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ただのモブが推しカプを見守るだけの話  作者: 南江 行瀬


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7/22

6 写真


 パシャリとどこからか音が聞こえてきた。聞こえた方を見てみれば、何かを食べてる白山を撮っている黒崎が目に入った。


「(え、突然の供給!?)」


 黒崎ってクールに見えて行動が謎の時があるんだけど、そのうちのひとつがこれ。突然写真を撮りだすこと。


「(しかも被写体白山!!ありがとうございます!!)」


 当の白山はお菓子食べるのに夢中で気づいてないっぽい。いや気付けよ!!さっきから何枚も取られてるんだぞ!?


「黒崎のやつ、また白山撮ってるよ」

「1年の頃から変わんねぇよな」


 クラスメイトの話し声が耳に入ってくる。1年の頃からだと……!?しかも皆普通のことみたいに受け入れている!?そんなに日常的なことだったのか!?


「黒崎〜、また白山撮ってんの?」

「いいだろ別に」

「なんでそんなに撮るんだよ?」

「まあ……なんとなく?」


 なんとなくって何さなんとなくって!!!聞いてくれたクラスメイトよありがとう!!

 てかなんとなくで幼なじみの写真撮るもんなの!?


「白山〜また撮られてんぞ〜」

「知ってる〜」


 知・っ・て・るだと……!?知ってて放置してんの???撮られることになんの抵抗もないの??


「お前普段は撮られるの嫌がってんじゃん」

「まあ、和樹だし。別にいい」


 …………あ゛あぁぁぁ!!ありがとうございます!!

 幼なじみだからいいって事ですよね!?黒崎もなんか満更でもないような顔してるしなんなんだよもおぉぉぉぉ!!!



【今日の白黒】

・黒崎の写真癖は1年の頃から

・黒崎は白山の食べる姿が好き

 ↑俺の憶測

・白山は写真嫌い

 ↑黒崎は別

  ↑!?




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