう言われて私はこの世界にもあることを知った。これはカカオだ。しかも、フォラステロ種だと思う。


 まあ、クリオロ種は砂糖やミルクを使わなくても甘味があるから人気だろうから不人気ということはないはずだ。でも、ないと思っていたカカオがここにあったのだ。


「この果物を使った食べ物があります。試作品を作りますが、どうするか考え物ですね」


 このルークセニヤ領はドカーケ領からかなり遠い。だが、この商品は絶対に人気になる。ただなぁ。


 ルークセニヤ公爵とあまりパイプを作りたくない。この商品についてはレイリアに任せよう。多分一番いい落としどころを考えてくれるはずだ。それにできたものを食べたら虜になるはずだ。私も食べたいし。アイ・ラブ・チョコレート。


 といっても、リムドについて落ち着く時間なんてほとんどない。まず、ずっと逃げていたのにターメリックに捕まった。


「もう逃がしませんからね。あなたはこの視察団の責任者なんですから」


 おかしい。絶対におかしい。ターメリックは公爵の子息。しかも財務省に勤めていて、検察官でもある。あの時王城で色々あったからだ。思い出したくもない。


「いい加減諦めてください。このやり取りはただ時間の無駄です。キール男爵は王の前で宣言されましたよね」


 思い出したくない。だからさらっとなかった事にして進めたのに。


 あの時私は緊張しすぎていた。噛みまくりました。だって、気楽にとか言われたけれど偉い人が勢ぞろいなのだ。しかも普段王城にいない神殿からも多くの人が詰めかけて来ていた。


「ふむ、そなたが現ドカーケ男爵か。ランベルは息災か?」


 目の前にロンベルト王がいる。跪きずっと頭を下げている。というか、なんでおじいちゃんの事を?ああ、英雄とか言われているからか。


「はひ、元気に北の要所におりまつ」


 噛んだ。


 緊張して噛んだ。おじいちゃんは基本ドカーケ領の最北にある名前もない村にいる。なんでかそこがお気に入りなのだ。昔から。なんでそんな事聞くんだろう?


「そうか、今だ辺境伯は現役か。お主らも苦労するのう」


 辺境伯?そういえばおじいちゃんってたまにそう呼ばれるんだよね。よくわからない。ドカーケ家は男爵でしょ。お父さんは男爵だし、そんなに要職についてないし。なんか軍のなんかよくわからない部隊を任されているんだよね~


「め、っしょうもございません」


 あれ、なんか沈黙。言い直した方がいいのかな?


「そうだな。ランベルがいるからこそ安心できる。それで、ルーファスから聞いたがなんでもラジエルを降臨させる手法を発見したとか?再現することは可能か?」


 いきなり今までと違って王から威圧を感じた。なんだこのプレッシャーは。


「も、もちろんでございます」


 噛むことすら許されなかった。私が震えているとルーファスが助け舟を出してくれた。


「ここでは再現できません。皆さん事前の打ち合わせ通り中庭へ」


 そう、今回は特例で謁見室ではなくすぐに中庭に行けるための場所を謁見室代わりにしてもらったのだ。謁見室でないため王の警備が物々しくまた、いつも以上に多くの人が列席していた。


 いや、そんなの望んでいませんから。なんでルー王子はドヤ顔なんですか?目立って良かったねとか思っているでしょ。


 皆があなたみたいに目立ちたい人ばかりじゃないんですからね。ひっそりとしていたい。私がずっと跪いていてははじめられない。だが、体を動かしていいタイミングがわからない。


「ふむ、では用意をするがよい」


 王の言葉で私は体を起こし中庭に向かって歩いた。すでに場所はセッティング済み。そこで儀式を行った。体は変な力が入りまるでロボットダンスみたいになっていた。


 けれど、そんな状態でもラジエル様は降臨してくれた。本当にありがとう。感謝。


 その後、私以外でもできるかを試すためレイリア様が実施された。それはもう舞うように美しく、神話に出てきそうなくらい優雅な動きだった。


 私はやりきった感もあったが、まだ王の御前。ずっと変な汗が出っぱなしです。というか、ユーフィリアが生暖かい目で私を見てくれている。


 いや、私だってレイリア様のように行いたかったですよ。でもね、こんな100人以上に囲まれて普段と同じ行動なんてとれませんから。


「おぉ!」


 私の時より大きな声が広がる。大天使ラジエルが降臨したからだ。質問はさっき私が引き当ててしまった『ルークセニヤ地方の問題』についての詳細の確認についてだった。それは王がそれを望まれたからだ。


