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18.あたしそういうの嫌いじゃないから!

「オイ!オイt…オイ、アッ、アッ、アッ…」


 ゆたかに()()()()られているみんとが声をあげる。


「ちょっとやめてよ…」

「…………………………」

「親友だからってセクハラしていいと思ってんのか!」

「…………………………」

「こん、空手じゃないんだよ!」

「当たり前じゃん?だって……」


 ゆたかは()()()()を続けながら答える。


「今やってんの、()()だからな」


 ————————————————————————————————————


「何でうちの学校って空手ないんだろうね?」

「さぁ?」


 2人は道着をたたみながら話す。


「でも、道着の下に体操服って邪道じゃない?」

「体育の授業なんだから仕方ないだろ」

「ホントはパンツまで脱ぐんだよね!」

「おい待て、お前それどこ情報だよ!絶対辞めろよ!これ学校の備品だからな!」

「え?BAB●LON STA「もういい、止めろ」


 ゆたかはみんとの話を無理矢理遮る。


「柔道ってさ、くんずほぐれつ……つまり!絡み合う男たち……これは…!これは…!」

「その言い方止めろ!それに脳内ピンク過ぎんだろ!というか何か途中、特技が脚色の新聞部じゃなかったか?」

「ハッハハハハハハハハハハハハホホホホホホホホホホホ」

「怖いってその笑い方」

「でも、ゆたかも考えてみて?その絡み合っているが男じゃなくて、女たちだったら?」

「……素晴らしい…これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう」

「ゆたかはブレないね……」




                    この辺にしょーご↘ ——————————————————————————————


「なんと言うか、避けられてる気がする……特に男子から……」


 ゆたかは独り言を零す。


「クラスの男子と話してると、早く話を切り上げようとしてる気がすんだよなぁ…流石に気のせいか…?」

「それ多分気のせいじゃないわよ」

「え?マジ?()()()()


 ゆたかの右前に座っていた溝口(みぞぐち) あおいが声を掛ける。


「だって、"ゆたかはホモだ"って噂が流れてるもの」

「は?何で俺なんだよ!アイツ(みんと)の方だろ!このクラスの奴らの目は節穴か!?」


 憤慨するゆたかに()()()()は励ます。


「ゆたかくん、あたしそういうの嫌いじゃないから!」

「なあそれフォローじゃないよな?俺がホモって断定してるよな?そもそも喜んでんじゃねぇよ、この腐●神がよ!というかさ、1つ思ったのが()()このネタのために俺に"ゆたか"って名前にしただろ!人の名前をなんだと思ってんだ?このクソッタレ!」

「まあまあ、いいじゃない」

「被害者になってないからそう言えるんだ……というか、お前もこのネタのためだけに生み出された()()()だろいいのかそれで?」

「構わないわ!あたしは()()()()()ことに誇りを持っているもの!」

「お前すげーな……」





作「このネタ使い終わったし改名する?」


ゆ「お前人の心とかないんか?」



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