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MONSTER FARM FRONTIER  作者: 時宮さん
19/26

3章  犯罪者の末路

この物語を考えていた頃から書きたかった

話の一つです

一応グロ注意って書いておきます

アカネを襲撃しハイネに妨害さらソラに撃退された犯罪プレイヤー3人組は

必死に捕食蟲の森から脱出しようとしていた


「はぁ、はぁ早く逃げなきゃ」


「でも、もう俺達のモンスター死んじまったんだぞ下手に動いてモンスター

にでも遭遇したら」


「けど、此処にいてもモンスターは来るぞ!!」


「ともかく一刻も早くこの森を出るぞ!!」


ソラとの戦闘で三人はそれぞれの使役モンスターを失い今や哀れで

貧弱な人間でしかなくなった


三人の進む方向には幸いにもモンスターの姿が無く

三人は逃走に成功すると確信していた・・・が



数時間後



「くそ!!どーなってるんだよ、この森!!」


「真っ直ぐ進んでいる筈なのに気が付くと同じ場所に戻ってきちまう」


「こんなの普通じゃないぞ!!」


三人は知らないが逃亡する時に光を司る竜王である煌彩(キサラ)

幻術【有罪者への(ギルティ)死の(デス)悪戯(トリック)】の効果で

自分達の方向感覚などが正常では無くなっていることを


そしてこの森に生息する昆虫モンスターは捕食対象が弱りきった所を襲撃する特性で

今も気配を殺し三人が弱りきるのを今か今かと待ち続けている


そして


「くそ、もう夜になっちまった」


「まずいぞ、蟲だけ無くって夜行性の猛獣モンスターまで徘徊し始めるぞ」


「・・・俺もう疲れた、もう走りたくない」


巨人使いは走るのを止めようとした


「馬鹿止まるな!!」


それを見た大蛇使いは巨人使いに注意をしたが


「もう、無理」


巨人使いが足を止めた瞬間


グサ!!


「え?」


巨人使いの胸から刃物が出現したかと思うと

その後方には両手がカマキリの鎌、尻尾は蠍、目はトンボの様な複眼

口にはクワガタの角のような形状で羽は蛾のような模様がある

昆虫モンスター 混合蟲(カオスインセクター)の鋭い尻尾が

巨人使いの胸を貫いていた


「う、うわぁー!!」


「ゴホ!!・・・え、俺どうなっ・・・」


スパ!!


ゴロゴロ


巨人使いが痛みを認識するよりも早く

混合蟲(カオスインセクター)の鎌が巨人使いの

首を切断した


「やばい、逃げるぞ、イサオ!!」


「・・・・・」


「・・・・・?、イサオ?」


大蛇使いが蝙蝠使いの返事が無く

蝙蝠使いのいた方を確認すると


そこには


「ン~ンー!!!」


巨大な蜘蛛に今まさに口と手足を封じられ

闇の中へ引きずられていく蝙蝠使いの姿があった


グチャ!!ベチャ!!


そうこうしているうちに最初に首を刎ねられて死亡した

巨人使いは大蛇使いの目の前で捕食されていた


「あ・・・え・・・や」


大蛇使いが何か喋ろうとした瞬間

闇の中から悲鳴が聞こえてきた


「うわぁー!!痛い痛い!!止めてヤメテ!!あが・・・ぎゃ!!」


その声はつい先程巨大蜘蛛に攫われた蝙蝠使いの声だ

口を塞いでいた糸が偶然緩んでしまった

ために聞こえた蝙蝠使いの断末魔だった


その後、暫く生きたまま捕食されていく蝙蝠使いの断末魔は続いた



そして



終に闇の奥からはなにも聞こえなくなった



気が付くと混合蟲(カオスインセクター)も姿を消していた


「俺、助かったのか?」


この森に生きる生物の中ではある暗黙の掟がそんざいするが

この世界に住め人間すらその掟は誰も知らない


その掟とは


・獲物が複数の場合は一匹まで

・群れ単位で行動する者は群れで一匹まで

・食事が済み次第次の者に狩場を開けること

・狩りの順番は先着順

・以上の掟が守れない者は優先的に捕食対象にされる


そんなことは知らない大蛇使いは


「よ、よし一気にこの森とおさらばだ!!」


と走り始めた









ズポ!!




「え?」




大蛇使いの足は不自然に発光する

泥から抜け出せずにバランスを崩してしまう


「いってー・・・んだよ、この泥!!・・・え?」


大蛇使いが泥を凝視すると

泥は勝手に動き出しどんどん大蛇使いの足を飲み込んでいった


大蛇使いが泥だと思っている物は実は極小モンスターの群れで

地面の溝に待ち構えており獲物の足が溝の上を通過する瞬間に

飛びつき数億体の群れが一斉に獲物に取り付き体の自由を奪い

獲物を溝へと引きずっていく


モンスター名 軍団黄金蟲(アーミーハムナプトラ)


このモンスターの顎は弱く獲物を外側から(・・・・)捕食することは

不可能に近い


よってこのモンスターは獲物を内側から(・・・・)捕食する


最初の侵入経路は何故か決まって獲物の口のみだが

なまじ知性があり、感情がある人間には蟲の群れが自分の体を覆いつつ

顔まで迫ってくる光景は生き地獄でしかない


「やめろ・・・くるな!!来ないでくれ!!」


蟲を引き剥がそうと蟲の群れに触れた瞬間大蛇使いの手に瞬間的に

飛び移った蟲によって一気に腕にも蟲が侵食して行く


「うわぁーーーーーー!!!来るな、くるな、クルナーー!!!」


そして終に首筋まで蟲の群れの飲み込まれた

大蛇使いは発狂した


「あ・・・あ、あああああーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」


叫び声を上げた瞬間大きく開いた口を目掛けて蟲の群れは一斉に

突撃していった


蟲の群れが口に侵入しているため叫び声すら上げられなくなた

大蛇使いの目には黄金の涙・・・蟲の群れが涙腺を食い破り再び外側に

出てくる場所も次第に増えて行き耳に鼻、そして全身の穴と言う穴全てから蟲の群れが出入りし始めた


「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大蛇使いは悲鳴にならない悲鳴を上げつつ蟲の群れに食い殺されていった



そして軍団黄金蟲(アーミーハムナプトラ)が大蛇使いだった物から退くと

そこには骨だけが綺麗に残されていた


その骨は軍団黄金蟲(アーミーハムナプトラ)が骨を食べないこと知っている

モンスターであり自らの主食が生き物の骨であるモンスター 骨喰い(ボーンイーター)

によって一欠けらも残さずに掃除されていった









一方ソラ達は無事に森を抜け出していた



「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ソラが森の方を向き

「今、何か聞こえなかった?」


アカネは素で聞こえなかったらしく

「さあ?」


ハイネも聞こえなかったらしく

「特に何もなの」


「・・・さあ?」(さっきの奴ら死にましたね)

竜の聴覚で悲鳴を聞き取ったがあえて流すセイ


「・・・空耳なのでは」(死んで当然の報いです)

内心穏やかでないメイ


「あはは、きっと負け犬の悲鳴だよ」(ま、私が森から出られなくしたんだけどね)

今回の惨劇を作り出した張本人であるキサラ


「さあ、ソラ様見えてきましたあれが北の町です」


「どうやら間に合ったみたいだな」


「さあ、行きましょう主様」


「レッツゴー!!」


「えっと・・・おー?」


「おー!!なの」








呼んでもらえたのなら感謝ですm(_ _)m

次話すぐ上げます

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