第7話 俺、、、主人公感ある!
ジブとマイムは自我を無くし獣のように襲いかかってきた。
みんなが固まる。やはりみんな可能性があるとはわかっていても本当に2人揃って暴走するとは思わなかったのだろう。でも現実はそんなに甘くない。
そんな中一番早く動けたのは俺だった。俺は襲われているクレムと班長を後方へ蹴り2人の前に立ち、渡された注射器を取り出した。
、とマイムが俺に右フックを浴びせる。前までの俺だったら確実に避けられなかったが、今の俺はライナーの力がある。変身前でも身体能力は上がるから、回避するのは難しいことではない。俺はマイムの右フックに対し、しゃがんで足元に潜り、奥にスライディングした。そして、俺は注射器をブレスレットに空いた動脈あたりの穴に突っ込むと一気に中身を注入した。すると反射的に体が動き、手首のブレスレットを左回しし、叫んだ。
「トランスライナー!」
体が熱い。まるで鉄板で熱せられているみたいだ。その熱さに耐えていると、体の周りをライナーの変身時の灰のようなものがまとわりつき、地面に落ちているカマキリの灰を吸収し始めた。
全部吸い切ると、まとわりついているものの姿が変わり、視界がガラッと変化した。漫画などにでてくるスカウターとかそういうものはこう見えてるんだろうか そんなことを思うような光景だった。
マイムとジブは何を思ったのかは全くわからないが、動きを止めていた。そこに俺は襲いかかる。なんというかこう冷静になっていられないのだ。常時興奮状態というかなんというか。ジブに向けて襲いかかったのだが、その様子を見たマイムが俺に飛びかかってきた。この2人は仲がいいように見えた、というか一方的にマイムがジブに尊敬の視線を向けていたような感じだったが。何はともあれ、お約束のごとくやはり性格の根元は変わらないということなのか。
そのまま俺は勢いを止めずにマイムの腹にゼロ距離で体と同化したショットガンをぶち込んだ。そこで初めて腕を意識したが体表は群青色で細かい機械類が見えるようなモールドもある。ショットガンを撃つときは特にトリガーを引く必要はなく、意識するだけで撃つことができた。
そしてマイムはそのままこちらに向かってきたが俺が腹にもう一発入れるとそのまま倒れ、カマキリのように消え去った。そしてそこにはブレスレットがついた骨が残った。
「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"」
ジブは叫ぶと、マイムの亡骸を回収し灰を体に取り込んで、窓から飛び出し逃げて行ったのだった。
どうもjenuです。3日くらい空いちゃいました。本当にすいません。インスピレーションが湧かないって本当にあるんですね。あと忙しくもなってきまして、少し時間がかけられなくなってきたのもあります。じゃあ本編の話でもしますか。この章のモチーフがアマゾンズだって話は前したと思うんですけど、殺人衝動が抑えられなくなるっていう悠のシーンを少し改変した感じですね。メルトくん変身したわけなんですけど、もう一回この世界が来るまではもうこの章以降変身することはないと思うのでしばらく見納めです。次の章に関しては今Aが執筆中ですので、首を長くしてお待ちください。そろそろこの章も完結します。次回予告は今回ちょっとなしで。皆様の楽しみになりますように。それでは。




