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MONSTER FARM FRONTIER  作者: 時宮さん
20/26

3章 海底迷宮と雪山での出会い

本日三話目です

この話は物凄い早足です

ソラ達は森を抜けた次の日ようやく目的地である北の町へ到着した


北の町は西へ行くと氷海に辿り着きその深海には海底迷宮

深海世界(アビス・ワールド)がどこまでも広がている


東には巨大山脈が連なり、その最奥部はソラが誤転移した

山脈迷宮《天空地獄(スカイ・ヘル)が存在する


そしてソラ達が北の町の門を潜ると


〔プレイヤー ソラの北の町へ到着を確認しました〕 


クエスト完了のメッセージが表示された



「はぁ~・・・ようやく到着した」


〔報酬はクエスト終了日時の午前10時に町で配布します。クエスト終了日までお待ちください〕


「報酬でるのは3日後か・・・二人は、この後どうすうの?」


「私は雪山に行って来るの」


「雪山?なんかあるの?」


「雪山に最近モンスターの群れが住み着いたって噂を聞いたの」


「そうなんだ会長はどうするの?」


「私も行ってみようかと思います」


「そっか、僕も他に行きたいところがあるから別行動だね」


「どこいくの?」


「ちょっと氷海を見に行こうと思ってね」


「氷海ですか?」


「うん、氷海の先にちょっと用事があってね」


「行きましょうソラ様。今から行けばギリギリ3日で往復できます」


「うん、じゃ会長なにかあったらフレンドコールしてね」


「ええ、そちらも気を付けてくださいね」


「三人とも竜形態になって、飛ばして行くよ!!」


「「「了解」」」


ダッ!!


ソラが大地を力強く蹴ると一瞬で数km進んでいた


「あの、お兄さん足速いの~」


「・・・足が速いのは知っていましたが早すぎますね」

 

ソラの姿が完全に見えなくなったタイミングでハイネが動き出す


「・・・さてと、私達も早速雪山に行くの」


「でもこの辺は山脈地帯ですよ?どの山なのでしょうか?」


「私達が目指す雪山は、すぐ目の前の山なの」


そう言って眼前の山を指差すハイネ


「・・・すぐ前って言いいますか・・・ここ麓町ですね」


ピュ~


二人に冷たい山風が吹き付ける


「・・・上着を買ってから行こうなの」


「賛成です」




一方ソラは


「さて、着いたな」


速くも氷海に到着したソラ達


『・・・ソラ様、幾らなんでも早すぎませんか?』


「今回時間ないから全力疾走だったし」


(((それでいいのかな?)))


『さて、では軽く挑戦してみますか、主様?』


「そうだね」


『でもソラ君、生身で氷海に飛び込むって自殺行為だよ~』


「そこはご都合主義で・・・龍法【龍族変化(ドラゴンシフト)種族(モード)海竜(リバイア)】!!」


龍法龍族変化(ドラゴンシフト)とは己の体質を特定環境に順応させた種族の竜と同一にする

龍法の中でも高位のスキルのことである


『あ~なるほど龍族変化(ドラゴンシフト)ですか』


『その手があったね~』


『では私達も』


『『『種族(モード)海竜(リバイア)!!』』』


「でも、龍の属性を変えられるってホント便利だな~龍法って」


『習得出来る個体が圧倒的に少ないので、なんとも居ませんが』


『竜王は全員使えるけどね~』


『では、潜りますか』


「ああ、行こうか海底迷宮深海世界(アビス・ワールド)に!!」



躊躇なく氷海に突っ込んで行くソラ


ザッボーーン!!!!


海の中は今の地球の海では在り得ない透明度で遠くまで良く見通せる


そしてソラが下を見るとそこには


不自然に所々に入り口と思しき洞窟がある何かが其処にあった


(あれが海底迷宮)


『ソラ君、時間が無いなら私の術で皆の姿を隠して進む?』


(その手が在ったか・・・邪道だけど今回は急いでるし・・・)


(キサラ頼む)コクコク


水中なのでソラは喋れないのでジェスチャーで返答した


『了~解【幻影迷彩(ミラージュコ□イド)】発動!!』


ソラ、セイ、メイ、キサラの姿が一瞬にして海中から消えた


はずだった


(あれ?見えてるよ?)


