第三十三話
「ふぃー!二日目だね。これからどうする?」
旅館で朝食を食べ終え、後九時間はすることがない私たちに、アカリさんが問いかける。
うーん、プランも何もない。
会社だったらすることが山積みなのに、いざ休みとなると、何をしたらいいか分からなくなる。
なんか悲しくなるな。
「はいはーい、俺、西区見に行きたい!あれでしょ、なんだっけ、嵐山?行ってみたい!」
お、意見が出た。
まぁ皆行きたいとこなさそうだし、確定かな。
「ほかの意見はー、無いね。じゃ、西区いきましょ!」
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「旅館から結構近かったわね。」
「まって、ほら、紅葉すごいよ!俺の出身国紅葉なかったからな~。すげー!!」
カタラさんが見事にはしゃいでいる。
他の人達はと言えば、
「ま、待ってくださいカタラさん、走るの早いです。」
「僕昨日の疲れ取れてなくて結構厳しい。」
「み、見てください!鶏皮のキッチンカーが!!」
と、こんな感じで紅葉に興味はなさそう。
めっちゃ綺麗なのに。
少しはカタラさんを見習ってくれ。
「あ、川でボート漕げるみたいですよ!一隻三人か。男子と女子で行きましょうか。」
男子軍
「よーし、あの岸までどんだけ速く漕げるか試してみよーぜ!」
「ヤバい、体力が。」
「俺に全部任せとけって!」
「だから心配なんです。」
女子軍
「あたしらはゆっくりでいいからね!」
「カタラさん、ボートひっくり返さないでくださいよ。」
「パリパリ、ポリポリ」
「じゃ、また一時間後にここね。」
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「んで、どーしてこーなった??」
「カタラさんが速く漕ぐから!!」
「いやヤクモくんの体勢が、」
「気持ち悪くってスタンバイしてたんだから仕方ないでしょう!後漕ぐの速過ぎます。」
「うっへ、みんなびっちゃびちゃじゃん。」
「美味しかった、、!」
「しゃーねぇ。観光はそのまんまだと周りに迷惑がかかる。一旦そこらへんの銭湯入って出直すぞ。」
「ハイ。」
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「銭湯入って、着替えとってきてたらたらあっという間に三時だよ。カタラ、お前、分かってんな。」
「はい。ワカッテマス。明日は俺の奢りです。」
「よし。もう三時だし、今夜に備えて観光するか。」
皆さんこんばんは。作者です。
作者が一回京都に行ったときに、ボート乗れなかったので、エリエちゃんたちに乗ってもらいました!
今回もよろしくお願いします!




