終結
…文章力が、また…酷いことに…あ、いつもか…
「なんでブスが王一人占め出来んのよ!!」
「そうよ」「信じられない!」などの加勢の声が飛んでくる。
「別に何もしてないよ!!しかも私、そんなにブスじゃないよ!!」
「ハァ!?」「なにそれ?」「うぬぼれ屋!」などのブーイングが飛ぶ。
「…こいつら、全員殺りますか?」二レスが生き生きとした声で聞いてきた
「いや…殺っちゃ駄目だけど…女性群は戦る気満々だね…」
よく見ると、手にナイフや銃、フライパン、金棒をもっている奴がちらほら見える。
嫌な予感がして横を見ると、アークが弓をつがえ、モカがドデカい銃を2丁持ち、二レスはナイフを構えていた。
(…どうしよう…)
張り詰める空気の中、サファイアがジルの手を引き、その後ろからラインとエルが後ろからやってくるのが見えた。
サファイアに捕まれているジルの腕を見ると、チクリと胸が痛んだ。(チクリ?)
「みなのもの!!やめよ!」ジルが声を張り上げた。
その声を聴くなり女たちは、「陛下!!」「エル様よ!」「ラインさん!」
「やだ私ったらはしたないことを…」なんて言いながら武器を捨てて髪を弄ったり手鏡を見始めた。
(雌豹&猫かぶり軍団め…)
「何故こんなことになったのですかマリー」エルが私に事情を聴こうと前に出て、ラインは雌豹共を対処し、ジルは今後についてどうしたらよいかサファイアと話していた。
「何故って…うーん…逆恨み?…かな?」
3人が来るからいじめられた―なんて言ったら心配して3人とも部屋に来なくなる可能性だってあるし…(私って、悪い子?)
曖昧になりながらもエルに事情を説明すると、エルがジルに伝えた。
そして、ジルが大声で言った。
「よく聞け!!一度しか言わん、余たちの眼にとまりたくば、まずは醜い心を捨てよ!!そのために余らも精一杯の努力をする!最大の譲歩として、週に一度手紙だけなら受け取る。ただし、夜マリーの部屋にいちいち来るのはやめよ!!毎週金曜日の正午ピッタリまでに手紙を入れる箱を作っておくのでそこに入れよ!分かったか!!余たちが手紙にそぐわぬことをしたり、返事を書かなかったとしても何も言わぬこと!!いいな!これ以上のことは出来ん!嫌だというのならここから出て行ってもらう!!」
辺りは静まり返った。ジルは、ちゃんと“王”という威厳溢れる声と雰囲気でしゃべっていた。
(カックイ~!)
「…賛成の者は?」ラインが口を開いた。
その声に一同ピクッとしてから全員恐る恐る手を挙げた。
「それでは、全員一致の可決ということで。解散です!」
エルが解散を告げた途端そそくさと逃げるように女たちはいなくなった。
ジルはよってきて「大丈夫か?」と心配そうに言った。
「大丈夫ックシ!!」めっちゃでかいくしゃみが出た。
3人が上着を貸してくれた。(正直…重いっす…)
口には出さない。心配してくれてやってくれたことだし、助けてくれたから…。
ジルはサファイアの前で片膝をついた。
「サファイア?と言ったか。礼を言おう、あのままだと負傷者が出ていたかもしれない…」と告げた。
「い、いえ…私は、当然のことをしたまでですよ!!」心なしか顔が赤く見えるサファイア。
「二レス、ちょっと来なさい。」エルが二レスを呼んだ。
「なんでしょう。」
「今後…マリーに何かあったら、やった奴らのリストを渡しなさい。即刻ここから出て行って貰いますから…」と微笑んだ。
「勿論です」と二レスも微笑み返す。
(ド、ドSコンビ!?)
その後、10人ほど女が減ったとか、減らないとか…。
見てくださった方がいるのなら、有り難う御座いました。




