第2話断り、、、ずれぇって
そんな話を聞いて誰が断れよう。断れるのは悪魔か鬼か、おしゃれピープルぐらいなもんだろう。おしゃれピープルでも躊躇うわ。
「おじいさん任せてください!僕があなたの意志..想いを継ぎます。」
「ありがと
うと言おうとした瞬間扉がけ破られた。なにやら屈強そうな男たちが佇んでいた。子供たちもすくみ上っている。
「おい爺さん。借金の返済今日だぜ。なるほど、孤児院を営んでいたのか。だがそんなこと関係ねぇぜ。」
俺は振り返ってこう言った。
「おじいさんッ!こいつらは一体誰なんだ。借金ってなんなんだ!」
「確かにお国からお金は支給されていた。だがそのお金だけでは育ち盛りの子供は育てられない。皆飢え死にしてしまう。だから借りていたのだ。裏金から。」
俺は男たちに向かってこう言った。
「お願いだ。見ての通りだ。少し待ってくれ!」
「さっきも言った通りだが、そっちの事情は関係ねぇ。それにその爺さんは3年も滞納しているんだぜ。さて、子供達の肝臓でももらおうかな。高く貴族にうれるのよォ。」
凍てついた場を割くように、爺さんが声を上げた。
「待て!私の...私の命をくれてやろう!もう思い残すものはない!」
「ほう...よし、いいだろう。」
「ま、待ってくれ!おじいさん。あんたからまだ教わってないことがたくさんあるッ!それに、残された子供達はどうするんだ。そ、そうだ。臓器の一つや二つ、売ってやる。」
おじいさんがこっちを向いてこういった。
「お前さんが守らないで、一体だれが子供たちを守るんだ!この馬鹿者が!それに...儂は疲れた。もういいのだ。後継者ができたから。楽に逝かせてくれ...」
「ツッ!」
俺が見ているこの光景はこの爺さんの凄惨な人生の一部かもしれない。そう思うと何も言えなかった。
「いい話のところすまねぇがそろそろ時間だぜ。最後の晩餐は好きなものを食わさせてやるよ。武士の情けってやつだ。」
そういわれながらおじいさんは出口の方に歩かされた。俺は感極まってこう叫んだ。
「おじいさんッ!あんたの人生は無駄じゃなかった。あんたの代わりにこの子供たちが生きるんだ。あの世の奥さんもあんたを誇らしく思ってるはずだよ。無論、俺もだ!歴史に残らなくてもあんたの雄姿は俺たちの胸に刻まれている。だから、だから...あの世で元気でな!」
おじいさんは最後に、満面の笑みを見せながら孤児院の外へ連れ出された。
どうもAです。よければ感想をください。jenuが泣いて喜ぶなら、僕は逆立ちして喜びます。ヘッドスタンドです。ちょっと暑苦しい内容かもしれませんが、発汗作用があるため痩せますよ。




