25.ニコ
「バルサミコ酢 やっぱ要らへんで♪
幼女に乗られた 仁王立ちの先生♪
みんなのDays ミサイル監視♪
滅多に合えぬ キャラメル探偵♪」
踊りながら歌うみんとにしょーごも合わせだす。
(゜∀゜)「「ウッーウッーウマウマ♪ 《フッフッフフー》」」(゜∀゜)
(゜∀゜)「「ウッーウッーウマウマ♪」」(゜∀゜)
(゜∀゜)「「ウッーウッーウマウマ♪ 《フッフッフフー》」」(゜∀゜)
(゜∀゜)「「ウッーウッーウマウマ♪」」(゜∀゜)
「これまたなつかしい曲を……」
「ゆたかもいっしょに歌おうよ!」
「嫌だね。ここはカラオケじゃねんだぞ」
「じゃあカラオケだったら歌ってくれるの!?」
「はいはい、いつかな」
「約束!約束だからね!!!」
「ウマウマで思い出したけど、最近全然ニ●ニ●開いてないな…」
「ダメだよゆたか!そんな人ばっかだからプレミアム会員が90万人割れするんだよ!」
「いやそんなの知らんがな…………って、え!?そんなに減ってんの!?」
寝耳に水だった情報を聞いたゆたかは思わず2度見をする。
「そんなに減ってるんすよ…しかも今月から月額料金が990円に…」
「うわマジか……解約するか」
「ちょっとゆたか!?この流れで解約するの!?」
「そりゃするだろ!値上げ云々の前に最近使ってなかったんだから!」
みんとは解約手続きをしようとするゆたかを止める。
「じゃあ止めないメリットを言ってくれよ」
「アニメをコメ付きで見れる!」
「プレミアム会員だけで見れるのは限られないか?」
「最高画質で見れる!」
「別に最低限あればいいかな…」
「一般会員だと不便だよ!!」
「完全版商法かよ!!!」
みんとの挙げるメリットはことごとく一蹴される。
そんな中しょーごはみんとに話しかける。
「ニ●ニ●は滅びゆくサイトなんだよ…」
「そんなことないわ!!!」
「アリ●ッティかよ!」
「え?ダメ?じゃあ……」
しょーごはコホンと仕切り直した。
「サイトがサイト……
それも仕方ねぇか…………!!
"●コ●コ"は所詮…
先の時代の"敗北者"じゃけェ……!!!」
「ハァ…ハァ…
敗北者…………?
取り消せよ…………!!!
今の言葉…………!!!」
「もはやそれはそっちの方がバカにしてないか……?」
某海賊漫画のモノマネをする2人を窘める。
「それにしても、どうすればこんなことにならなかったのかな…?」
「さぁな……ぶっちゃけなるべくしてなったと言うか……
いっそ、あのサイバー攻撃の件の際にそのまま閉鎖した方が格好がついたんじゃないのか……?」
「逆にそっちの方が格好がつかなくない?」
「……………………確かにそれもそうだ……
まぁでもこれからは会員数を増やすより、減らさない努力をするべきじゃないかなとは…現状で増えるとは思えないし…」
「いつかコメ付きで淫夢が見れなくなる日がくるっていうのが悲しいな…………」
「……………………いや、やっぱニ●ニ●には頑張ってもらわないとな……」
「 !!!」
今までとは違いポジティブな発言にみんとは目を輝かせる。
「やっぱり、ゆたかもコメ付きで淫夢見たいよね!!!」
「いや、つべに淫夢流れてしてほしくないから……」
「ちょっと!!!」
「でも矢木、淫夢が下火だった数年前ならいざ知らず、完全に勢いを取り返した今はニコニコあってもつべに侵食してきてるよね」
「………………ロシアのせいだ……今淫夢がまた流行ってるの全部……
せっかく廃れかけてたのに、勢いを取り戻したのは……
サイバー攻撃で鯖落ちしたせいでつべに下水が流れてきたんだ……
この責任取れよ、クソッタレめ……」
「矢木、サイバー攻撃してきたグループに淫夢送りつける?」
「別にしなくていいよ……それしたところでどうせ燃料になるだけだし……」