『ご都合主義で私達自身はお互いに視認出来るよ~』


(ホントに、ご都合主義だな!!)


『ソラ様、水中なら騎乗可能です、お乗りください』


(え?)


『主様、水の中で騎乗に失敗してもダメージは発生しません』


(・・・今回、本当にご都合主義だな)


と、言いつつセイの背に乗り込むソラ


『では、飛ばしますメイ、キサラは着いてきてね』


『『了解』』


そしてセイは今までとは比べ物にならない速度で潜行を開始した


『一気に玄武のいる神域まで行きます』


この日、海底迷宮に住んでいるモンスターは突発的な海流に飲み込まれ

甚大な被害を被ったのは言うまでもない


(幾らダメージ発生しなくてもこれ死ぬな多分)


ソラの脳内では騎乗スキルがありえない速度で上昇していた

〔騎乗スキルを習得しました〕

〔騎乗スキルがLⅴ15になりました〕

〔騎乗スキルがLⅴ48になりました〕

〔騎乗スキルがLⅴ79になりました〕

〔騎乗スキルのLⅴがMAXになりました〕





そして


『ソラ様、神域に着きました』


神域は水中ではなかった・・・よかった~普通に喋れる


「で、玄武は?」


見渡す限り神域には亀処かモンスターの一匹も居ない


『玄武様なら旅に出られました』


突如として巨大な貝が開いたかと思うと中から人魚が現れた


『貴女は、たしか玄武の眷属の貝の人魚(シェルマーメイド)でしたよね?』


『はい、私は玄武様の眷属が一人貝の人魚(シェルマーメイド)のラピスラズリです・・ラピスとお呼びください』


礼儀正しく挨拶をしてきらラピスさん


『それで玄武が旅に出たと言うのは』


『はい、そこにいる方とご同輩の方が玄武様と契約に成功し外の世界へと旅立ちました』


『ソラ様と同じ・・・プレイヤーですか』


『はい、召喚の日に誤ってこの神域に転移されたかたです』


「僕以外にも居たんだ誤転移者」


『はい、この迷宮だけで見ても3名が誤転移してまいりました』


「玄武と契約した以外の二人は・・・」


『一人は運よく空気のある場所へ辿りつけたのですが・・・』


「もう一人は間に合わなかったの?」


『いえ、私の同属に〈貝のブラを外そうとしたり〉、〈下半身の鱗を剥がそうとする〉など

猥褻なことをしようとしてその場に居たモンスターに袋叩きされて』


『『『「同情の余地無し!!」』』』


「・・・で生き残った二人は?」


『玄武様と契約されたプレイヤーが身動きが出来ないプレイヤーの方を

救助してそのまま海の外へ』


『で、眷属であるあなたがこの迷宮の管理を任されたと』


『はい、そのとおりです四聖獣が長、青竜様』


『ま、私とソラ様と同じような案件ですね』


「でも、どうやって玄武と契約したんだろ?」


『なんでも『馬が合うから契約した』そうですけど』


「こっちは命懸けだったのに・・・」チラ


『で、でも大変ですねその方達も身分証明書が無くって・・・ね、ソラ様』


『旅立たれた後は何の音沙汰も無いので私は良く分かりませんが』


「ラピスさん、一つ質問してもいいですか?」


『私の分かることなら何なりと』


「この海底迷宮深海世界(アビス・ワールド)は攻略されているのですか?」


『はい、主である玄武様がプレイヤーと契約されたため、

この北西の最上級難易度迷宮深海世界(アビス・ワールド)