「ルークセニヤ地方の危機の乗り越え方をお教えください」


 レイリアがそう言った。ラジエルはすぐに答えない。よくわからない間があるのだ。


「不確定な未来。それはそこにいるキール・テル・ドカーケが問題を解決するだろう。それではさらばだ」


 そう、大天使ラジエルはあろうことかモブキャラである私を指名したのだ。王が言う。


「我が国の危機。協力してくれるだろうな?」


 これは選択権のない質問だ。


「もちろん、我が命に代えても」


 ここで忠誠を示さなかったら速攻で斬首刑だ。一択しかない。


「王よ。こんな事は異例過ぎますよねぇ。それを納得しろと言われましてもねぇ」


 ルークセニヤ公爵が王に進言した。王に話す時も同じようにねっとりした話し方なんだ。それにびっくりした。王が言う。


「ならば通常の監査として監査隊と共にいけばよい。ラーフィル公爵。対応は可能か?」


「もちろんであります。すぐにでも手配できます。経験を積ますため我が息子に行かせたく思いますがよろしいでしょうか?」


 そりゃ、王が言えば誰だって『できます』って言うよね。そこで出来ませんなんて言ったら首が物理的に飛ぶ。実はそういう王なのだ。だからこそ、王子派閥が出来てしまうのだ。次を期待するものが多いから。


「ラーフィル公爵に対応は任す。ならばこれにてこの議案は終了だな。ドカーケ男爵よ。下がってよいぞ」

「はい」


 と言うわけで、下がろうとしたらすぐにルークセニヤ公爵に拉致られたのだ。しかも速攻で、大多数で。


 ユーフィリアもアンも何もできなかったと後で教えてくれた。数の前には人は無力だ。


「いえ、王城で流石に公爵相手に戦うわけにはいきませんから様子を見ました。それにあれくらいの相手を倒せないお嬢様が嘆かわしく思いました。今後特訓が必要ですね」


 うん、ユーフィリア。もうちょっと私を大事に思おうか。



 王城での出来事は『なかったこと』にしたかった。ターメリックはラーフィル公爵の子息ではあるが爵位は現時点ではない。だからこの監査隊の隊長は男爵の地位がある私ということになるらしい。


 というか、今迄のキール・テル・ドカーケの記憶もあるのだ。学園での立場から考えたらターメリックに命令するなんてありえない。怖すぎる。だから、権限を委譲したのだ。ターメリックも受けてくれたはずだ。


「ええ、受けましたよ。ルークセニヤ領に入るまではと限定で。リムドでの領主邸で打ち合わせには参加してもらいますからね」


 というわけで、私はターメリックに連行されました。うん、私上司だよね。なんで首根っこつかまれているのかな?といっても強く言えそうにありません。はい、諦めます。



 というわけで、諦めて連れて来られました。港町リムドにある領主邸へ。


 というか、丘の上にあって大きな建物ですこと。丘というか、なんかサスペンス劇場のラストに出てきそうな感じの場所でもある。なんでこんな場所に建てたんだろう。罪でも告白してうな垂れたいのだろうか?


 うん、違うよね。解っている。丘からは街も一望できるし、支配者として気分がいいんでしょうね。私にはわからない感性ですが。


「どうですかねぇ。この街は気に入ってもらえましたかぁ?」


 ねっとりした話し方で近づかれると寒気がする。でも、相手は公爵。今回は役目があるから何かをしてくることはないだろうけれど、やっぱり恐怖心はある。


「ええ、活気もありますし、見たことがない商品も多くありました。ちょっと気になるものもありましたので、家のものに買いにいかせております」


 ええ、カカオゲットです。


「ああ、移動中に変われていたあの商品ですかぁ。そこまで人気の商品でもありませんしぃ、この港町から船で5時間ほどの先にある島で取れるものですがぁ。あんなものでよろしければ特別に販売してあげてもいいですけどねぇ」


「そうですか。では、レッドアイ商会経由でお願いしようかしら。まあ、今回とは違う話しですからその話しは今度にしましょう」


 ってか、見てないと思っていたがちゃんと確認されている所が怖い。まあ、アイルは騎士のかっこをしているが首に隷属の首輪をつけているため目立つ。でも、アイル以上に安心できる人はいない。


