コンテストの準備
夜。
あと一週間もあるというのに3人が水着を持ってきた。
「なーなー!どうだ余の選んだ水着は!」
「はっきり言ってやりなさい。ダサいと、」
「…気持ち悪い。近寄るな…と…」
「う~ん…確かに、微妙…」
ジル→白のスパンコールの付いたBI・KI・NI
エル→黒でシンプルなBI・KI・NI
ライン→水色で花柄のワンピース型
「その点僕のはどうです?シンプルでいいでしょう?」
「大人っぽすぎる。マリーには似合わん!寧ろ老けて見えるかもしれない!」ジルに平手が飛んできた。
「…言葉…選べ…」
「確かにちょっと水泳って感じじゃないかも…スクール水着はないの?」
「「「…………」」」
「…俺のは、どうだ?型はスク水に似ている…お前によく似合うと、思う。」
「ラインは、マリーが子供っぽいと言いたいんだな。サイテーだな!」ティスからもう一発。
「本当にジルは、デリカシーが無いですね…。」ふぅとため息をつくエル。
「…ちょっと可愛すぎるかな?ワンピースだと…ほら、一応私20歳設定だし…」
「これなんてどうですか、ティス。」ニョキッと現れる二レス。
二レスが持ってきたのは薄桃色で谷間のあたりに小さなリボンが添えてあり下は薄桃色のミニスカートのBI・KI・NIでした。
「可愛いー!これ二レスが作ったの?」二レスは微妙に照れていた。
「私3人には悪いけどこれにするーこれがいい!有り難う二レス!」満面の笑みのティスを見て男子群は笑顔でうんうんと頷く。
「何?気持ち悪いよ3人とも」冷ややかな目でみるティス。
「何もしてないでないかマリー!た、ただ、か、かわ、可愛いなと思って…」最後にかけてゴニョるジル。
「いや~自分たちが選んだ水着を着て泳いで欲しかったですが、笑顔のマリーを見たらどうでもよくなってしまって…あ、いや、いつも笑っていますが、話をして笑っている顔と少し違うなと思っただけですよ」ニッコニコのエル。
は、恥ずかしいッス///
「笑顔の、マリーは…可愛い。俺、ずっとマリー……………………………の笑顔…大好き」
「ん?なんです?さっきの間は?ハッ!まさかっ!ライン君たらどさくさに紛れて告はk…」珍しく茶化すエル。
らいんはえるに痛恨の一撃を与えた。
えるのHPはらいんによってzeroになった
「あらら~?ラインったらお顔が真っ赤よぉ~?ププッ恥ずかしい奴め!愛の告白をどさくさにペロッとしようなどとはな」小突くジル。顔を手で覆い俯くライン。
「?ほへ?」首を傾げるティス。
「気にしなくていいですただの馬鹿ですから。さぁ、夜遅いですので寝ましょう。」
二レスがさっさとエルを部屋の前まで放り投げ、ラインとジルを押し出した。ティスもさっさとベッドへむかう。
「マリー」呼びとめるジル。
ジルは無邪気な笑みを浮かべて「お休み」と言った。
少し頬に赤みが残っているラインも「…お休み」と言った。
ティスも笑顔で「お休み、また明日!!」と元気いっぱいに返した。
あの掲示が出てからというもの、あちこちの部屋から爆発音(料理だと思われる)うめき声(運動だと思われるいや、料理か?)走ってる人(運動だ)で大賑わいである。
いつもの3人は散歩しながらしゃべっている。
「う~わ~お祭り騒ぎだね~2人ともなんか準備してるの?」
「なーんもしてねー自分の得意なやつで一位になりたいだけだしー」
「私もですわ~」
「あ、それなら面倒じゃないかも…」
「ふっふっふ…当日は好敵手だぜ2人とも!」
「望むところですわ!」
「私も!負けない!頑張る!」
「あ、あれってサファイアさんじゃね?」
「サファイアさん熱心ですわね~王のことを狙っているのかしら~」
((チクリ))…チクリ?
「?さぁ?狙ってねーんじゃね?あたしたちとしゃべってたし…」
「そんな考え甘い甘い甘い甘い甘い甘い甘い!」
「うっわ!D●Oみたいだ!」
「友情と恋情を一緒にするなんていけませんわ!」モカはどこからともなく本を取り出した。
何故に!?
「私の情報によりますと、ここに入った当時は猛烈に手紙を出してますわねー後宮ができたのが3年前でして、最初から居ますわあの人!それで今のあの頑張りよう…間違えなく好きですわね!」
興奮しながらしゃべるモカ。
モカって恋バナ好きだな~
「お?じゃあ、ローズ先生もか?」
「ローズ先生は…………。」顔をしかめるモカ。
「この本は、私の優秀な侍女が実際見て書いた人と人の事情を書いたものなんですの…ですから、知りたくない話も分かってしまうんですの…」
「な、何?どんな人間関係?」
「それは…また、機会があったらにしましょうか~★」
ブーイングしながらも了解した2人。
長かった…見てくれた方がいるのなら有り難うございます。




