ゴタゴタ
「何をしたか分かっているのかしら?貴方たち?」ローズは微笑みながら言う。
「わ、私たちはサファイアさんを勝たせろと言われただけd…」ローズはそいつの右頬を思いっきりグーで殴った。
「ま、まぁローズ。一位であることには変わりないし…」
「会場がざわついていたわ…審査員は明日は関係ないのよね?誰も邪魔をしてはいけませんわよ!私自らやりますわ!」
「な、なぜそこまでするの?」
「…このままだとあの女はしれっと全てを掻っ攫っていきますわよ…少々…いや、だいぶ目障りね…女狐…」親指の爪を噛む。
「…………………」
「そうだ!貴方たちが王に捕まったら全て話してしまいそうで怖いですわ…不利になるお口は塞いでおかないといけませんわ!!!」
「あ、ああ!は、話さないから!!見逃してくr!!」
「さようなら。今までありがとうございました。」ニッコリと微笑み、鎌で首を刎ねたローズ。
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「おぃ秘書!あの審査員どもを選んだのはお前か!?」
「も、申し訳ございません!あまり交友関係のないものを選んだらこんなことに…」
「…っち。だから余は専門の奴がいいと言ったのだ!なんださっきの審査は!?」
「申し訳ございません!」深々と頭を垂れる秘書。
「まぁ、いい…明日の種目では妨害は出来るが順位は変えられないからな」
ふふんと笑うジル。
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倒れたティスは簡易医務室に運ばれた。しかし、意識は回復せず馬車に乗せられていた。
闘技場(?)から旅館まで馬車で30分程度である。
ガタガタ揺れるので起きた。
「…気が付いたか…マリー」ホッと胸をなでおろすライン。
「本当に心配しましたよ。いきなり倒れるんですから…」悲しそうな眼をするエル。
「良かったですわ~目が覚めなかったらどうしようかt…」
「縁起でもねぇことゆーなよ…」アークとモカもいる。
「ここって…」
「馬車ですよマリー。とはいっても、荷物を運ぶためのものなので座り心地が悪いですが…寝かせるためには仕方がなかったんです。」
「…狭くない…?」
成人男性2人、女性3人はさすがにきつい。
まぁ、私が起き上がれば幾らか違うと思うんだけど…
「お!旅館見えてきたよ!」よっと起き上がってみるとどっぷり日が暮れていた。
「あら~なかなか古臭くていい建物ですわ~」
「もっと違う言い方あったよな…」
「じゃあ~レトロですわ~」
「正解!」
「ん?あれ?二レスは?」
「ああ…馬車…操ってる…」
「スゲッ!!」