 いや、ユーフィリアもアンも強いのだけれど、安心というよりこの二人にはどうしても恐怖感がある。二人とも暗殺術を身に着けているしね。


「それで今回の件ですがどうするおつもりですかぁ?あまり長い時間だと冬が来てしまいますからねぇ。私も社交界で顔つなぎをするために早く王都に戻りたいんですよねぇ」


 こちらだってこのねっとり親父と長くいたいと思わない。


「ええ、ある程度予想をしています。この港町リムドの西側の森を抜けた先にある海岸。その付近を調べるつもりです。何か問題はありますか?」


 その付近にあるのは塩田だ。そしてその塩田が被害にあうとロンベルト王国全体に波及する。


「う~ん、あの近くには色々とあるので注意をしてもらいたいのですけれどねぇ。それで、いつ行く予定ですかねぇ?」


 リムドの西側にある森は塩田を隠すために作られている。ピンポイントで私がその場所を示したからルークセニヤ公爵が絡んでくる。でも、ここは譲れない。


「明日の朝行きます。朝6の刻に正門前で集合し、そのまま現地を確認します」


 朝6の刻と言っているが6時の事だ。領地で仕事をしていると朝日と共に仕事をするため6時はすでに活動時刻なのだ。その分夜は早く寝るけれどね。健康的だ。


「それで、今日は晩餐会を開いていただけると聞いておりますが、流石に明日は早いので人数は少なくし、残りのものはリムド西側近くに陣を構えておこうかと思っておりますがよろしいでしょうか?」


 何か行動される前にその近くに陣を設置する。下手に先に動かれて夜にモンスターとの戦闘なんてしたくない。


 それに朝にしているのには理由がある。あの付近の海岸は夜になると満ち潮となり渡れない。


 そして出て来るモンスターのサハギンは陸に上がってしまえば怖くないが水中だと低レベルでも結構厄介なのだ。すばしっこくてなかなか攻撃を当てることができない。


 下手にサハギンと夜戦うよりは明け方にちゃんと戦いたい。


「うむ。では、今宵はドカーケ男爵とラーフィル卿でどうでしょうかねぇ?」

「わかりました。流石に領内は安全だと思いますので侍女2名をお供として参加させていただきます」


 というか、ユーフィリアとアンって二人とも強いんだよね。でも、このルークセニヤ公爵はそのことを知らなかったみたい。


 なんでそう思ったかって。晩餐会が終わった後に野営地に戻ると伝えたらなんか夜盗のようなものに囲まれたからだ。


 どうして野盗のようなものと表現したかというと装備が整いすぎているからだ。人数は10名。ちなみにこっちは4名だ。


 ターメリックは護衛も侍女もつけていなかった。聞いたら私が侍女を2名連れて来るのなら特に不要だし、護衛については非効率的だと言われた。


 ターメリックは智のキャラだ。学園で智力をあげると攻略対象になる。そしてこの『智力』に該当するのはテストの成績だ。テストは座学もあれば実地もある。そう、魔力制御と魔法の扱いだ。


 ターメリックの魔法はかなりレベルが高い。特に広範囲の攻撃魔法が得意なので有名なのだ。


「おいおい、怖気づいて声もでないのかい?お嬢ちゃんにお坊ちゃんよう」


 荒くれ者に見えるけれど、装備から傭兵か私兵かどっちかだろう。足運びが素人じゃない。というか、私もこういうのわかるようになっちゃんたんだよね。


 ユーフィリアとアンの特訓のおかげです。うれしくないけれど。


「女は傷物にするなよ。商品になるからな。男はいらない。お前らわかってるだろうな」


 というか、不思議となれた感じもする。ということはこういうことが日常的に起きているのだろうか?


