色々と疲れた一日だった気がする、、、、。
こんばんわ?ぴろりあんです。
村に到着したらこんな有様だったみたいです。
1日で色々な事が有りすぎじゃないかと思いますが、ご容赦を、、、、。
3
程なくして、AIと和解を成立?させた高が話をすすめる。
先程から、投下された黒い筒状の物が、気になってくる。
高 「話を元に戻すけど、、、。」
ツー 「まだ、謝りたいと言う事ですか?」
高 「違う違う。さっき落ちてきた黒い物の事だよ。」
ツー 「ああ、その事ですか。」
結構根に持つタイプだと解り、高はあの言葉を封印しようと、心に誓った。
そう言うと、黒い筒状の物が、ゆっくりと開いていく。
ツー 「では、説明いたします。」
「まずは、身を守るための拳銃。」
高 「これって、一昔前のグロックって銃じゃないか?」
ツー 「さすが、、、、ヲ、、、高様。」
「マガジンには、麻酔弾が装填しています。」
高 「今、、、ヲって言い掛けなかったか?」
ツー 「、、、、、、。」
高 「で、何で一昔前の銃なんだ?」
ツー 「これの使用されたゲームを頻繁に遊んだ履歴が有りましたので、、、。」
高の額から、汗が一筋流れる。
ツー 「解りやすくてよろしいかと、、。」
高 「なるほどね、、、。」
ツー 「アドベンチャー物ですが、銃の描写ともに使用方法もわかりやすいかと。」
流れる汗が、止まらなくなってくる。
ツー 「ちょっと不謹慎な描写が多いのが気になりますが、、、、、。」
高 「あああああ、、、これは、最新式のデバイスなんじゃああああ」
ツー 「わざとらしいですが、話を続けますね。」
「そちらを耳につけて下さい。」
今まで付けていたデバイスを外し、少し変わったデバイスを付けてみる。
ツー 「聞こえますでしょうか?」
高 「ああ。」
ツー 「では、、、、、。」
耳に付けたデバイスから、左目に光が照射される。
左目の視界に、ツーのウインドウが浮かんで見える。
高 「これって、最近発表されたばっかりの」
ツー 「あちらとは、物が違います。」
「高様の視界をトレースし、私ともリンクを繋げることで、」
「情報分析速度を、早めるとともに、高様の身体データもリンクしています。」
高 「ふ~ん。」
ツー 「次に、リュックのどこでも良いので、装置の取り付けを願います。」
高 「ほいほいっと。」
ツー 「最後に、食料、医薬品4日分ほどです。」
「では、最初の目的地はどうしますか?」
高 「北の村っぽい所に行ってみるよ。」
ツー 「了解しました。ナビゲートします。」
左目に新たなウインドウが現れ、方向が浮かび上がる。
、
、
1時間後
村らしい集落の近くに高は隠れていた。
様子を先に伺ってみたほうが良いと、ツーが言ってきたからだ。
高 「なんだあれ?」
ツー 「解りかねます。」
人間の様な生物は居たのだが、部分的に違う。
まずは、耳と尻尾だ。
明らかに、犬のそれであり、人間じゃない部分である。
そこ以外は、人間と同じようにも見える。
ツー 「大好きなんですよね?」
高 「何の事?」
ツー 「ケモノ娘達がです。」
高は知らんぷりをして頭を反対に向ける。
ツー 「無駄です。」
自分とデバイスが同じ方向を向くだけで、変わりなかった。
高 「悪い?」
ツー 「、、、、、。」
まさか、本当に実在するケモノ娘達を見れるとは思わなかった。
、、、、、、、、、、、、、、、、コスプレ以外で。
ツー 「でも、おかしいですね。」
高 「何が?」
ツー 「元気が無いというか、、、。」
「何か一心不乱に穴を掘ってますし。」
「見た感じオーバーワーク気味です。」
高 「だな、、、、。」
ツー 「目を輝かせてないで、早く移動を開始して下さい。」
高 「ちょっと待てって、友好的じゃない可能性を指摘したのは、」
「ツーじゃなかった?」
ツー 「大丈夫です。」
高 「本当に?」
ツー 「早く移動を開始して下さい。」
無表情で言われると、AIと解っていても、何かいやだな~と思いつつ
隠れるのを止め、歩いて村に行く。
村の入口に立って中を覗く。
13歳位のケモノ娘と目が合った。
高 (やっぱ、万国共通の笑顔だよね、、、)
笑顔を絶やさずに近づいていく。
一歩、娘が下がり怯えた表情を見せる。
高 (あれ?)
