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宝くじ10億円でアバター救世主を請け負ったら、助けた英雄達が全員ヤンデレになってました。  作者: 無限飛行


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第26話 白き者

腹部への激しい痛みと宙に浮いた身体!

見えた景色は無精髭が何かを蹴り上げた姿だ。


ああ、油断した。

視界が暗闇に包まれていく⋯⋯⋯⋯。
















❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇



『ふう、やっと一部を回復出来た。だけど駄目だわ。天音さんとのリンクを上手く確立出来ない。あ、天音さん?!聞こえますか?ああ、一方通行なんですか。ならばよく聞いて下さい。天音さんは現在地球へ自由には戻れませんが天音さんの魂は間違いなく元の肉体にリンクしています。いわゆるエクトプラズムが伸びて繋がる状態です。これが切られない限り、天音さんが地球の身体に戻る事は出来るはずです。そして現在天音さんの行き来を阻害してるのは、あの邪神に他なりません。だからくれぐれも邪神とその眷属には留意して下さい。邪神の権能はそのエクトプラズムを切る力を持っている可能性があるんです。だから今は邪神や邪神の眷属には出来るだけ姿を晒さないようにして下さい。もし今の状態で邪神が直接アリアを害する事があれば、天音さん自身もどうなるか分かりません。もう一度言います。邪神とその眷属から天音さんの存在を隠すんです。さもないと天音さんの命に関わります。そして救世主の役目ですが、この事態でそれどころでは無くなりました。役目の事は忘れても構わないので、今は天音さん自身の命を守る事に専念して下さい。なを、私に代わり天音さんの手助けになる者を送りました。彼は必ず天音さんを守る力となるでしょう。ああリンクが時間切れ⋯⋯天音、さん、願わくば、過酷な運命を、切り開き、彼らを、助け⋯⋯て⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯』)



❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇


❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇❇


❇❇❇❇❇❇❇❇❇


❇❇❇❇









































❇❇❇❇




「う、ぐぅ??」



痛み、そして鉄分を含んだ匂いが私の意識を覚醒させる。

肌についた感触はねっとりとした感じ。

これは一体何なのか?



「うっ?!げほっげほっげほっげほっ!!??」



ゆっくりと戻ってきた意識と視界が最初に捉えたのは、真っ赤に染まった地面とアリアの小さな手だった。

一体あの後何があった?

未だ続く頭痛と腹の痛みが正常な判断を難しくしている。

頭痛からくる目眩がマトモに視界を保てない。



「そうだ、私は無精髭に蹴られて?!」



と、辺りを見回せば、言葉に出来ない惨状が広がっていた。

こ、これはどういう事なの?



「あれは!無精髭とスキンヘッド、の、部品⋯⋯とか⋯⋯⋯」



うん、一発で頭痛が吹き飛んだな。

めちゃくちゃヤバい事になってるわ。

そこにあったのはバラバラ事件の事件現場?!としか思えない状況。

何がなんだか分からない。

頭は混乱しかないわ。



ぶふぅっ、ぶふぅっ、ぶふぅっ



ーと、思っていたら背後から聴こえる息づかい?

振り向けば白い壁が立ち塞がる。

これは???



「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯!」



ゆっくり見上げていくと、やっとそれの正体に気づいて固まった。

なんと背後で息づかいしていたのは体長5メートル以上は有ろうかという白い犬?!

地球の犬種なら姿から連想するのはハスキー犬か何か。

だが、違いは明らかにデカいその体躯だ。

いわゆる怪獣とか怪物と云われている存在か。

それとも日本における妖怪の部類か。

どちらにせよ私が絶体絶命なのには違い無い。


直ぐに魔法を展開しようとしたが身体に流れる魔力はぐちゃぐちゃで、とても魔法を練れる状態ではないと分かる。


ああ、なんて事だ。

こんな形でアリアと一緒に終わるなんて!

願わくば死んだ時点で、地球に帰還出来ると有り難い。

ホォルトーナ、お願い!

思わず目を瞑って祈っていた。

まさに彼女に神頼みだったわけだ。



べちょーっ

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯!?」



まさか錯覚、ではないよね?

私、今舐められている???!

は?

もしかして味見??



べちょっ、べちょっ、べちょっ、べちょっ

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」



⋯⋯⋯さっきからずっと顔を舐められているけど、シッポも振っているし、これはどう見ても味見では無い、よね?



「⋯⋯⋯えーと、お手?」

『バウッ』トスンッ

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯いや、頭の上じゃなくて」

『バウッ』トスンッ

ハッハッハッハッハッハッ

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」



うん、これはアレだ。

褒めて褒めてのアピールじゃね?


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