第9話 「自分にもアレが!」
信之がシュヴェルト家の貴族?になってから一ヶ月が経った。一応貴族という建前上の身分ではあるが実際は雑用執事だった
「信之!ここにホコリがありますよ!」
「あ、はい」
ルースは相変わらず超スパルタだった
「シュヴェルト家の一人として恥じないように!!!」
「雑用じゃないスカ…」
「なにか言いましたか?」
「いえいえ!」
午前中は雑用、午後はというと…
「信之!遅い!」
「え?嘘でしょ?」
みっちり魔力の器を大きくする訓練
ある朝、毎朝の全身筋肉痛にも慣れてきて、いつも通りルースに叩き起こされて朝食をしてたときのこと
「信之、話がある…夜のこの時間にアイラを連れて私の部屋に来なさい」
「え…?」
珍しく話しかけてきたのはルッツ君主兼公爵だった
(なになに?なんか説教?)
「返事は?」
「あ、はい」
いつもの午後の地獄のトレーニングを終えてルッツの部屋に向かうところだった…
のだが…
「…緊張するなぁ…」
信之はある扉の前でオドオドしていた…そう、アイラを呼ばなければいけないのだ。正直めっちゃ嫌だっだ。なぜなら…
「まじで話したことないんだよな…」
陰キャにとってほぼ話したことのない女性に自ら話しかけに行くなどハードルが高い
「でもな〜この国のトップに言われちゃってるからなぁ〜」
でも、ここにいても仕方ない!と吹っ切れた
「よし!やろう!」
信之は意を決してノックと同時に扉を開けた
「入りますよ!アイラ様」
「え?ちょちょちょっと??…ダメ!!!」
開けた瞬間、目に飛び込んできたのはバスタオル一枚のアイラのお姿だった
「あ…え?あ…いや…これは…その…えっと…あ…」
アイラは顔を真赤にして
「いつまで見てんのよこの変態!!!!!」
1秒後、思いっきり頬を張り倒された
「なにがあったんだい?」
「見ては行けないものを見てしまいました」
「バカが変態になりました」
ルッツは失笑した
「……ま…まぁ元気そうで何よりだ」
ルッツは失笑した
「じゃあ本題に入ろうか」
(あ、話そらした)
「単刀直入に言おう、君にはアルマ魔法学校に通ってもらう」
(はいきた王道展開)
「そうですか、分かりました」
「おや?そんなに驚いていないな、どうしてだ?」
「え?あ…まぁ…あはは…」
言えない、前の世界ではほぼ部屋に籠もってラノベを読んでいてなんとなく予想ができていたことなんて
「では、理由をお伺いしてもよろしいですか?」
「もちろんだ」
ルッツからの説明によると、シュヴェルト家にはルールがあるらしい。
それは家の威厳を守るためにある一定の魔力量を超えたら魔法学校に通わなければいけないらしい。アイラはすでに通っている。話しによればルースはほぼ毎日、信之の魔力量を図っていたらしく
それが史上最速で魔法学校への入学に必要な値を上回ったらしい
(にしても学校か…)
信之にとって苦い思い出しかない場所だったので少し怖かった
(会いたい、村上、来ないで、ルイナ)
そう思いながら信之はルッツの説明を聞いた
コンチワワ、あまないデス
見てくれてありがとうございます!
今まで9話とはいえ、追ってくれてありがとうございます!とてつもなく嬉しいデス
第二章もうちょいで入ります
見ないとダメですよ…




