城とツッコミと私
今回は解説&説明がメインです。すみません。
「平和すぎてつまんないー!!二レス~楽しいこと考えて~」
「意味が分かりませんが?」
「だって…後宮でやることって言ったら庭でお茶会。今日は二人とも用事があって出来ないし~一年中花と蝶のいるビニールハウスに行くことぐらいでーなんか…飽きた…」
「教会もありますよ。」
「あんなのディープな信者じゃないといかないでしょ!そもそもうちの家は無信教です!」
「なのにクリスマスはやるんですね」
「ウルサイ!」
「…でしたら、城…からは出られませんが…後宮ではなく王達の暮らす、仕事をする城まで行きますか?」
「…行っていいの?」
「はい、基本女性は行き来自由です」
「後載せサクサク設定だな…じゃあなんでここの蛆虫たちは行かないの?」
「さぁ?恥ずかしいんじゃないですか?」
「ふぅん…まぁいいや。早速レッツゴー!」
「おー」
城はコの字になっている建物が本棟で4階建。多くの人が働いたり、王様の部屋がある。
その後ろに後宮。本棟を少し(少しじゃないけど)行くと夜会を開くザ・キャッスルって感じの建物がある。
この広大な敷地の4隅に囚人たちの居る地下付8階建て凶悪な奴は上へ上へ行かされるらしい。
この国には斬首刑というような相手をすぐに楽にする死刑はない。死刑と言えば餓死刑がもっぱらだ。
まず、私たちは夜会の建物(名称不明)を見に行った。
立ち入り禁止だった。庭には二つの噴水があってやはりザ・キャッスルって感じがした。
本棟へ行く。1階を見て回っているとエルの声がした。
そっと部屋を覗くとサービススマイル120%活用しながら処方箋を渡したり、診察したりと少しエルが何人かに見えたりするくらい大忙しのエルがいた。
後ろのほうには薬を調合している人たちがいて、そっちも大変そうである。
「エル、大変だねぇ…助手は雇わないのかな?」
「助手はスペースと時間の無駄、だそうです。」
「…二レス…なんでそんなん知ってんn…」
「次に行きましょう」かぶせた二レス。
「…」
2階には図書室や休憩室、ラインの自室があった。
3階には研究室や音楽室、エルの部屋もある。
4階には『じるのへや』って書いてあんのと『しょさい』ってひらがなでデカデカと書いてある部屋しかなかった。
二人は庭まで下りてきた。
「なんか…どこからツッコんだらいいんだろ…」
「どうぞ、一から十まで」
「まず、コの字型って時点で学校っぽいし、休憩室の必要性がわからない、結局ここに住んでるのあの3人だけだしジルの両親はどこに住んでんのかわかんないし、研究室で何やってるかもよくわかんない。だって爆破系やったら絶対に王が一番危ないじゃん!皮膚を溶かす薬品を扱ってたらまた王が危ないし、使ってない部屋がちょくちょくあったし、てゆーか『じるのへや』と『しょさい』くらい漢字で書けよ!」
ツッコみ過ぎて息切れするティス。それに拍手をする二レス。
「素晴らしいツッコミでした。では、疑問には私が答えましょう。
まずコの字型は敵が攻めてきても簡単にはバレないように、使っていない部屋もダミーの為、休憩室は別名喫煙室、本棟は禁煙なんです。住んでいるのは3人で合っています研究室はエルが一人で使っていて、いろいろな薬や治療法を一人で研究しています。国が支援する研究所は危ないので郊外にあります。王の両親は王に政治を任せて田舎のお屋敷での~んびりしています。『じるのへや』と『しょさい』は小さいころ書いたので仕方ありませんよツッコミにはありませんでしたが料理は私たちのいる後宮で全て作っています。火事にあっても平気なように、メイドや執事、門番や看守以外の働いている者たちは城外の寮に住んでいます。」
「うん…分かりやすい解説有り難う。長かったね…あと、火事…私たち…死んでも…まぁ、いいや…もう面倒くさい…」




