第6話 「やり方それしかないの?」
「何だ…ここ?」
目が覚めると、何やら見覚えのある雲の上?のような場所にいた。
「お目覚めですか…ノブユキ様…あなたはしょうもないことに、ほんの少し魔法を使っただけで魔力切れになり気を失うという、なんとも恥ずかしい…」
目の前には僕をこの世界に無理やり連れてきた女神ルイナがいた。
「そんなに刺さないでくれない?こっちはあんたのせいで大変な目に!!」
「あっはっは!やっほー!ノブユキクン…そんなに怒らないでよ〜せっかくチート能力あげたのに〜」
一ミリも反省していないご様子だった。
「アレのどこがチート能力だよ…魔物相手に少し使っただけだぞ?」
「それは、まだこの世界に来たばっかりだからだよ〜」
「ドユコト?」
「まぁこの後分かるよ!」
本当に信用できないし信用したくない。でも、こいつのお陰で魔法が使えるように放ったのも事実なのでそんなに強くは当たれないのが悲しい。
「さて、次の助言を!」
「ちょっと待って!助言てことは未来が見えてるんだろ?だったらこれからもっと具体的に何をどうすればいいのか教えてくれよ!」
ごもっともである。もっとも、平和主義者の信之はできるだけ戦いたくはないし面倒事には首を突っ込みたくはないからだ。
「未来が見える?あっはは!何いってんの??君?」
「へ?」
どうゆうことだろうか
「あれ全部占いだよ?」
何を言っているのだこの女神は。
「いくらこの女神様でも…未来までは見通すことはできませんわ〜」
「え?」
「占いって言ってもがちなやつじゃないよ?例えば…このお菓子!」
やめてくれ…もう聞きたくない…
「このお菓子さ〜包み紙の中に占いが書いてあるんだよ!それで!…」
この女神は絶望に絶望を重ねる天才なのだろうか?…今まで当てにしてきた助言、そしてそのお陰で手に入れることのできたチート能力?。それのもとは包み紙占いだったのであった。
「それでそれで!!ってどうしたの?」
「いや…もう…助言を…お願いします…」
(もう泣きたい!!!助けてください!目の前にいる以外の神様!!!)
「ちょっと!この占いのことが当てにならないっていうの???」
「そのとおりです。もっとマシなやつでお願いします。」
「ちょっと!この占い的中率99.9%なんだよ!」
(残りの0.1%はなんなんだよ…そこは100%であってくれ)
「じゃあ助言を…」
もう正直、お菓子の包み紙占いなんて聞きたくなんかなかった。しかし、今の彼には何もアテがなかったのでしょうがなかった。
「ではでは…オッホン!…ノブユキ君…『困っている身近な人を助けなさい』これが包み紙によれば助言…らしいです!じゃあ頑張って!!」
小学生の道徳の授業に出てきそうな文言を言われてまた気を失っていった。
こんにちわでございます
この女神ってもうツッコむ気力も沸かないですよね〜さて、包み紙占いでここまで連れてこられたノブユキクンはどうなってしまうのか?お楽しみに!