「お嬢様。何秒で制圧できるかテストしますね」


 ってか、ユーフィリアが近づいて来て耳元で何か囁くかと思ったら、あり得ない事を言って来た。


 ちなみに、私は剣も持っていない。スカートの中に短剣とか暗器を忍ばせている限りだ。スカートの中に暗器は必須らしい。転生してはじめて知った常識だよ。


「じゃあ、これの相手任せてもいいのだな。正直攻撃魔法は手加減が難しい」


 ターメリックも乗っかってきた。アンを見たらグータッチされた。まあ、いいですけれどね。


「はぁ、とりあえず、言っておきますね。怪我をしたくなければそのままお帰りください。それがあなた達にとって一番良い選択ですわ」


 なんだかこの野盗崩れがかわいそうになってきた。


「はぁ?お前恐怖で頭でもおかしくなったのか?」


 近づいてきた一人に向かい私は顎に掌底を喰らわせて気絶させる。そのまま、体をひねって二人、三人と顎を狙い撃ちしていく。


 早くもなく、遅くもないスピードでだ。


 あまり早く動くと私が相手を見失いそうになる。だからそこそこの速さで近づき一撃で気絶させていく。顎を下から上に突き上げて。


「ちょ、ちょっと待てよ。こんなの聞いてないぞ」


 リーダー格以外すぐに制圧できてしまった。というか、ここにいたキャラってモブキャラのレベル1だった。ステータスも1だったしね。なんか親近感わくなぁ。


 リーダー格の首に短剣を当てる。この人だけ気絶させていない。


「こんな雑魚に時間かけすぎですね」

「え?それどうするの?尋問とか非効率だから僕はやらないよ」

「お嬢様。もう少し頑張りましょう」


 ユーフィリア、ターメリック、アン。誰もよい事を言ってくれない。ちょっとくらい褒めてくれてもいいじゃない。


 ってか、気が付いたらユーフィリアは倒れているものを捕縛しているし、アンはどこからか荷台を借りてきたみたいだ。


「これどうしよう?」


 私はプルプル震えている野盗のリーダーを指差した。この男だけ気絶していないのだ。気絶させた方が運ぶのは楽かもしれない。


「そうですね。それでは私がちょっと後でこの者とお話しをしておきます。お嬢様はそこにある荷車で運んでください。できますよね?」


 ユーフィリアが笑顔で言って来た。いや、指差した荷車って馬数頭で動かすやつだよね。しかもすでに倒れていた9人の男どもが無理やり乗せられていた。いつのまに?忍者なの?これが暗殺術の活用?怖すぎる。


 でも、これを一人で動かせと?何かのアニメや漫画の修行シーンですか?もう十分色んな修行させられていますよ。


 と言ってもユーフィリアはノリノリでリーダーとお話しをしているし、アンはその横でその様子を見守っている。ターメリックは「付き合ってられん」と言ってさっさと進んでいく。仕方が無い。


 台車を押す。重い、重すぎる。むちゃくちゃ頑張ったが無理だった。まったく動かない。いやね馬数頭分の馬力を少女が持っていたらおかしいよね。


「遅いと思ったらそんなとこにいたのね。手伝うよ」


 そう言ってアイルが荷車を動かした。一人で。しかも口にはフライドチキンをかじっている。


「ん?欲しいの?もうこれないよ」


 確かにアイルとの信愛度は高いけれどなんか軽くない?というか、気が付いたらアイルが腹ペコキャラになっている。


「いやね。なんかお腹すくんだよね。何が悪いっておいしい料理が悪い。絶対にそうだよ。シンフォニア領の時に比べたら食事がおいしいんだから」


 世間話をしながらだけどアイルは一人で荷車を動かしている。私は押しても全然動く感じがしなかったのに。


「ああ、こういうのってコツがあるんだよね。ほら、ぐいっと力を入れたらバーンって動くじゃん」


 何その擬音語。ってか、アイルは絶対に人以外の何かだ。でも、よく考えたらステータスで普通の人の1000倍の腕力ってこういう事なんだろうなって思った。


 野営地についたらユーフィリアとアンから「このものたちを教育するので心配しないでください。でも、アイルはお借りします」と言われた。


 うん、絶対に関わりたくない。


 ロイとルースなんか私が戻って来たにも関わらず、ユーフィリアの方を絶対に見ないよう首をすごい角度に向けて誤魔化そうとしている。いや、不自然過ぎますからね。それ。


「ロイ、ルース。安心してください。あなた達の特訓は明日以降みっちりするので。今日はこの野盗崩れを教育するだけですよ。明日の朝を楽しみにしてくださいね」


 いや、そのユーフィリアの笑顔が怖い。だって目が全然笑ってなかったですからね。まあ、私たちを曲がりなりにも襲ってきた相手だから同情はしませんが。


 頑張って訓練に耐えてくれ。まあ、そんなにひどい事にならないだろうって寝るまでは思っていた。



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