(あれあれ??)
自分では100%スマイルのはずが怖がられている?
高 (挨拶してみるか、、、。)
「こんにちわ。お嬢さん、、。」
ビクッと娘がしてひれ伏した。
高 (はい?)
、、、、、、、、、、、結構傷ついた。
呆然と立ちすくむ僕と、ひれ伏しているケモノ娘。
その時、家らしき建物から、親?であろう女性が走ってきて、横にひれ伏す。
その状態のまま、喋っているみたいだ。
??? 「・・・・・・・・・・・・!」
解らない、、、。
何を喋っているか、本当に解らないのですよ。
ツー 「やはり、言語は地球上の物では有りませんでしたね。」
高 「どうしよう。」
親子?は何か言ってるみたいだが、意味がわからなければ、どうしようもない。
呆然としていると、袖を申し訳なく引っ張ってくる。
高 「ん?」
ツー 「何処かに案内しようとしているみたいですね。」
引かれるままに、付いて行くと、あの穴の縁に連れて来られる。
行く先々で、村の人々?がひれ伏すのだが、、、、。
固まった100%スマイルのまま連れてこられたわけだが。
、、、、、、、、、、、、、そんなに僕の顔怖いのか?
???「・・・・・・・・・・・・・」
娘が穴を指し示し、何か喋っている。
ツー 「現状を見るに、井戸を掘っているみたいですね。」
高 「井戸?」
頭を下げながら、必死さが伝わる、、、、。
ツー 「ですが、、、。」
高 「どうした?」
ツー 「この場所付近は、岩盤が厚く分布する地形のため、中々にキツイでしょう。」
高 「穴を開ける事は可能か?」
ツー 「先程のレーザーで良ければ、岩盤を貫くのは容易ですが、、、。」
「よろしいのですか?」
高 「ああ、あんなに必死に言ってるんだ、何か訳が有るんだろ。」
手を止めてひれ伏している作業員たちに手振りでどくように指示をする。
怯えながらも、従ってくれた。
ツー 「高様、指を指して自分がやったようにお願いします。」
高 「ん?」
ツー 「私は秘匿されるべき兵器ですし、この村での安全の為です。」
高 「なんだそりゃ?、、、まあわかった。」
ツー 「カウント開始します、、、5,4,3,2,1、GO」
GOの合図で腕を振り下ろし、穴を指で指し示す。
光が流れ、そこには黒い穴が現れる。
ゴボ、、、、ゴボ、、、、。
穴から大量の水が溢れ出てくる、、、。
程なくして、村長の家?らしき建物にまたしても引っ張られて行った。
必死に何か喋っているのだが、、、、やっぱりわからない。
建物自体は結構、頑丈な作りのようだ。
まあ、喋っている間、ひれ伏したままなのだが、、、、。
その時、先程のケモノ娘がおずおずと樹の実を差し出してくる。
高 (何だこれ?ピスタチオ位の樹の実?)
ケモノ娘が食べるジェスチャーをする。
高 (食べろって事だよな、、、)
ツー 「万が一毒性が有れば、医薬品の中に解毒剤も有りますので、、、。」
高 (このタイミングで、それを言うか?)
恐る恐る口にし、2~3回噛んで飲み込む、、、、、。
何か、頭痛に似た痛みが、一瞬走る。
???「・・・・・・・・・か?」
???「・・・・・・・ですか?」
高 (えっ?)
???「人間様、大丈夫ですか?」
言葉が判る。判るぞ!!
