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僕がなろう系で貴族になる話  作者: あまない
三章 アエニグマ大陸
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第五話 謁見式(?)

これからこの国の総帥、つまりはフィリアの父親に会いに行く。


しかし不安だ。


さっきのフレッドの『魔獣取りと言って帰ってきていない』という少年すぎる理由だし、


あのメイドは初対面で、ただでさえ衰弱している自分の魔力を吸ってこようとするし……


「フレッドさん、ちなみに総帥ってどんな人ですか?」


「そうですね……かなり活発な方ですね。今回のように『ちょっと行ってくる』と言って帰ってこないことはかなりありますね……」


その『活発』という言葉の中に何が詰まっているのやら……


なにがともあれ、これから、まぁ言ってしまえば謁見式のようなものだ。


もしここで印象を悪くすれば、どうなるか分からない。


「こちらが、アエニグマ総帥がいらっしゃる謁見所でございます」


信之は今一度、一つ気持ちを整える。


『着替えてくる』と言ってメイドに着いていってしまったフィリアもいない。


彼女がいれば少しは落ち着けたのに……


(よし、モジモジしててもしょうがない。覚悟を決めよう!)


信之は意を決して、自分の身長の三倍以上はある高さのドアの取っ手に手を伸ばし、ゆっくりと手前に引いた。


「失礼しま……」


「ギャーーー−−!!!」


ドアを開けた瞬間、中から巨大な鳥が声を上げながら飛び出してきた。


信之はびっくりして、尻もちをついた。


「クレアーレ!!」


次の瞬間、地面から生えてきた柱が鳥の足に絡みつき、地面に拘束された。


「いやー、すまない! さっき狩ってきた魔獣が言うことを聞かないものでね……」


前を見ると、部屋の奥の豪華に装飾された玉座に、様々な動物の毛皮で作ったであろう服を身にまとった男がいた。


おそらく彼が……


「ア、アエニグマ総帥……ですか?」


「いかにも! 私がアエニグマ総帥その人である!!!」


この男がこのおかしい国を治めている人物だ。


この大広間の両脇には、様々な動物の仮面を被った側近が十二人いる。


一人ひとりかなり強力な魔道具を携帯している。


さすがは魔道具大国だ。


「ん……? それはまさか……!?」


何かに気がついたのか、総帥は信之に向かって物理的に飛んできた。


そして、彼の左手をとり、指を見る。


「この見た目、この魔力……これはグラキエスではないか! みな集まれ!!」


そう叫ぶと、周りの側近達も物理的に飛んできた。


「本物だ!」


「この魔力……たまらない……」


「ちょっと触らせてもらってもいいですか!?」


この宮殿には変態しかいないのか……


いや、ただの魔道具ヲタクの集まりなだけか。


「お父様、信之が困っています。離れてください」


そこに、きれいなパフスリーブを着たフィリアがいた。


しかし可愛い……


普段ほぼ固定された服しか見たことがなかったせいか、いつもより何杯も可愛く見える。


「おっとっと、これは失礼……魔王が直接使用していた魔道具というものだからつい……」


そう言うと、総帥は玉座に戻っていった。


「信之、君に聞きたいことがあるのだが……良いかな?」


「はい、自分に答えられるものであれば……」


何を聞かれるのだろうか。


もしかして『うちのフィリアとどのような関係かな?』とか聞かれるのだろうか。


彼女は今、玉座の隣に静かに立っている。


彼女の前でそんな質問されたら、返答に非常に困るのだが……


「あそこの海峡を脅かしていたクジラ……あれは君が倒したと聞いたが……本当か?」


「……え? あ、はい、自分だけの力ではありませんが……」


「では、どのように倒したのか聞きたい」


信之は返答に困る質問ではなくて安心した。


信之は、あのシーデビルをどのようにして倒したのかを事細かに話した。


総帥は終始笑顔だったので、非常に話しやすかった。


「なるほど……自らの剣から氷柱を……面白いことを思いつくな。普通の氷属性魔法使いならまずそんな事はできない。魔力の圧が弱すぎるからな」


「魔力の圧……?」


初めて出てくる単語に首をかしげた。


「簡単に言うと、魔力そのものの力のことだ。圧が弱ければ戦いで魔法同士がぶつかった時に押し負ける。逆に強ければ押し返せる」


魔法学校でそんなことを習ったような気もするが、入った当初は何一つ理解できなかったので、アイラのノートをひたすらに写していただけだった。


なので、全く知らない。


「後、もう一つ良いかな?」


「あ、はい。もちろんです」


「君はうちの娘とどのような関係かな?」


(やっぱり聞いてくるんかい!)


こんにちは、あまないです。

本当にすいませんでした。なぜこんなに投稿が止まっていたのか…

インフルエンザにかかっていました。

本当に辛かったです。

「書き溜め作っておけやアホ」と言いたくなると思いますが、

本当にそのとおりです。すいません。

みなさんは書き溜めどれぐらい作ってますか?

教えてください!

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