大会についての掲示
「へーそりゃ大変だったなー」
「そーでしょー?まったく…二レスが…」
いつも通りアークが早く来ていたのでこの前会ったことをしゃべっていた。
ドアがガタッと開いた。
「た、大変ですわ!!」珍しくモカが慌てている。
「ちょっと来てください~!!」「わっちょ!?」「のわわわ!!」
モカが私の手を引き、私がアークの手を引いて外へ出た。
中庭には、馬鹿でかい掲示板があった。
掲示板の周りにはこれまた馬鹿みたいに多く人が居た。
「ちょっとティスおんぶして!」
「いーよー読み上げてね?」アークを背に乗せるティス。
「おぅ!えーっと…【…の、…により、ミスコンを…することにした。】」
「ちょっと待って!アーク読めないところあるでしょ!?」
「うん、あたし読めない。」選手交代。背にはモカを乗せる。
「えー【此度、王の提案によりミスコンを開催することにした。ミスコンは二日にわたって開催され、内容は、一日目は家庭・音楽二日目は乗馬・水泳・マラソン、開催日は2週間後賞品は、王が一週間部屋に来てくれる事、審査員は貴族の方々、後宮のものは全員参加である。では、健闘を祈る。】ですって~」
下りるモカ。
「なんか…しんどいね…もぅ寒い季節だってのに水泳とか…まぢ無いわ‥」
「そうですわね~種目の出し方とかなんだか学校みたいですわね~」
「あたしが一位だ!」
「出る気満々!?」
「あたぼーよ!こんなイベント滅多にねーから!賞品は糞どーでもいいけど一位はあたしがいただく!」
「何を言ってますの~?私が一位ですわー!ふふふっ血湧き肉躍りますわー♡」
あ、面倒だと思ってたの私だけか…
「水泳ってさ、水着だよね?どこにあるの?」
「何を言ってますの?侍女に頼んで作ってもらいますのよ~?」
「あ、そうなんだ‥。ん?2人とも侍女いるの?」
「いるよ!でも、主人に似ず女らしい奴だな。あたしが何も出来ないのにひきかえあたしの侍女は何でもできるから助かってるよーでも、目立つことが嫌いでなー今も部屋にいるんじゃねぇかな?」
「私のもですわ~全然社交的じゃなくて~…でも、よく使える子ですわ~」
「(2人とも物みたいに言うなぁ…二レスは作ってくれるのかな?)へーそうなんだ~。ねーこの大会を審査する貴族って後宮にいる蛆虫の親だったりするわけでしょ?不正とかないかな…」
「う~ん…貴族と言ってもあんまりかかわりのない人たちなんじゃないかしら~?」
「ほへー」
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「ローズ…大丈夫なのよね?」
「フフッこの種目なら貴女得意でしょう?それに審査員を味方につけている私たちは無敵ですわ。サファイア、
必ず貴女を優勝させてあげますわ…絶対に…」




