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ダンジョン生活8年目!?第299層まで辿り着くとそこはまさかの異世界でした。  作者: 神崎あら


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3/4

3話 レベル500?



 「え、エルフ、本当にいたのか」


 ダンジョンで生活する事8年、俺はドラゴンに、スカルナイト、ケルベロス様々な異界の獣達を見てきた。

 しかしエルフにお目にかかるのは初めてだ。

 

 「そ、そんなにジロジロ見ないでください恥ずかしいです」


 そう言ってエルフは顔を背ける。

 

 「す、すまん、でもただ初めて見てさエルフっていう種族を」

 「まぁそうでしょうね、エルフは私と姉の2人しかもう残っていないので」


 エルフはそう話すと、下を向いてしまった。

 やっぱりエルフって貴重な種族なんだな。

 よくあるよなそういう設定とか。


 「そうかお前とお前の姉さんだけなのか、じゃあ今は姉さんと2人暮らしなのか?」

 「い、いえ、姉とは別々に暮らしております」

 「そうなんだ」


 そう言って俺は熊鍋のスープを啜った。

 とりあえずわかった事を整理しよう、ここはエルダー大陸で、おそらく異世界。

 多分だけど俺は気付かぬうちに異世界に来ていたのだろう。

 そしてその異世界にはエルフとかがいる。

 うーん、これは結構なファンタジーだなぁ。


 「なぁ、あんたの名前ってなんて言うの?」

 「私の名前はフェリスです、確かあなたはサトシでしたよね、改めてよろしくお願いしますサトシ様」

 「おう、にしても人と話すなんて8年振りだよほんと」

 「……8年?」


 その一言にフェリスの表情が固まる。


 「な、何を言っているんですかサトシ様、ここは魔境と呼ばれる呪いのダンジョンですよ、そんなところで8年もいたというのですか?」

 「え、そうだけど?」

 「ちょっ、ちょっと待ってくださいあなた、あなたのレベルっていくつなんですか?」


 そう言ってフェリスは俺に飛びかかってきた。

 い、いきなり近づかないでくれよ、まったく。


 「れ、レベル?そんなの知らないよ、てかお、降りてくれない?」

 「すみません、ちょっと確認させてくださいね、アビリティ発動、解析」


 フェリスはそう言うとさらに顔を俺の顔に近づけた。

 ちょ、近いってマジなんなのこの子。

 惚れちゃうよこんなことされたら。


 「……500」

 「え?」

 「レベル500……ですか」


 そう言うとフェリスはゆっくりと起き上がり、俺から離れた。

 ふ、ふぅどうにか切り抜けたぜ。


 「なぁレベル500って低いの?高いの?」

 「た、高いです、しかも世界最高レベルですおそらく」


 フェリスはそう話すと化け物でもみるような目で俺を見てきた。

 ちょ、え、そんな、そんな目で見ないでよ、なんか悲しいんだけど。

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