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ただのモブが推しカプを見守るだけの話  作者: 南江 行瀬


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3/22

2 弁当


 昼休み。俺は教室の隅っこで購買で買ってきたパンを食べる。

 もちろん、視界に白山と黒崎が入るポジに居る。当たり前だろ?


「瑞希、そんなに食ったら腹壊すぞ」

「へーきへーき!いつもこれくらい食べてるし!」

「それは食いすぎ……」


 いつもの如く、一緒に昼飯を食べている二人。黒崎はサンドイッチを食べていて、白山は大きめのタッパー弁当を食べている。白山はどちらかといえば小柄な体型だから、余計弁当が大きく見える。


「(よく食べれるなぁ……)」


 美味しそうに弁当を食べる白山と、呆れる黒崎……。いやぁ〜、いいっすねぇ〜……。

 白黒のほのぼのお昼ご飯……。


「……あ、米粒ついてる」

「んぇ?どこ?」

「ここ……。ん、取れた」

「さんきゅ」


 …………っ!?!??

 く、黒崎が白山の口元についた米粒を取った!?絶対唇に指当たったって!!


「がっついて食うからだぞ」

「いーじゃん別に」


 あぁぁ〜!可愛い!!

 やっぱり推しが何かを美味そうに食べてる姿っていいなぁ〜!しかも思わぬ推しカプ摂取!!ありがとうございます!!


「てか、和樹はそれだけで足りるの?」

「いや、今日は朝バタバタしててさ」

「あらら、俺の弁当少し食う?」

「いいの?」

「ん、はい」


 ちょっと待て……。ナチュラルあーんは聞いてないんだが!?!?しかも同じ箸で?あーん?助かりますありがとうございます!!



【今日の白×黒】

・黒崎が白山についた米粒を取った

 ↑そのまま食った幻覚見た

・白山が自分の弁当を黒崎にあーんした

 ↑これはガチ




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