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ザセツ系主婦の片付け日記  作者: 三条まこ
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12/30

11日目「清掃センターへ」

昨日義母に手伝ってもらって思いの外片付けが進み、

洋服も靴もバッグもクローゼットの中にすっきりと収まり、

なんと、今まで服を入れていた5段の引き出しのタンスがそっくり空いてしまった。


爽子の部屋にあるタンスと鏡台とソファーは、大げさなものでは無いものの一応婚礼家具で、値段も高かったし、時間をかけて選びに選んだヨーロピアン風だ。


しかしもう、爽子の中では手放してもいいかな、という感じになっている。

タンスとソファーと鏡台を出せば、空いたスペースに家族3人で寝られるベッドも置けるかもしれない。


勝手に処分するのはさすがに悪いと思い、昨夜のうちに夫に相談のメールを入れておいた。


すると今朝、夫の蒼介からの返信で、

待ったが入った。

「週末1度帰るから捨てるの待って。こちらも相談したいことがあります。詳しくは帰ってから。」


秋田は遠いので、連休までは帰らない予定だった夫が帰って来る。


よかった、生活費のこととか、いろいろ相談しないと。

長期出張は突然決まったので、ばたばたしていて夫と細かい話が出来ていない。



やばい!

蒼介の部屋、今ゴミ置き場になってる!


週末というと、もう明日だ!

今日はゴミの処分をしよう。


市のホームページで清掃センターの搬入の方法を確認してみる。


片付け隊のメンバーの中には、もう何度も捨てに行っている、という人もいて、

キロ何円とか重さで料金がかかるという事だったが、

調べてみると爽子の住む市の清掃センターは何キロでも持ち込み無料だった。


ミニバンに積めるだけ積んで清掃センターへ向かう。


まだ午前中だが、入口前に車が渋滞していて、場所はすぐに分かった。

20分ほど車列に並んで、ようやく窓口にたどり着いた。


車の計量があり、免許証を見せて、入館証をもらう。


前の車について行くと、粗大ゴミ、小型家電、などの標識があり、

ウインカーを出すと誘導される。


可燃、不燃、ビニプラ、資源ごみは同じ一番広い、同じコーナーにあった。


バックで車を停車位置に停め、それぞれの分別場所に運んで行く。


よかった、焼却炉に投げ入れるシステムじゃなくて。

子どもの頃社会科見学で見た時は大量のゴミが深い炉の中に吸い込まれて行くのがすごく怖かった。


新しい清掃センターはシステマティックで流れもスムーズだけど、

やはりあまり来たくはないと思った。

積まれて行く生活感のある物たちが生々しい。


次に物を買う時は、捨てないものを買うように気を付けよう。

というか、あまり買わずに暮らしたい。


1つ1つの袋にありがとう、ありがとう、とお礼を心の中でつぶやきながら置いて帰った。


出口でカードを返し、また計量。

捨てたゴミの量は125 キロだった!


マンションが125キロも軽くなったということ!


でも、まだ捨てられそう。


帰宅して、家じゅうの窓を開け、床を掃除機かけしてさらに水拭きした。


引っ越して来たばかりの頃のマンションに近い感じになった。


片付け隊11日目でここまで来られて、

働いてない上に、子どもが小学生1人、と他の人より条件が良いとはいえ、よく頑張ったと思う。


爽子自身体重も片付けを始めてから3キロ減った。

あと5キロ減らせば妊娠前の体重に戻る。


片付けよう!と思ったら片付けられたのだから、次は痩せてみようかな。

ずっと気になってたファスティング、やってみようかな?


この日の片付け隊のグループメールには、爽子の部屋のビフォーアフターをアプリでコラージュしてアップした。


物で足の踏み場も無かった部屋が、ロココ調の宮殿風になっていて、みんなからびっくり!のコメントをたくさん貰った。

ヨーロピアン、もはや気分では無いけど、ネタとしては美味しかった。


お腹周りも片付けました!と写真を上げたかったけど、自粛した。

もう少し痩せてから!



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