攻略済みです』


「そっか無駄骨になったけど、まあいいかな」


『お望みとあらば僭越ながら私が迷宮主代理としてお相手しますが・・・

もっともそちらの竜王様達に勝てる気がしませんけど』


「不毛な戦いはよしましょう」


『そう言って貰えると助かります』


『ソラ様そろそろ』


「了解・・・とそうだったラピスさん最後にもう一つ聞きたいことが」


『なんでしょうか?』


「この海底迷宮にいつの間にか人工的な建物が出来ていたとかってことはありませんか?」


『・・・あります、私も主である玄武様でも気が付かない内に人工的な建造物がまるで意図的に

気が付きにくい場所に建造されていました』


「その建造物の位置って分かりますか?」


『でしたらコレをどうぞ』


そういってラピスは一枚の紙片をくれた


「これは?」


『それはこの海底迷宮の迷宮(ダンジョン)地図(マップ)の紙片です

自動更新式世界地図があればそれに吸収させれば使用できます

さきほどの人工物の位置も登録されています』


「ありがとうございました」


『・・・竜王の主様、最後に私から貴方にコレを差し上げます』


ラピスさんは自分の貝の中から一つの球体を取り出し僕に渡してきた


「・・・これ真珠?」


『それは竜の卵です、ソラ様』


「竜の卵!?」


『その卵から生まれる竜は全ての海を統べる海竜王種です』


「・・・・貝の人魚から海竜の卵って」


『その卵は玄武様より竜の主に相応しい者が現れたら授けるよう命じられていたのです』


『ソラ君、海竜種は激レアなんだよ?』


『しかもその卵から生まれるのは海竜王種です、激レア処の話ではないんですよ?』


「え?王が付くと何が違うの?」


『竜種の名に〈王〉の名が入る竜は竜王になる資格があります』


「え?竜王って」


『因みに竜王は一定期間で入れ替わります』


「・・・期間ってどれ位?」


『私達三人はかれこれ五百年位ですね』


『現役で一番長いのは天龍(エディーネ)の二千五百年ですね』


神龍(ザァハーク)がそろそろ八百年位かな~』


「・・・初代竜王ってどれ位前?」


『初代竜王様は・・・三千年前位前だと聞いてます』


『因みに~天龍(エディーネ)も初代五大竜王なんだよ~』


天龍(エディーネ)だけ妙に現役が長くない?」


『それはね~・・・ゴメン今はまだ教えられない』


「?・・・・まあいいけど?」


『竜王の主様、次代の竜王が一柱をお願いします』


「分かりました、お預かりします」


その後再びセイに騎乗し海上を目指した







再び魚達を海流で虐殺しながら
















一方 雪山では


『『『『『『ギャギャ!!』』』』』


よその山から超大量の雪猿がなだれ込み食料が足りなくなり

今にも麓の町を襲撃しようとしている


そんあ状況に出くわした二人の少女


「この雪猿の群れどうにか止めないと麓の町が危ないの」


「ハイネちゃんここで迎え撃ちましょう」


「了解なの」


幸いにも雪猿のレベルは差ほど高くなく、なんとか町への襲撃を

食い止めている状態だったが


時間が経つに連れ


「数が多すぎるの」


「さすがにこの数は」


圧倒的数の差に少しずつ追い詰められていく二人


絶体絶命の時二人に加勢する存在があった


『ウォ~~~~~~~ン!!!』


『カァーーーー!!』


ハイネの目の前には銀色の美しい毛並みを持つ狼が


アカネの眼前には銀翼の翼を持つ巨大な烏が


二人を守るかのように並び立った


そして


ハイネの前に現れた狼が遠吠えしたと思いきや

崖上から灰色の毛並みの狼の群れが雪猿目掛けて突っ込んでいった


アカネの眼前に現れた烏が一際大きく鳴くと空を覆いつくす程の白や灰色の鳥の群れが

現れ雪猿の目玉を潰しに掛かった


「狼さん、助けてくれるの?」


とハイネが尋ねると


ペロリ


狼がハイネの頬を優しく舐めた


「ん、一緒に戦おう、狼さん」


ポーン♪


銀狼(シルバーウルフ)が仲間になりました~♪〕


「よろしくね・・・ベルフ」


『ウォン!!!』


〔ハイネのTRが5上昇した〕


ハイネ ♀ 15 TR20


INT(魔力量) 300


契約モンスター


白牙猫Lv5 レウガー ♂ TR10(-5)

青白狐Lv4 ルナール ♀ TR 6(-3)

銀狼 Lv7 ベルフ  ♂ TR20(-10)




