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クラス対抗!エッチ満足度デスゲーム!~底辺の俺がランキング一位に~  作者: 優香猫


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最低ランクの男子を教育する実験

朝のテレビ番組のニュース!


『最低ランクの男子でも、最高峰の教育環境なら向上できるのか』という実験が今年から行われる事となったとやっている。


いつもなら「ふぅん、そうなんだ」で終わるような流し見するようなニュース。


コメンテーターは、低ランクの男子がエリート養成高校に入れない事に毎年不満の声が上がっている事への対策か?と言っている。


低ランク男子の不満を逸らすための見せしめか、真の改革の第一歩か。


エリート校内で『お情けの入学者』として浴びる冷ややかな視線にその男子は耐えられるのか?


なぜ卒業式も終わり、高校も決まっている今なのか?


急過ぎないのか?


来年度からでもよかったのではないか?


好き勝手に言ってるな。それを言うのが仕事で見ている側も楽しいのだろう。俺もいつもなら、ぼーっと眺めていただろう。



その実験体に選ばれたのが俺でなければな。


搾精テスト最下位の者の入学を『特例』として認める!


そんな事を昨夜突然言われた。政府関係者を名乗る人が家までやって来たんだ。


いやいや、何の間違いだよ!

俺は底辺高校でいいんだよ!


そもそもあのテストだって公平ではないだろ!前世での大学入学共通テストのように皆が同じ問題では無い!


搾精担当官のアソコの具合だって違うはずだ。もう一度全員が同じドールで試験してくれ。


ダメですか。

そうですか。

テスト最下位の俺に拒否権は無いようだ。


朝から引っ越し業者が押し掛け、着替えやら読みかけの小説やら何から何まで持って行ってしまった。


これから俺はエリート養成高校の寮に入れられるようだ。


空っぽになってしまった俺の部屋。

全部まとめて持って行く事はないのに。

なんだかもう戻る事はない、戻らせない、そんな圧を感じた。



◇◇◇◇

入学式。


最新鋭の講堂に集められた男子七人。


壁一面にはリアルタイムで変動する『クラス別満足度ランキング』のモニターが鎮座している。


新入生たちは皆、左手首に埋め込まれた満足度測定デバイス『プレジャー・メーター』を無意識にさすっている。



ステージに登壇したのは軍服のような隙のないスーツに身を包んだ、痩身で鋭い眼光の女性。顔を隠すようにフェイスマスクを着けている。


デスゲームの運営みたいだ。


マイクを通した声は冷たく講堂に響き渡る。


「諸君!入学おめでとう!今日から君たちはこの国の『純潔なる支配種』としての第一歩を踏み出した。…だが、勘違いしてはならない!ここにいる全員が、卒業まで『人間』でいられる保証などどこにもないのだ」


何を言っているんだ?

純潔なる支配種?人間ではいられない?



「我が校の理念は唯一つ。他者を満足させ、価値を証明せよ!男子は王として女子を導き、至福を与え、その生命エネルギーを数値化せよ!最高の快楽をスコアとして刻め!」


「二ヶ月に一度、ランキングの審判が下る。最下位のクラスに待つのは、もはや人間としての名前すら剥奪された『家畜』の運命だ!

男は搾精牧場へ。女は孵化工場へ。

そこにあるのは、死ぬまで終わることのない、機械的な生産活動のみ!」


家畜…


「君たちが手にしているデバイスは嘘を吐かない。肉体の震え、脳の昂ぶり、それらすべてが数値となり君たちの生存権を決定する。

慈悲などという言葉は、この校門をくぐった瞬間に捨て去れ!」


「効率的に、冷徹に、貪欲に!

一滴残らず、満足度を絞り出せ!以上だ!」


はあ!?


本当に何を言っているんだ?


こんなの聞いてない!


こんなのデスゲームじゃん!


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