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第十二話:脅す大捜査線

投稿遅れてしまってすいませんでしたっ!

あと、東方の二次創作はハーメルンで投稿することに決めました。よろしければぜひそちらもご覧ください。(まだ一話だけですが)(;^ω^)

ちなみにタイトルは東方桃幻隊です。

 「さあ、もう時間がないから答えてもらおうか。」

 「貴様らのアジトはどこにあるか言え。」

 ガリクソンは涙目になりながらも首を横に振った。

 「そういえば、さっき、おまえは俺を癒してくれるとか言ってたよな。」

 すると、ガリクソンは、真っ赤になって岩原をにらんだ。好きにするがいい、だが私は決して屈しないぞという意思表示だろう。

 岩原は口をとがらせながら困り顔で頭をかく仕草をした。

 「どうしようかなー、正直、大事な人を殺した奴とヤリたくねえんだよなー、だからてめーの精神をじわじわと打ち砕く女性用の拷問器具がウチにあるから、そいつで洗いざらい話してもらおうかい?」

 それを聞いて堪えられなくなったのか、ガリクソンは小便を漏らしながら気絶した。

 「ふっ、他愛ない。」岩原は拳銃をくるくる回しながらつぶやいた。

 すると誰かがこちらに走ってくる音がした。

 「誰だ!そこにいるのは!姿を…ミズムシッ!」音に反応して岩原が後ろを向いた瞬間、おっさんの足が岩原の顔にクリーンヒットした。

 あまりに勢いよく蹴られたものだから、鼻の独特の痛みが岩原の脳内を駆け巡った。

 「痛ダダダダダダ!木暮さん!何するんですか!?鼻血出てない?鼻血出てないコレェ!?」

 「やかましい!誰が殺していいと言った!!」岩原はやれやれと言った表情で手錠を取り出して気絶したガリクソンと、死んだと思われるマックに手錠をかけた。

 「死人には手錠をかけなくていい!私が女将に頼んで死体を・・・え?」

 木暮が死体を隠すと言い切る前に、なんとマックの目が徐々に開いていったのである。

 「ここは、地獄ヘルか?天国ヘブンか?」少し寝ぼけた英語をしゃべりながら彼は徐々に体を起こして目の前に岩原がいたことがわかると、ニヤッと笑ってアメリカ人なまりの日本語でしゃべり始めた。

 「そうかそうか・・・貴様も死んだのだナ」

 ところが岩原は、真顔で首を横に振って否定した。

 「いいや、お前も俺も死んでいない。さあ立て、時期に王立警視庁の移動警察車パトカーが応援に来るだろう。」

 手の自由が利かないのでマックは慌てて後ろを見ると、いつの間にか手錠をかけられていた。

 彼は、岩原の方を向きなおすと矢継ぎ早に質問攻めにした。

 「な、き、貴様は、なぜ政府の犬どもと手を組んでる!?」「なぜ、おれは急所を撃たれたはずなのに生きている!?」「貴様はいったい何者なんだ!?」

 岩原は少し頭をかいて答えに悩んだ後、背筋を伸ばして勝ち誇った顔で・・・というよりほぼ勝ったようなものだが、マックの問いに答えた。 

 胸の真ん中にアルファベットのRと書かれた服が似合う悪役のようなセリフで。

 「何者なんだと聞かれたら、答えてあげるは俺の情け、殺戮と破壊の善を貫くラブリーでもチャーミーでもない自由人。」「自由警察署署長岩原治ッ!」

 するとマックが予想通りの反応を示した。

 「ねえ、頭大丈夫?」

 岩原は、自分でも何やってんだろうと思った。

 木暮の方を見ると、笑いを堪えるので精いっぱいらしく、恥ずかしさで顔が赤くなっている岩原よりも真っ赤っかだった。

 「大丈夫だっ問題ない。」岩原は一呼吸置いた後にふたたび真顔になった。

 「・・・で、もう一つの質問の答えだが、お前が立てばわかることだよ。」

 「ハア?しょんべん垂らして気絶してるピアス女を見ても俺の息子は勃たんゾ。」

 岩原は予想外のボケにずっこけながらも反論した。

 「ちがーう!立て!立つんだマーック!」

 「ハイハイstand up の方ね。わかってますよっコラショ・・・ん?」

 マックが立ち上がったその時、服の下からチャリチャリーンという音とともに空になった薬きょうが一つ落ちた。

 「こいつは・・・空の薬きょう?」

 岩原は薬きょうを拾うと自慢気にかざした。

 「そうだ。実はお前に撃った奴は、俺が自分のド頭にぶち抜いた回復魔法入りの弾丸と同じさ。」

 するとマックは、ニヤっと笑って岩原にこう言った。

 「なるほど、だが、俺を生かしておいても無駄だぞ。」「てめえらに情報ゲロるくらいなら、自殺するからナー。

 」やれるもんならやってみなと岩原が鼻で笑ったその時、応援のパトカーがサイレンを鳴らしながらやってきた。

 今では貴重となったT型フォードの上が白で下が黒の両サイドに王立警視庁と書かれた日本語の下にPOLICEと英語で書かれたパトカーから、容姿端麗なエルフの男性警察官が逮捕状を持ちながら下りてきた。

 「フィリップ・マックスさんですね?午前5時14分19秒、銃刀法違反の疑いで逮捕します。」

 エルフの男性警察官が逮捕状を読み上げながら連行した。

 ちなみにフィリップ・マックスとはマックのことである。

 マックに手錠がすでにかけられているので「はて?」と思い、岩原と木暮の方を交互に見るとなるほどと納得して日本式の敬礼をした。

 どうやら岩原を目撃したことで、木暮が逮捕状を見せる前に手錠をかけたのではないと思ったらしい。 なぜなら、逮捕状を容疑者に見せる前に手錠をかけた場合、戦前と違って訴えられてしまうことがあるからだ。

 エルフの男性警察官は敬礼をした後、木暮の方へと歩みを進めた。

 「お疲れ様です課長。・・・あの、一応確認しますがあの手錠は彼がやったのですか?」

 木暮は「ハア―」とため息をついた後、岩原に戦時中に恩がありその関係で事実上民間人であるにも関わらず特別に手錠を渡していることを打ち明けた。

 「たとえ恩があったとしても、本来は許される行為ではありません。これはあなた方、そして我々マーゴ・アルニア民主主義帝国の宗主国であるエゲロス皇国も周知の事実なのですか?」

 そう、実は彼が言う通り神聖日本皇国をはじめ第二の地球にある戦勝国、敗戦国のほとんどの国がエゲロス皇国の支配下に置かれているのである。

 とはいえ、少なくとも日独羅仏の四つの国は第一の地球にある日本とアメリカの関係のようなものである。

 「ハハハッ。相変わらず理屈っぽいなー塚田君は。ま、詳しいことは車の中で話そうかい?」

 「ハイ!」


つーかこれ捜査って言っていーのか?タイトル回収してんのこれ?なんだか恥ずかしいもオオン!

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