一方、アカネは


『キュピィー!』

『キュ~イ』

『カァー!!』


いつの間にか仲良くなっている3羽の鳥達


「えっと・・・よろしくでいいのかな?カラスさん?」


『カァー!!』 コク


ポーン♪


銀翼の烏(シルバーレイブン)が仲間になりました~♪〕


「これからよろしくね・・・アルブム」


〔アカネのTRが5上昇した〕




アカネ ♀ 17 TR23


INT(魔力量)330


契約モンスター


緋色鳥 Lv6 エカラート ♀ TR10(-5)

鸞霊鳥 Lv5 ランクス  ♀ TR8 (-4)

銀翼烏 Lv7 アルブム  ♀ TR16(-8)




「「さあ、反撃開始ね(なの)!!」」


こうして二人の少女と山に元から住む狼と鳥の活躍により

雪猿は数を減らし山から逃げていった





そしてクエスト終了日


〔クエスト《世界巡りの旅》は只今を持って終了です只今より報酬アイテムの配布を開始します〕


「おつかれさま」


「おつかれなの~」


「おつかれさまです」


「二人はこの後ってどうするの?」


「暫くこの町で活動しようと思う居ます」


「私もなの~」


「そっか」


「ソラ君は?」


「僕はちょっと西と南を見て回りた〔次クエスト告知!!〕・・・って」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



クエスト名 迫りくる災厄 


クエスト  参加者 全プレイヤー


クエスト  概要  中央の町にモンスターの大群が進行中これを撃退、撃破せよ!!


内容 中央の町(王都)に東西南北から進撃してくるモンスターの大群から王都を守れ


クリア参加条件 特になし


クリア地点 《中央の町》(王都です)


クリア報酬 10000000Fc  


備考 〈参加は自由ですが王都が陥落すると世界がまずいですよ?〉

   クエスト開始は4日後ですが王都までは徒歩2週間掛かります急ぎましょう

   外壁の門はどんなに頑張っても半日で落ちます

   モンスターはクエスト開始と同時に出現するので王都の警備は直前まで気が付きません

   プレイヤーが一定数参加しないと確実に王とは陥落します

   外門と内門の間に住む人はとても危険です


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


周囲のプレイヤーも今のクエスト告知を聞いて慌てている


「王都が!?」


「これ間に合わないだろ!!」


「ソラ君どうする!?」


「レウガーやベルフに乗って行けば少しは早く着くと思うなの」


そんな中、僕は備考のある一文が目に焼きついていた

それは〈外門と内門の間に住む人はとても危険です〉


外門と内門の間に住む人の一文を見て僕の脳内に一瞬

一人少女と子ども達の顔が思い浮かんだ


行かなくちゃ


「・・・セイ」


「はい」


「フルで飛ばしてどの位だ?」


「竜王を甘く見ないでください、1日で辿り着けてみせます」


「行くぞ!!」


「「「了解!!」」」


出発しようとした矢先にアラート音が聞こえてきた


ブーブーブーブー!!!!!!!


「今度は何だ!?」


〔現在、北西の氷海上空より大型の嵐が接近中です

嵐の接近中は騎乗スキルによる移動は不可能です〕


「な!?」


「こんなタイミングで!?」


〔繰り返しお伝えします

現在、北西の氷海上空より大型の嵐が接近中です

嵐の接近中は騎乗スキルによる移動は不可能です〕



〔嵐が過ぎ去るまで2~3日かかりますそれまでの間

危険ですので絶対にモンスター騎乗しないようご注意ください

以上天候観測班よりお伝えしました〕



こうなりゃ


「セイ、メイ、キサラ!!嵐が過ぎ去るまで走るぞ!!」


「ソラ様、私は嵐を司る竜です。私が嵐を抑えますのでその間に」


「ダメだ戦力が足りなくなる」


「ですが!!」


「ともかくここで話していても仕方ない行くぞ!!」


ダッ!!


「私達も行こうハイネちゃん」


「なの!!」


こうして僕達は嵐の中

王都へ向けて急ぐのであった




そして3日後


「ソラ様、嵐の領域を突破しました騎乗可能です!!」


「アカ姉は私とベルフに相乗りなの」


「よろしくねベルフさん」


「間に合えよ!!」





モンスターが王都へ進撃するまで後 1日

読んでもらえたのなら感謝です

本日もう一話更新します

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