表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Crystal Disc 外伝『深撃の銃弾』  作者: ハルシオン
第三章:マウントブック一家の護衛
41/109

41.「SOS ――マウントブック一家の護衛⑮――」

「必要最低限の荷物を持って引き返そう」

 ミズハが言おうとしていたその台詞は、ゴーガに取られてしまった。

その言葉を聞いたボスが反論しようとするも彼は有無を言わせず畳み掛ける。

「俺たちの仲間を助けるためにミズハは負傷したんだ。ミズハがこうなってしまった今、もう一度ヘビが襲ってきたらおしまいだ」

ゼロ距離からのチェーンワイヤーの射出によって大蛇は負傷し退散したが、また襲ってこないという保証はない。

同じようなのがもう一匹居ないという保証もだ。


「おい! 頼まれた荷物はどうすんだ!」

 マウントブック一家のボスはあくまでも仕事を優先する姿勢を見せる。

「諦めるしかないっしょ。元々無茶なスケジュールだったんだし、謝るしか…」

「ふざけんな仕事をなんだと思ってんだ!」ボスが怒鳴る。

夜の湖に波紋が立つほどの大声が横たわるミズハの脳を揺さぶる。

「大体ハンター! てめぇがそんなだから困ってんだろうが! なんとかしろや!」


「だまりやがれ!」

 ミズハでもない、ゴーガでもない。

ボスでもない、ボスに向けてキツイ一言を突きつけたのはミズハに助けられた野郎どもの一人だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