分かり合い、仲良くなりたい
〈そういえば…
わたし神録の事何も知らない。〉
好きな人なのに、神録の事何も知らなかった。
〈好きなんだから色々知らなきゃ〉
と変な固定観念にとらわれているわたしだが、神録に質問しに行こうとしても今授業中なので行けるはずもなく…
先生の言っている言葉が外国語に聞こえてきて私は、授業を受ける気力を無くした。
バタンッ
机にうつ伏せになって…
ここからの記憶がなくなる。ーーーー
「く…み……く…みーく、みーく起きて!。」
鈴の声が聞こえる。
「未来、天王洲来てる。」
〈………天王洲…??…………〉
「神録!?」
ガバッと起き上がると急いで廊下にむかう。
「あ、未来。」
〈いたっ!神録。〉
「どーしたの?。教室に来て。」
「あー…あのさ、未来、委員会何にする?。」
「委員会ねー…。決めてない。」
「なーに?神録ー。未来と委員会一緒にしたいん?。」
横から、男子が入ってきた。
「あー、ちなみに俺、神録の同クラのー、
松谷蒼大よろしくー。」
語尾を伸ばす喋り方がチャラい感じかする。
「白鳥未来。よろしく。」
「一応、神録と幼なじみだから、長い付き合いだからー、神録の知りたい事何でも聞いてー。」
〈えっ!?〉
驚いているわたしの後ろから、鈴が出てきた。
「あっ、そー君。」
「おっす、鈴ちゃん。」
私の表情に気づいたのか、蒼大君が小さな声で、
「鈴ちゃんから全部聞いたんよ。全力で協力するからな。」
〈あーそういうこと。〉
そして神録の事を知る新たな情報回路が増えた。ただ、この頃の私は、
私の情報も鈴によって、蒼大君を渡り、神録に伝わってたことをまだ知らない。