高 「ツー。」
ツー 「毒物でしたか?」
高 「、、、、、言葉が判る。」
ツー 「、、、、、、はい?」
AIがはてなマークを頭に浮かべ、何言ってるのみたいな顔をする。
ツー 「頭いかれちゃいましたか?」
高 「失礼なっ!」
ビクッとして村長?とケモノ娘は再度ひれ伏す。
高 「ああすまない。」
「言葉が何故か判るようになったのだが、、、。」
「何だこれ?」
ケモノ娘がひれ伏したまま答える。
???「失礼とは思いましたが、魔法の樹の実を食べて頂きました。」
高 (魔法の樹の実?、、、魔法?、、、魔法!!)
「ちょっと待ってくれ、魔法って有るのか?」
???「先程、穴を開けたすごい魔法は、人間様がされたんですよね?」
高 「、、、、、、、、ああ。」
「そうだったな、、、。」
話を合わせないといけないから、うやむやにしておこう。
???「申し遅れました、私の名前はニーヤと言います。」
高 「解ったニーヤ。顔を上げてくれないか?」
ニーヤ「ですが、人間様には逆らうなと、厳しくしつけられていますので、、。」
高 「構わないから、普通に座ってくれないか?」
ニーヤ「分かりました、、、お望みであれば、、、、。」
高 「それで、魔法の樹の実だったな、、、。」
ツー 「高様。人?払いをお願いします。」
高 「は?、、、いきなり何だ?、、、まあ解った。」
ニーヤは、不思議そうな顔をして、部屋から出ていった。
飲み物と取ってくるらしい。
高 「で、、どうしたの?」
ツー 「何故にあのような話し方なのでしょう?」
高 「何が?」
ツー 「とても高圧的な喋り方のように見えましたが、、、。」
高 「内容がわかったのか?」
ツー 「いえ、ですが、態度に出ていました。」
「現在、言語を解析中ですので、暫くは時間がかかります。」
「それに伴い、録音していますので、後で内容がわかりますよ。」
高 「なるほどね、、。」
「じゃあ、なるだけ話をして、言語情報を引き出したら良いってことか。」
ツー 「そういう事です。」
一通り打ち合わせが終わった所で(ツーに釘を差されたという)
ニーヤが木のコップを手に戻ってくる。
ニーヤ「人間様のお力で湧き出た水です。」
高 「ああ、有難う。」
「それと、人間様って言い方は嫌いだから、高って呼んでくれない?」
ニーヤ「失礼しました、、、高様ですね。」
水を飲み干し、聞いてみたい話に戻る。
高 「それでニーヤ。魔法の樹の実って、、、?」
ニーヤ「ああ、あまり数が無いのですけど、街から来る行商人さんが」
「譲ってくれたんです。」
高 「貴重な物だったのかな?有難う。」
ニーヤ「いえいえ。高様みたいにお優しい方に食べて頂けて、嬉しいです。」
「それはそうと、今日はどちらにご用だったのでしょうか?」
「てっきり、井戸の事でおしかりに来たとばかり、、、、。」
高 「えっとー、旅をしててね、たまたま寄ってみたんだ。」
「あまりに必死だったから、つい手が出ちゃったよ。」
ニーヤ「では、時間が有るのでしたら、泊まっていって下さい。」
高 「有難いんだけど、、、、、。」
ニーヤ「ぜひ!、、、高様!!」
目をらんらんと輝かせながら、うむを言わせない迫力が有った。
その晩、宴に呼ばれ、夜遅くまで語り明かした。
ツー 「読んで頂いて、有難うございます。」
「1日にUPの連続で、すみません。」
深々とお辞儀をする。
ぴろりあん「あーーーー!!」
「またお前、何勝手に出てきてんだ」
「お前のせいで、仕事終わってから、大変だったんだぞ!」
ツー 「あなたがまともなことを言わないし、口が足りないから」
「しょうがなくかわってあげてるんですけど、、、。」
ぴろりあん「嘘つけ、、、。」
「このまま出番が少なくなりそうだからって、先に手を打っておこうとしてるだろ」
ツー 「何の事ですか?」
ぴろりあん「俺には、お前の考え位判るんだよ、、、このポ、、、、」
光が流れ、やっぱり穴が空き作者が消える。
ツー 「学習能力ゼロなのかしら、、、このヲタ、、、。」
「失礼しました。」
「まだまだ続きますので、よろしくお願いします。」
「では、また。」
深々とお辞儀をする、、、、、ちらっと作者が消えた穴を見る。




